ソーシャルメディアとIR(投資家向け情報公開)についての大和総研の米山徹幸さんの連載、面白いです。簡単に記事の概要をご紹介。
・ツイッターは「セーフハーバー」(予測に関する注意書き)が書けないのでIR情報の発信はできない?という議論。意見は賛否で二分された。
・ソーシャルメディアが従来のリリース配信に取って代わることは、短期的にはありえない。だが、コミュニケーションの質を、双方向なものに変えたことは注目に値する。
5つのステップ
1.優れたIRサイトの構築。2.IRサイトのコンテンツの充実。
3.IRサイトにソーシャルメディアのリンクを用意。RSS、スライドシェア、フリッカー、ユーチューブ。
4.ツイッターでニュース配信。IRサイトにリンク。ツイッターの強みは「ライブ」。ユーザーの参加チャンスを生む。
5.モニタリングし、サイトの向上を図る。
・流れは「ソーシャルメディア解禁」に。IRポリシーの策定も求められるだろう。
これが海外のIRの最新事情。導入のステップを紹介しているとはいえ、感想としてはこの程度?という気持ちも。中心は相変わらずIRサイトでの一方通行な情報発信。法の制限がありますから、迂闊なことができないのでしょう。
ソーシャルメディアを用いて担当者が投資家の質問に答える、その他のサポートをダイレクトに行う、といったことができる時代にはまだ遠いようです。IRという分野にこそ、企業がソーシャルメディアに参入し、消費者と会話することが求められていると思うのですが…。
ちなみに広報会議、佐々木俊尚さんのツイッターに関する連載も掲載されています。今月はハッシュタグについて。良い雑誌です。PRにおけるソーシャルメディアの重要性をもっともっと伝えていって欲しいです。