ソーシャルメディアマーケティング施策に、社会貢献のエッセンスを絡める手法がアメリカでは一般的になりつつあります。
■ コカコーラ「Live positively」:友人へギフトを上げるとコカコーラが代わりに1ドルを寄付。
■ ターゲット「Super Love Sender」:グリーティングカードを送るとターゲットが代わりに寄付。
■ ディズニー「Give a Day. Get a Disney Day.」:ボランティア活動をして、報告するとディズニーリゾートの無料チケットが貰える。
■ ペプシ「Refresh Everything Project」:スーパーボウルの広告をスキップして行われる、総額20億円のキャンペーン。「世界を変えるアイデア」のコンテストを行い、選出されたプロジェクトへ活動資金を提供する(解説記事へリンク)。
■ 参考記事:ソーシャルマーケティングのキーワードは「社会貢献」
などなど…まだまだありそうです。
日本ではまだ同様の例は見当たらないですが、きっとこの流れは来るでしょうね…というか来て欲しいですし、その動きを作り出したいです。
企業主導で日本の寄付文化が代わり、NPO/NGOが食べていけるようになり、社会が良くなる…楽観的ですがそんな未来もあり得そうです。やはり企業の力は強いです。
上の例はキャンペーンの中の「社会貢献」ですが、多くの企業にはそもそもCSR活動という名の社会貢献が求められています。ですが、依然としてCSR活動は pdfのアニュアルレポートの中に閉じられた世界であって、ソーシャルメディアとの絡みはほとんどありません。社会貢献活動は、企業がアピールするコンテンツとしてはとても素晴らしいものなのに、現状は多くの場合「もったいない」ことになっています。(アピールというと嫌らしさがありますが、広くオープンにすることで認知向上、新たなコラボレーション、参加者の獲得も期待できますし、フィードバックを得ることでCSR活動自体も改善できると思います。いずれにせよ、せっかく人件費を掛けて良いことをしているのにアピールしないのは勿体無いです。)
ソーシャルメディアマーケティング施策の中の「社会貢献」、CSR活動とソーシャルメディア、この二つを上手くつなげて、ビジネスから社会を変える動きを作り出して行きたいと思います。
というと、なんだか活動家のような言葉ですね…。ですが、個人的に「NPO/NGOが食っていけないこと」は問題だと感じています。資金が無いから人が雇えない。人が雇えないから資金を生み出せない。このサイクルを絶つことができれば、彼らの活動は向上しますし、資金力を持った団体は企業にとって顧客にもなり得ます。
また、この資金に関する悪循環を絶つ鍵になるのが、プロボノ活動であるとも考えています(プロボノに関する記事へ)。
と、話が逸れてしまいました。「ソーシャルメディアマーケティング×社会貢献」、引き続き研究していきたいと思います。
[...] これは非常に示唆に富む指摘だと思います。「価値観や企業姿勢、顧客へのスタンスを売る」という言葉は、ソーシャルメディアに企業が取り組むことで得られる効果を表しているようにも思えます。チーフ・コンテンツ・オフィサーの登場や、「最愛を目指すマーケティング」にも通じる、大きな変化が読み取れるような気がします。 個人的な予想としては、コーズ・マーケティングの中にソーシャルメディアの要素が取り入れられていくと考えています。やや乱暴ですが、主体を入れ替えれば「ソーシャルメディアマーケティングの中に社会貢献の要素が入ってくる」とも言えるでしょう。 (ここら辺は大柴ひさみさんの記事が詳しいです。SMMと社会貢献については、僕も以前書かせて頂きました。) [...]