超独断と偏見です。スタートアップということで、創業または主要サービスリリースから1年未満程度の国内企業を集めました。
シュアール
一番注目しているスタートアップがこちら。シュアールの革新性を見出せないスタートアップ関係者はヤバい、と僕は思っています。
(といっても公式サイトには情報がほとんど載っていないのですが…知りたければ僕が熱く語るのでご連絡下さい笑)。
「手話にまつわる課題」をテクノロジーで解決している、いわゆる「社会起業」寄りのITスタートアップです。社会起業とスタートアップのハイブリッド、といっても良いかも。
お金にならないことをしているのでは?と思われがちですが、シュアールはしっかりとビジネスを生み出しています。上場を目標にしているかは存じ上げませんが、十分それを目標にできるくらい「稼げる」会社だと僕は見ています。
シュアールのように「社会的な課題」からスタートするITスタートアップを増やすことが、僕の目下のミッションだったりします。なので筆頭に挙げさせて頂きました。ファウンダーの大木さんには、新世代の起業家のロールモデルとなって頂けると期待してます。
PIRIKA
ピリカはゴミ拾いをソーシャルにするスマホアプリです。同じく社会的な課題から始まっているITスタートアップとして注目しています。ファウンダーの小嶌さんは環境問題に強く関心を抱き、このソリューションを作るに至ったとのこと。
注目したいのは、このソリューションをいかにビジネスにしていくか、という点。詳しくはTechWaveのインタビューをご参考ぜひ。今描いているビジネスモデルをどこまで実現できるかが鍵でしょうね。楽しみです。
PIRIKAはビジネスを作っていく考えのようですが、個人的には寄付を集めてR&D/運営資金にするという戦略も取れるのではないかと思っています。事業収入と寄付収入のバランスを取りながら、サービス運営を行うスタートアップもぼちぼち出てくるのでは、と予想しています(海外だとCouchSurfingは寄付で運営されているようです。日本だとJustGivingも事業+寄付のハイブリッド型です)。
U2plus
U2plusは、非常に身近な社会的課題である「うつ病」からの回復をサポートするSNSです(現在クローズドβ)。
特に軽度〜中度のうつの回復に役立つ「認知行動療法」をオンラインで受けることができます。また、ソーシャル機能も有しており、治療者同士で励ましあいながら治療を続けられるようにもなっています。ソーシャル部分は本当に素晴らしいUXデザインです。
こちらはマーケットの規模と需要を考えると、十分にマネタイズできるのではないかと期待しています。ファウンダーの東藤さん含め、チーム全員うつ経験者というバックグラウンドもあり、良いサービスに発展していくことが期待されます。
nana
「歌版instagram」というと丁度よい感じ。リアルタイムに音声意フィルタリングを掛けられて、さらに他人の歌声に音を重ねることもできます。今年一番デモを見て感動したアプリです。昨日のTC tokyoでも観衆を沸かせていました。かなり感動する体験なので、乞うご期待です。
WonderShake
サービス自体はデイリーユースになっていませんが(やっぱり学生向けなのでしょうね)、特にファウンダー鈴木君のリーダーシップと、それに付随する業界の支援は目を見張るものがありました(特に、リリース時のメディア露出は圧倒的)。
少しずつ改良を進めているようですので、今後の発展に期待したいところです。資金調達も終えているので、まだまだ飛躍してくれるはずです。
Retty
これは完全に個人的に便利で使わせて頂いております。こういうサービスが欲しかった。iPhoneアプリはレストラン発見アプリとして良い感じです。
また、TSのumekiさんの手腕とされる、巧みなキャンペーンも特筆に値するでしょう。彼らのキャンペーン手法は多くのスタートアップにとって参考になるものだと思います。
みんなのウェディング
このリストの中ではダークホースな感じもしますが、個人的にスーパー注目しているスタートアップです。創業自体はまだ1年ということなので、スタートアップの括りに入れてもよいでしょう。
特筆すべきはその「社会性」。ウェディング市場にまつわる様々な課題をテクノロジーで解決しようとしていく姿は、いわゆる社会的企業を彷彿とさせます。メンバーそれぞれが課題を解決したがっているため、モチベーションも、クリエイティビティも非常に高水準。
本気で上場も目指しており、組織のスピード感も良い感じです。今働くならこの会社、という感じです。エンジニアの方とか特におすすめ。
Readyfor?
クラウドファンディングという文化を創らんとするReadyfor?も、高い社会的意義があると思います。
同コンセプトのサービスにももちろん意義はあると思いますが、Readyfor?は特にチャリティ系プロジェクトにもフォーカスを置いている点が個人的に高ポイントです。
日本ではまだ整っていないオンライン寄付市場の整備を担うプレーヤーとしても、勝手に期待しております。良いツールは出始めていますが、寄付集めの道具はまだまだ少ないのが現状です。NPO/NGOの方はReadyfor?をぜひチェック。
isave
こちらもチャリティ系。ツイートやフェイスブックのアップデートが1円の募金&広報支援になる「マイクロボランティア」アプリです。
ファウンダーの篠原さんは「モバイルの力を使って社会を変える」という言葉をもって、isaveを運営しています。デイリーのアクティブユーザーは300〜500人程度ですが、このアプリを百万人の人が使えば、本当に世界は変わると僕は思います。
募金はスポンサー企業が拠出しているため、利用は無料です。ぜひ皆さんの小さな空き時間を、社会を変えるアクションに。現在Android/iPhoneが用意されています。「えーっ、isaveしてないの?クールじゃないねー!」と言われるくらいまで広がってほしいところ。CSR担当の方は選択肢としてぜひ。また、エンジニアも募集中とのことです。
Crowy
個人向けのシンプルで軽量なソーシャルメディアダッシュボード。Rettyを同じくデイリーユース系。重くて辟易していたHootsuiteから乗り換えました。
このサービス、コワーキングスペースから生まれたというストーリーも魅力です。クリエイティブな人が集まるとこんなサービスまで生まれてしまう、という好事例ということ選ばせて頂きました。来年はコワーキングスペース発のサービスも多く生まれる予感。
という感じで、12月は仕事が忙しそうなので早めにまとめてみました。
取材できていないスタートアップ、ご紹介したいスタートアップはまだまだあるので、次回からは上半期・下半期で勝手に選んでいきたいと思います。
もし宜しければ、皆さんが選ぶスタートアップ10選も、ぜひフェイスブックやツイッター、ブログでシェアしてみてください。僕のチョイスはかなり社会起業、NPO/NGOに振れているように、好み別れて面白いんじゃないかと思います。
追記:
呼応してユリコカイさんがこんな記事を書いてくれました。素晴らしいチョイスですので合わせてぜひ。














