Archive for September, 2009

企業のTwitterアカウントは、そのペルソナをどう設定するべきか

Twitter, WEB技術 | Posted by IHayato
Sep 24 2009

Algunos apuros
Creative Commons License photo credit: Leti Rivero . . .

現在うちの会社もTwitterを利用しようと試みています。

色々と勉強してみて気づいたのは、やはりどう個人性を出していくかが重要だということです。言い換えれば、どういう仮面(ペルソナ)を被って振舞うのか、ということです。

そんなことを考えていたら、こんな記事がありました。実に素晴らしいです。

圧倒的にTwitterを使いこなしている一人勝ち企業が出ないうちに、Twitterを試したい企業は試行錯誤すればいいのに。キーワードは「白石さん・社内横断的なチーム・ASAYANメソッド」

現在@JINSMANが行っている注目すべきTwitter利用プロモーションは、まさに白石さんと化しています。「@JINSMANに荒唐無稽なことをつぶやこう!」みたいな流れがこのまま出来れば、もっともっと話題に上ってくるでしょうね。

うちのような会社でTwitterをやる時は、さしずめ「誠実で積極的に情報発信をし、Twitterコミュニティの活性化に貢献しようと模索している若手社員」なんてペルソナが良いんでしょうか。ユーモアを見せられれば良さそうですが、うーん中々難しい。

ペ ルソナ、という意味でLevi’sの@Levisguyは面白いですね。顔出しでオンライン世代の若手社員を使うことでブランドメッセージである 「Authentic(正真正銘の)」を演出していると。RSSBotと化した企業アカウントはちっともAuthenticじゃないですからね。いっそ個 人性、ペルソナを前面に出して情報発信することで効果的なメッセージになる、と。

ですが、成功例を色々と見てますと、やっぱりコンシュー マ向けだったり、元々の知名度がある程度高い企業がほとんどです。BtoBで知名度の低い企業がいかにお金を掛けずTwitterで成功するか、と言った 点に関してはなかなか良い事例が見つかりません。良い戦略は無いですかねぇ。

半導体メーカーなんでロボット風のキャラを作るとか。そのアカウントは公式Twitterチャンネルで応募するとか。語尾が全部「ギャボー」みたいな奇抜なペルソナで勝負するとか。うーん色々とやりようはありそうですが…。

Twitterで「困った」「面倒」「不便」で検索すると世界が変わる

Twitter, WEB技術 | Posted by IHayato
Sep 24 2009

Twitterの企業利用を模索しています。

Mother's Day
Creative Commons License photo credit: quinn.anya

色々試してみてるんですが、Twitterで「困った」「面倒」「不便」といったワードを検索すると面白いです。IT系の人は新しいアプリの開発とかの参考になるんじゃないでしょうか。サービス業にもいい。

他には「不満」「手間」「重い」「遅い」「汚い」「嫌」とかも良いです。誰がどういう不満を抱えているのかをざっと把握することが出来ます。 まぁ数が多すぎるんであれなんですが、たまにこれは!と思うつぶやきを見つけることが出来ます。「企業名」「商品名」に加えてこれらのキーワードをモニタリングするのも良さそうですね。

Twitterは企業利用でこそ価値がある

Twitter, WEB技術 | Posted by IHayato
Sep 23 2009

How to link your Flickr and Twitter accounts - Step 3
Creative Commons License photo credit: Ivan Walsh

Twitter、非常に面白いです!
あれは企業側からすると大変有効です。

こんなエピソードを。
—————————–
search.twitter.comを用いて、モニタリングしておりましたところ、うちの会社のホームページのナビゲーションが最悪だ!という旨のつぶやきを見つけました。

そこで、「こんにちは、広報です。いつもご利用有難うございます。ご指摘の件は善処したいと思います」との旨をReplyをしました。

するとその数分後、その方からReplyがあり、詳細なクレーム情報を頂くことが出来ました。
—————————–

重要なのは、以前なら聞くことすら叶わなかったような顧客の要望を吸い上げることが出来たことです。ささいなクレームってのはわざわざ窓口まで来て言ってくれないものです。Twitterは企業がそうした意見を吸い上げる手段として、非常に有用なのではないかと思います。接客が悪かった、

また、従来の顧客コミュニケーション(展示会、広告)では出来なかったような、密接なコミュニケーションが可能であることも重要点です。このやり取りで少しでも当社の名前を好きになってもらえたのでは、と思います。

うちの会社はBtoB企業ですが、これがコンシューマだとさらに幅は広がりそうです。ストッキングメーカーの福助さんなんかは素晴らしい取組みを見せています。

また、どこから知ったのか、うちの会社と同種目の企業スポーツに力を入れている企業さんからは「タグを付けて一緒に情報を発信していきましょう」とのお誘いを頂くことが出来ました。喜んで賛同させていただきます。

しかも、これらのやり取りが行われたのは、アカウント作成からわずか2日間。まだTwitterのアクティブなユーザーは精々数万程度だと思われますが、もっともっとユーザーが増えてフォローしてくれる人が増えたら…一体どんなコミュニケーションが可能になることでしょう!
密接なコミュニケーションに基づくブランド力向上、これぞ真の広報の仕事です。ちょっと興奮。

しかしまぁ、見れば見るほどこれを使わない企業は非常に損をしていることが分かります。
例えば

「コンビニでスターバックスの抹茶ラテこうた!うまい!おすすめ!」

なんてつぶやきに対してはスターバックスさんは御礼を言うことができますし、

同じくスタバ関係では

「スタバ関係者がいたら、聞きたい。俺、いつもソイラテなんだけど、嫌な顔されるときがある。アレってもしかして面倒なの?面倒なら空いてる時だけ頼む様にする。」

こんな書き込みもあります。

「マクドナルドの紙コップ下部に描いてある、ドナルドの腕が長すぎる件について」

に対しては「マクドナルド広報です。ご指摘にドナルドの腕の件、確かに長すぎる気もいたします。ドナルドには少し可哀想ですが腕を短くする必要があるかもしれません。貴重なご意見有難うございました。」みたいに生協の白石さん風のReplyもいい。

「困った」で検索を掛けておいて企業が解決できる際はアプローチするのも良いでしょう。
耳栓メーカーは「うるさい」で検索かけておくとか。

うーん色々出来そうです。とりあえず企業の広報担当者が会社名と主力商品名で検索かけておくのは必須ですね。うちのようなあまり知名度の高くない会社でさえバズ(クチコミ)があるんですから、コンシューマー向けやってる企業なんかは利用価値凄く高いはずです。

なんぞや実際にアメリカでは66%の企業がTwitterに参入しているそうです。もう効果はとっくに立証されているんですね。恥ずかしながら、ようやく気づけました。

多分このギャップってのは、一消費者としてTwitterがそこまで魅力的に映らないことが要因なのでしょう。そんないちいち呟きたくないし、そもそもデバイスが無いですし(iPhoneがあれば別なんでしょう)。

広告業界の方は勿論、企業の広報担当者は是非この効果に気づくべきです。新しいメディア戦略、色々提案してもらいたいです。

【半導体業界動向】技術力の行方

半導体業界動向 | Posted by IHayato
Sep 17 2009

Silicon
Creative Commons License photo credit: huangjiahui

グローバルに競争が加速する中で、日本の設計者が何をやるべきなのか。どういった方向性を持って技術開発をしていくべきなのか、難しい課題です。

IntelのAtomを搭載したような高性能・廉価なデバイスこと「リーズナブル・デバイス」という言葉が出てきたようですが、これがまさに技術開発の方向性についてヒントを与えてくれるものです。

そもそもAtomをなぜIntelが開発できたかというと、それは豊富な設計資産(IP)を持っているからです。Atomのようなデバイスは、いわば「下から一から設計する」のではなく「上を一段落として設計する」という、“上”ありきのデバイスです。Pentiumシリーズ、Coreシリーズなどの比類なき製品群を抱えるIntelだからこそ、ああいったデバイスの開発が可能なのです。

一方で、
・システムLSIではソフトの開発の比重が高まり、開発のためのプラットフォームが必要になっている。
・マイコンでは少量多品種化が進んでいる。一から設計しては戦えない。優良なIPを持つ必要がある。
・アナログではコスト競争がさらに厳しく。安い人件費である海外リソースを使って設計する必要がある。
といったことが産業の背景としてあります。

なんぞや難しいですが、一言で要約すれば、デバイス産業は「高い技術力を用いて、より安く良いものを作る」必要がさらに高まってきた、ということができます。くり返しになりますが、Atomはその好例です。安いものは低い技術力で作られ、途上国などで使われている…という考えが一般的ですが、電子デバイスに関してはもうそれは通用しない時代になっているのです。膨大な設計資産を持つ上位企業が、それを活かして安く作ってしまうのですから。

さて、当初の疑問に戻って、日本の設計者は何をすべきなのか。
それは「利益を生むための開発」を行うことです。具体的に言えば、優良なIPを安く大量に作る、といったことが求められています。そのためには教育を通じて設計力を高め、また高度な設計ツールを導入し、それを使うことができる技術者を育てる必要があります。

そうして日本で開発した設計資産を元に、海外の現地設計者に料理してもらう、といったシナリオが成長戦略の要です。勿論そのためには海外スタッフのレベルを高めることも必要です。

まぁそれが難しいんですが…なんとか各社苦戦しているところでしょう。まだまだ設計には改善の余地があります。

WordPress MU+Members only(Feed key)で認証が必要なRSSを取得する

Wordpress, 社内ブログ | Posted by IHayato
Sep 10 2009

Night Weaver
Creative Commons License photo credit: Susan E Adams

WordPress MUとBuddypressで社内ブログを構築しています。
ルートに全ブログのポストをRSSで取得し、共有RSSとしても使えるポータルブログを置こうと考えました。これにより全ブログの全文検索も可能になります。(参考:WordPress MU と FeedWordPress で社内ブログポータルを作る
ポータルのRSS集計システムには、FeedWordpressというプラグインを使います。参考サイトでは別に無印WPを入れていますが、現在のバージョンならWPMUでも動くようです。

さーこれでポータルもできて、あとはマニュアルとかガイドライン作るだけだ…と思ったらMembers Onlyというログイン認証をかけるプラグインを入れているため、普通にフィードをFeedWordpressに登録しようとしてもだめです。RSS Validatorで見てみたところ、フィードを取得しようとすると認証画面のHTMLに飛ばされているようです。

うーんどうしたものか。.htaccessでベーシック認証かけるのも良いんですが、グローバルにやろうとしてるんで各国事業所のIPアドレス調べるのだるいし、休職中だったり出張中の社員にも書いてほしいんで、モバイル・社外からも書き込めるようにしたいんですよね。WPでは.htaccessの設定は一手間かけなければいけないみたいですし。やっぱりMembers Onlyを使ってWPMUのログイン認証を使いたい。

何かないかと探した結果、灯台下暗し、素晴らしい機能がMembers Onlyの中にありました。Feed Keyという機能です(単品で同名のプラグインあり。Members Onlyがインストールされていれば両方インストールする必要はなし)。

どういう仕組みかよく分かりませんが、こいつを使うとプロフィール編集画面にユーザー固有のRSSフィードが形成され、そのURLを介してアクセスすればログインなしでもフィードが取得できるようです。仕組みが分からん。この固有フィードをFeedWordpressに読み込ませると、見事新着記事を取得することが出来ました。

これでログイン認証をかけたセキュアな社内ブログでも、RSSフィードを使い記事を集計したポータルブログを作ることができました。無料で、PHPもいじることなく、FTPにもアクセスすることなく(社内からFTP繋げないようになってます)ここまでのことが出来るんですからやっぱりWordpressは凄いです。

広告は企画力から技術力へ?

Uncategorized | Posted by IHayato
Sep 08 2009

最近思ったことです。

競合から抜きん出るためには:

①ある程度良い製品である必要

②多大な広告費を用いてマスアプローチをする必要

があったが、

現在は

①良い商品でなくてはならない(消費者は騙されにくくなった)

②興味のあるユーザーにどれだけリーチし、提案できるか

という図式に変わったのではないかと思います。

とすると昔はコピー、広告展開戦略などの、いわば「企画力」が広告の期待される力だったと言えます。

しかし現在は「技術力」が要になっていると考えます。

興味のあるユーザーにどれだけリーチできるか、というのはまさにコンテンツマッチ広告や検索連動型広告の目的とすることです。Googleアドワーズなんかを見ても分かるように、これらのネット広告は基本的に簡素で、精々バナー動画がある程度です。これらの広告においては「提案」に重きが置かれ、従来のキャッチコピーや華やかな広告戦略は身を隠しています。

コンテンツマッチ広告はいわゆる「セマンティクWEB」と多大な関連があります。まだまだ完全にセマンティックにはなりきれていませんが、HTML5、その先の技術などでWEBはさらに「意味」に価値を置くようになるでしょう。

セマンティックWEBが加速すれば、WEB広告はさらに強力になります。閲覧者の行動をより的確に把握し、強力な提案を行うことができるようになるでしょう(今のコンテンツマッチはまだ的外れな時があります)。

その意味で、広告会社はいかにデータベースを持ち、セマンティックな広告を展開できるかが、収益を左右する要因となるでしょう。現在のGoogleはまさにそれです。

サービスを展開し、ユーザーを獲得し、そのデータを用いて広告を展開する。こういった図式が確立できれば、広告会社特有の受注が取れるか否か、という丁半バクチからは逃れることができるでしょう。

そのためには、やはりIT系の技術力が重要になってきます。勿論サービスを自社で展開することなく、他社のサービスに乗ることも可能です。iPhone広告なんかがそれです。

もっともっと広告関係の人はITに親しむべきです。市場が大きくなるのは確実ですし、より安定的なビジネスを掴むチャンスとなるはずです。

シリコンバレーとの時差をなくすために見るべきサイト

広告, WEB技術 | Posted by IHayato
Sep 05 2009

00:00:01
Creative Commons License photo credit: box of lettuce

最新のソーシャルメディア利用広告の動向を伝えてくれるOnline Adさんは、大変啓発的なサイトです。広告関係の人はRSSで購読するべき。

今日も面白い記事がありました

米国と日本ではソーシャルメディアの企業活用への意識が段違いです。何を隠そう僕の会社もそうでして、アメリカ広報スタッフと日本広報スタッフでは絶望的な意識・知識の乖離があります。もっともっと啓発していく必要があります。効果があるのは明らかなんですから。

アメリカスタッフと話していて感じましたが、やはりシリコンバレーとは時差があります。WEB関係ビジネス、特にWEB広告・広報の分野ではいかにこの時差を無くしていくかが、ビジネス成功の鍵を握るといっても過言ではないと思います。

そのためにはアンテナを常に高く張る必要があります。いくつか有用なサイトをご紹介します。

■TechCrunch (WEB技術の最新動向を伝えるサイト)

■TechCrunch Japan (日本語サイトは本国サイトより記事が少ないです)

■Markezine (国内ニュース把握のため)

■日経ネットマーケティング (国内ニュース把握のため)

■業界人間ベム (広告業界の方が書く啓蒙的なサイト)

これらのサイトからは色々なヒントを得られるはずです。英語リソースで参考になるサイトをもっと知りたいところですが…。

ソーシャルバナー広告の可能性

広告, WEB技術 | Posted by IHayato
Sep 05 2009

なんぞやこんなものがあるようです。

「新しきボルボXC60。」キャンペーンでは、ボルボの新型クロスオーバー「XC60」のモニター募集を行っており、応募フォーム内にある「あなたがXC60に乗って実現したいこと」を投稿すると、その投稿が随時バナー広告にも出現する仕組みだ。 「新しきボルボXC60。」キャンペーンでは、ボルボの新型クロスオーバー「XC60」のモニター募集を行っており、応募フォーム内にある「あなたがXC60に乗って実現したいこと」を投稿すると、その投稿が随時バナー広告にも出現する仕組みだ。

サイトの企画とコラボレーションしているあたりが面白いですね。

これ自体は別にそこまで面白いものではないと思いますが、いろいろ可能性はありそう。

たとえばこんなiPhoneのゲームをヒントに、1万秒または1万人に一人だけバナーをクリックすると当たりが出て、景品がもらえるor特別キャンペーンサイトに誘導する。バナーにはコメントが自由に投稿できて、クリックした人数とかも出る。

もはや空気となったバナー広告ですが、こんなものなら思わずクリックしちゃうかも知れません。