米国では求人も多い「コミュニティ・マネージャ」職について調べてみました。
どんな仕事か分からない、という声も良く聞きます。僕自身も深く理解していませんでした。
wikipediaの解説では下記のように記されています。
オンラインコミュニティマネージャは急速に求められている職種である。この職種に就く人々は、ブランドやコーズ(cause)に関するコミュニティを構築し、育て、管理する仕事を担っている。
Jeremiah Owyangが「コミュニティマネージャの4つの資質」をまとめていたのでご紹介。
The Four Tenets of the Community Manager
1.コミュニティの推奨者(A Community Advocate)
コミュニティマネージャの役割の一つは、消費者を代表すること。企業コミュニティと外部サイトで発生する消費者の声を傾聴し、消費者のリクエストやニーズに応え、プライベート/オフィシャルの両方で関わっていく。
2.ブランド・エヴァンジェリストコミュニティマネージャはイベントや製品などを、トラディショナルなマーケティング戦術とディスカッションを用いてプロモートしていく役割を担う。コミュニティマネージャがコミュニティの中での信頼を集めていればいるだけ、ブランドへの信頼も高まる。
3.優れたコミュニケーションスキルと編集技術コミュニティマネージャは、様々なコミュニケーションツールに精通しなくてはならない。また、コミュニティ内のスラングや専門用語も理解する必要がある。
議論が紛糾した際には調停者となり、特に批判者を適切に扱う。
また、コミュニティの「編集者」となり、数多くの社内のステークホルダーとの調整をしながら、適切なコンテンツを適切な時期に投稿し、やり取りをフォローアップする責任がある。
4.将来のサービスや製品開発に役立つコミュニティの声を集めるオンラインコミュニティ内では、リアルタイムで、フィードバックを与えることに積極的な消費者が多い。
MashableではTipsがまとまっています。こちらは項目だけご紹介。
10 Tips For Aspiring Community Managers
1.製品と企業のエキスパート、エヴァンジェリストになる
2.製品と企業を愛する、しかしユーザーの目線に立つ
3.コミュニケーションスキルを生かす
4.ブログなどを通してソーシャルメディア上でプレゼンスを築く
5.Authenticである
6.力を入れるべきプラットフォームに優先順位を付ける
7.傾聴し、価値を付加し、関係を構築する
8.オンライン/オフラインで関わりあう
9.起業家のように考え、変化に付いていく
10.同僚をエンパワーし、コミュニティビルダーとなる
コミュニティ・マネージャが求められている背景としては、企業がオンラインコミュニティを持つケースが増えてきたからなのでしょう(そのままですが)。
コミュニティの構築・育成・管理は、特別なスキルを要します。強いて言うならカスタマーサポートに求められることと似ている、としばしば言われます。
とはいえ、Mashableにも記述がありますが、コミュニティマネージャに求められる役割は企業によって大分違うようです。実際に求人を見てもバラつきがあります。wikipediaの「ブランドやコーズ(cause)に関するコミュニティを構築し、育て、管理する仕事」というのはシンプルで良いですね。
これは僕の考えですが、コミュニティ・マネージャに求められるのは「ユーザー同士を繋げる能力」なのかな、と考えています。
ツイッター担当者に主に求められるのは「企業とユーザーを繋げる能力」であるため、少し差異があります。コミュニティマネージャは主役ではなく、あくまで裏方です。裏方に徹しながら、継続的にコミュニティをリードし、成長させていく。難しいことです(特に「継続的」である点が)。
ちなみにコミュニティ・マネージャの年俸は30,000ドル~100,000ドル位の幅になっています(Glassdoor)。比較的高収入な職種と言えそうですね。
間違いなく日本でも必要とされてくる職業でしょう。というか既にコミュニティ・マネージャ的な役割を担っている人は多いはずです。
僕もスキルを磨いておきたいと思います。何かのご参考になれば嬉しいです。