Archive for the ‘NPOのソーシャルメディア活用’ Category

Twestivalについて

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Aug 17 2010

Twestival自体はまだ大分先なんですが、来月あたりブレスト会をやりたいなぁ、と考えているので下調べ。


2010年は日本で行われませんでしたが、全世界規模のツイッター・フェスティバルがあったりします。その名も「Twestival」。年に一度、3月くらいに行われる企画です。

Amanda Roseという女性がcharity:waterという非営利組織のファンドレイズのために始めた企画で、2010年のTwestivalには全世界で1万4千人以上が参加し、46万ドル以上をレイズしています。


主催したい人はTwestivalのページに「ホスト」登録することで、主催者になることができます。英語に堪能であることなとが条件だったはず。そんなに大変なことは要求されません。

ただの飲み会ではなく、チャリティのためのファンドレイズ、という点が日本で行う際に注意したい点です。英語ですが、MashableのPete CashmoreがTwestivalの意義についてCNNで語っています


形式は自由で、集まって歓談する、ライブイベント、チャリティオークションを行う、といった取組みが見られます。

greenzにも解説記事がありますね。2009年はgreenz主催で行われました。


日本中で「ソーシャル×ソーシャル」な時間が生まれるのは素敵なことだと思います。色々な人、媒体、非営利組織を巻き込んで、大きなムーブメントを作りたいところ。

誰がやってもいいものなので、皆さまもご興味があればぜひホストになることを検討してみてはいかがでしょうか。


「1 tweet , 1 SMILE」成果報告

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jun 21 2010

キャンペーンに携わった人間として、僕の方からも報告です。

「1 tweet , 1 SMILE」成果報告

・ツイボン変更者数 152名

・bit.ly (短縮URL)クリック数 1190

・ブログ執筆者数 22

・ハッシュタグツイート数 6567

・ハッシュタグツイートのユニークユーザー数 1054

・キャンペーンサイトアクセス数 2169 (ユニークユーザー数 1723)

・公式サイトアクセス数 673 (ユニークユーザー数 497)

・全ページ総アクセス数 7077 (ユニークユーザー数 5428)

・フォロワー増加数  1560(スタッフ全体  期間:5/20-6/16 )
277(代表門田アカウント @Rui_Plas  期間:6/9-6/17)

*サイトアクセス数はキャンペーン期間の1週間の合計です

「エイズ孤児支援」を行う小さなNGOが、1週間にほぼ予算ゼロで成し遂げた成果としては、非常に大きいものでしょう。

上記はオンラインのみの成果ですが、現在開催中のオフラインイベントが終わった後に、オフラインの成果も集計していく予定です。


このキャンペーンを通して、様々なことを学ぶことができました。善意の広がり、ビジョンの大切さ、オフラインとオンラインの連動…。やっぱり非営利って面白い。パラレルキャリアなんて言葉を紹介した際にも書きましたが、ビジネスにも生かせる部分は多いはずです。

「参加して良かった」と思うことは山ほどあり、また別の機会に書きたいとは思いますが、一つ挙げるとするならば、代表の門田さん(@Rui_plas)の素敵な言葉に触れられたことです。


変化を生み出す


力強いストーリーです。こういうメッセージを発信できる人間になりたいものです。自分の身の振りを、色々と考えさせられました。

若い世代がなぜ社会貢献に関心が高いか、という問題についての示唆にもなりそうな言葉です。僕にはものすごく響きました。



個人的には、今回のキャンペーンの旗振りをした、大学四年生の浅野君(@Takuyaaaaa)に拍手をしたいところです。企画の立案、モニタリング&アクションのマニュアル作成、ソーシャルメディアポリシー作成など実行面に至るまで、精力的に活動してくれました。(僕はメールでたまに相談を受けた程度です。)



今後、キャンペーンの報告会を実施していく予定です。

メンバーへのツイッターの導入、RT→ツイボン→寄付に至る段階的なアクションの提供、クチコミのモニタリング&アクション手法、Co-Tweetなど諸ツールの活用、キャンペーンの効果測定、ファンドレイズへの導線などなど、様々な点で共有できる事項があります。

強い想いを持った彼らの口から、今回のキャンペーンについて語って貰いたいです。



「エイズ孤児支援」という問題のコンテキストを変えられるか、僕はそのお手伝いをしていきます。


「1 tweet, 1 SMILE」の効果測定指標

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jun 15 2010

現在実施中のエイズ孤児問題啓発キャンペーン「1 tweet, 1 SMILE」は、それなりにKPIを取って動いています。

どんなKPIが挙げられるかと言うと、下記のような感じ。

・ツイッター壁紙変更者数
・ブログパーツ設置者数 
ツイボン変更者数 
・bit.ly クリック数/Conversations数 
・ブログ書いてくれた人の数 
・ブログコメント欄にお礼を言えた人の数 
・ハッシュタグツイート数
・ハッシュタグツイートのUU数
・ツイッター上で接触できた人の数 
・公式RT数 
・mention数 
・キャンペーンサイトアクセス数 
・公式サイトアクセス数 
・イベント来場者数 
・名刺獲得数(名簿へ) 
・期間中の寄付/グッズ販売額 
・メーリングリスト登録者数 
・ブログ購読者数 
・フォロワー増加数

理想的にはこれらの全てを取りたいんですが、スタッフのリソース不足で難しいものも幾つかあります。

今回のキャンペーンの目的は、人々とPLASとのつながりを形成・強化することです(ファンベースの強化)。
とはいえ、必ずしもそれはフォロワー数やツイート数に表れるとも思いません。

一つ良い指標になるな、と感じているのは「ツイボン」です。これはアイコンの飾りですから、UU(ユニークユーザー)数になりますし、心理的なハードルとしても適度に高いです。「ファンの数」の指標としては有効に機能しそう。

あとは当然「イベント来場者数」「寄付/チャリティグッズ収益」も大切です。ここら辺はWEBとか関係ないですね。今回は一応啓発が目的ということで、ファンドレイズ色は薄いものになっています(12月に行うキャンペーンは、よりファンドレイズ色の強いものになる予定)。

本当は事前にやるべきなのですが、KPIについてはキャンペーン終了後にスタッフと議論して、意味を考えていきたいところです。


今回のキャンペーンは、非営利のみならず、ビジネスの分野にも興味深い事例となりそうです。実際僕自身、多くのことを学ばせて貰ってます。プロボノって素晴らしい。

キャンペーン終了後も、積極的に共有する機会を設けて行く予定です。またアナウンスすると思います。


16日までのキャンペーンです、宜しければ「#May7」を付けてぜひツイートしてみてください。そこから何か生まれるかも知れません。

少なくとも、エイズ孤児という途方もない社会問題を解決するために、日々努力しているスタッフたちの力となります。

そしてもちろん、その先にあるのは、エイズ孤児たちの笑顔です。「1 tweet, 1 SMILE」は良いネーミングですね。


「公式アカウント」が必要ないケース

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jun 14 2010

プロボノとしてエイズ孤児支援NGO/PLASのサポートをしています。ソーシャルメディアを活用したキャンペーンを現在実施中で、色々と良い学びを得られています。今回のキャンペーンの成果は、しっかりと共有していきたいと考えています。


PLASは「PLAS公式アカウント」を運営していません。

代表の門田さんはせっかく素晴らしい個性があるのに、それをあえて隠すのももったいない、という理由からです(公式を開設したところで、どうせツイートするのは門田さんだったので)。また、特に非営利組織は個人の顔が見えるとファンが付きやすい、という仮説も意識しています。



思い返してみると弊社、トライバルメディアハウスも公式アカウントを持っていません。これも特に深い理由はなく、公式アカウントを作ったところで、あえてそこから発信する情報もないからでしょう。

企業の場合も、「公式アカウント」を開設することが大前提となりがちなのではないでしょうか。というか僕自身もそう考えていました。今更ながら、振り返ってみると「公式アカウントっていらないこともあるんだな」と気付いた訳です。われながら今更です。IBMさんなんかは公式アカウントがないんですよね。


今回のキャンペーンを通して、色々と気付きを得られています。やっぱりプロボノって良い。

尊敬する槌屋詩野さん(@shinokko)も、プロボノの良さを書いていて嬉しかったのでメモ。下記、時代を切り取った素晴らしい記事です。

オープンソース、Free、放牧、プロボノのビジネス


散漫な記事ですみません。PLASのキャンペーンについては、色んな場所で共有していきたいと思います。あと数日、頑張ります。

NGOのソーシャルメディア活用「1 tweet, 1 SMILE」が始まりました

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jun 10 2010

今日は僕がプロボノで関わっている、エイズ孤児支援NGO/PLASのキャンペーンについてご紹介。



1 tweet, 1 SMILE


キャンペーンの概要を一言で表現すると「ハッシュタグ#May7を付けたツイートを6,000件集める」といったもの。
6,000と言う数字は、一日に生まれるエイズ孤児の数を表しています。

このキャンペーン、個人的な狙いとしては下記の2点です。

①無関心層との新しいつながりを獲得する(代表・メンバーアカウントのフォロー/ブログの購読など)

②既に獲得しているつながりの維持・強化(ハッシュタグの参加/代表・メンバーと会話/Twibbonの参加/オフラインイベントへの参加/寄付・グッズ購入など)


もっと簡潔に言うと、「PLASを(もっと)好きになってもらうため」のキャンペーンです。

PLASはまだ若い団体です。これは僕の仮説なのですが、コミュニティにはライフサイクルがあり、初期の段階にはメンバーや代表自身の魅力が、コミュニティを構築する力となると考えています。

事業そのものも勿論大切なのですが、まずは人間的に好きになってもらう必要があるのではないでしょうか。コミュニティの初期段階は属人性が高い、とも言えるでしょう。

もう少しコミュニティが発展してくると、属人性を排除することが可能になります。つまり、コミュニティのメンバーが自発的に魅力を発見し、コミュニティを誰が運営しているかはあまり気にならなくなるのです。

言い換えればそれは、コミュニティに継続的な魅力を感じて貰えているということです。
継続的な魅力を獲得できれば、事業も持続的になるはずです。(具体的には「会費」のような形でファンドレイズが可能になるでしょう。)


PLASコミュニティとしてのフェーズは、人間的に好きになってもらう段階です。今回のキャンペーンでファンベースを強化し、今後の事業の継続性につなげていきたいところです。

素晴らしいのは、PLASのスタッフたち。特に今回のキャンペーンの旗振りをしてくれている@Takuyaaaaa君、@dai_kawashima君は、団体への愛をもって、積極的に実行してくれています。@tnomuraさんもキャンペーンサイトやTwibbonなどの仕掛けを作ってくれました(サイトは非常に良くできています)。非営利組織に関わる人たちは、本当に素敵な人たちが多いです。


米国と比べると、まだまだ非営利組織のソーシャルメディア活用は遅れています。今回の企画が良い事例となれば嬉しいです。
つながりは生まれ、強化されるのか。手探りですが、既に良い感触は得られています(Twibbon参加者は既に40名超!

キャンペーンは効果測定も意識しながら走っています。モニタリングやツイートへの対応方法など、業界的に共有すべき事項も数多いです。後日報告会を予定していますので、非営利組織の活用にご興味がある方はぜひご参加ください。


1週間、キャンペーンの行く末を見守って行きたいと思います。PLASでのプロボノという素晴らしい機会を頂けたことに感謝です。


寄付のプラットフォーム「ikifu.org」

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jun 09 2010

日本で寄付のプラットフォーム「ikifu」を作ろうとしている、Nhat Vuong(@ikifu)さんとお会いしました。日本語を含め、6言語を話せるマルチリンガルな方です。こんな方が日本で事業をやろうとしているということが、日本人としてまず嬉しいところです。


ikifuはこれからベータバージョンのローンチを控えている段階で、ウェブサイトも日本語化されていません。気になるikifuをいち早く日本語で紹介しちゃいます。




寄付のプラットフォーム
NPOはikifuの中に団体のプロフィールページを持つことができます。そこでは活動の概要やビデオ、実施中のキャンペーンについての情報などが掲載されます(イメージはこちら)。団体はQRコードなどを名刺やビラに印刷することで、ページへの誘導を図れます。


個人は「カルマ・ポイント」を貯めることができる
個人もプロフィールを持つことができます(イメージ)。特徴は「カルマ・ポイント(善行ポイント)」。ボランティアや寄付を行うと、ポイントが貯まっていき、レベルアップしていきます。

FacebookのCauseアプリなどは寄付金額がそのまま表示されますが、ikifuではポイント表記をしています。オンライン・サーベイやボランティアなど、金額に換算できないものもポイント制なら評価することができます。金額換算しない点はゲーム性を高める意味でも、面白いと思います。


寄付が何に使われるかが透明
もう一つの特徴は寄付に対する「アクション」が明確なことです。寄付は基本的に「300円で本を一冊送る」「300円で木を一本植える」といったアクションに紐付けられています。他の寄付プラットフォームは基本的に団体に紐付けられていますが、ikifuはアクションに紐付けられているため、自分の寄付が何に使われるかが透明化されます。


現在協力者募集中
Nhatさん率いるikifuチームは、日本の事情に詳しいスタッフがいないそうです。現在インターンとして、日本語と英語ができるスタッフを募集しているとか。その他、色々な形の協力も募集中です。

寄付プラットフォームは非常に有望かつ、日本に必要なものだと考えています。

Nhatさんの考えるikifuは素晴らしいプラットフォームになりそうです。もしご興味があれば、ぜひご本人(@ikifu)に連絡をしてみてください。


繰り返しですが、日本人として嬉しい限り。僕はコネクター/拡声器として動いていきたいところ。

ウガンダの良いところは「Socialization」

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jun 07 2010

先週金曜日、プロボノで協力中のエイズ孤児支援NGO/PLASのワークショップに参加してきました。

30分ほどお時間を頂き、ソーシャルメディアと社会貢献についてプレゼン。以前@aixcaさんの企画でやった資料とほとんど同じで、被っていた参加者の方には申し訳ない感じでした。参加者に合わせて、有機的に内容を変えていきたいところです。

当日は実際にエイズで親を亡くしたウガンダ出身の大学生、クリスティーンさんも参加し、対話を行うこともできました。質問タイムがあったので僕は「ウガンダのどこが好きですか?」なんて曖昧な質問をさせて頂きました。アフリカの魅力というものを当事者から聞いてみたかったのです。

気になるその答えは日本語で表現すると「地域や家族のつながりが強く、困った時は誰かが助けてくれる」といったもの。日本語で表現すれば、という言葉を入れたのは、クリスティーンさんの口から出たのは「Socialization」という日本語訳しにくい単語だったから。


僕の最近のテーマは幸せを得るために、ソーシャルウェブを活用して、どう「つながり」をデザインしていくか、といったものです。ツイッターを始めとする新たなWEBツールは、つながりを維持・拡張・最適化するために上手く活用していけると考えています。

そんなことを考えていただけに、ウガンダの良いところは「Socialization」という言葉は強く響きました。何が幸せなつながりで、何が幸せなのか、“今”大切にするべきものは何なのか。ソーシャライズするというのは、どういうことなのか。僕たちは複雑に考えすぎてはいないか。もっとシンプルで良いんじゃないか。深く、力強い問いを得ることができました。


以下、キャンペーンの宣伝とスタッフへのメッセージを兼ねて。


僕もアドバイスさせて頂いている、ツイッターを使った企画「1 tweet, 1 SMILE」が6月10日から始まります

ハッシュタグ「#May7(5月7日は世界エイズ孤児デー)」を付けたツイートを、1週間で6,000件集めるというチャレンジングな企画です。6000という数字は、一日に生まれるエイズ孤児の数を関連させています(一日6,000人、驚くべき数字です)。

何ですが、いきなりぶっちゃけると、個人的には6,000ツイートを達成するかどうかはあまり関心がなく、予想的には1,000も行けばいいかなぁ、なんて思ってたりもします。

大切なのは、今回の企画でPLASを好きになってくれる人が増えることです。これをきっかけに、PLASという団体とゆるく繋がっていたいな、と思ってもらうことが僕の中での狙いです。若い団体ですから、事業の継続性を得るためにまずファン・コミュニティを育成することが重要だと考えています。


もちろんこれは僕個人の狙いであって、彼らの中では「エイズ孤児の問題をもっと認知してもらう」といった目的意識があります。中の人が「自分たちを好きになってもらうためにやる!」なんて考えるのも、どこか不自然な話です。

ただ、彼らが目的を達成したいがために、過度にプッシュ型になってしまうことは心配です。特に今回は6,000という数字目標も設定されています。数を稼ぐことが目的にならないよう、気を付けていきたいものです。期間中は併走しながら、適宜アドバイスをしていくつもりです。


…と、こんなことをやらせて貰える「プロボノ」って、本当に素晴らしいですね。トライバルメディアハウスで仕事をこなしているだけでは得られないものが、ガンガン手に入っている感じです。ソーシャルメディアマーケティングに携わるのなら、非営利団体の愛されやすさは知る価値があるかも知れません。

プロボノ、非営利団体のSMMなどなど、新しいものごとのあり方を背中で示していきます。僕の周りには、「背中で示す」系の人が多いので、負けないように頑張らないと。複雑な日本を楽しみます。

個人メディアと社会的責任

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jan 22 2010

思うこと。

「個」がこんなにも媒体力を持った時代は、歴史上初めてといって良いのではないでしょうか。実際に、僕のような新卒ペーペーであろうが、いっぱしの声を持つことが出来てしまってるんですから。


で、そんな時代、ある程度の力を持った個人にも、それ相応の社会的責任が生じてくるんじゃないか、と思うんです。

大いに偏った議論であることは承知なんですが、せっかく力を持っているんだから、それを社会のために善い方向に使うべきだと思うんですよね。

例えば僕はこのようなブログを持ち、ツイッターでも活動しているわけです。ある程度の声を持っているんだから、それを社会のために使うことだって、全然悪い選択肢ではないわけです。実際にツイッター、ブログでハイチ地震の寄付について何度かアナウンスさせて頂きましたが、何名かは僕経由の情報で寄付を行ってくれたようです。僕風情でこれですから、何万人ものフォロワーを抱える方なら、もっともっと効果があるでしょう。

無論、望ましくない寄付(詐欺とか)を呼びかけてしまう危険もあるので、それは発信者・受信者ともに慎重になるべきでしょう。ここら辺は難しいですが、それを恐れてハイチ地震の義援金のURLを広めない、というのもなんだか変な話です。

様々なステークホルダーを抱える企業の社会的責任と、ステークホルダーの少ない個人の社会的責任は、同列に論じられるべきではないことは認識しています。

まぁ何かと言えば「せっかく力を持ってるんだから善い方向に使いましょうよ!」という単純な話です。今回の例で言えば、わずかなポイントだって、ハイチの復興に役立てられて、大局的ににれば経済の発展につながるんですから。募金なんて、やりたい人がやれば良いんです。もしあなたがやりたくないなら全然それで構わないんです。が、あなたが情報を広げれば、あなた経由で募金したい人に伝播する可能性があるんです。


日本に寄付文化が根付いていない、それに伴いNPOや社会起業家が食って行けないままでは、今後訪れる悲観的な未来はさらに悲劇的なものになる気がしてなりません。ソーシャルメディアを利用して、個人個人がほんの少しでも社会の改善に貢献できれば、素晴らしい結果につながると思います。綺麗ごとに聞こえますが、なんせこの時代、その「綺麗ごと」が実現できてしまうんですから…。


というわけでついでに。
Yahoo!ポイントやはてなポイントを、ハイチへの義援金にできる

ソーシャルメディアと社会貢献。NPO「PLAS」にプロボノで協力します

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jan 15 2010

現在かなり問題意識を抱いているのは、「社会貢献分野の人たちがテクノロジーに疎いこと」だったりします。特に、時間とやる気のある若者は是非ソーシャルメディアを通して、貴重なコンテンツを発信して社会を変えて貰いたい、セルフブランディングを通して才能の収益化を果たして欲しいと考えています。せっかくやる気のある人たちがいるのに、パフォーマンスを最大化できていないのはもったいないと感じるのです。

なので、僕程度の知見でよければ是非とも熱意ある人々に提供していきたい、と常々思っており、ツイッターのプロフィールには「NPOにプロボノで協力します」と記載していました。

そんな関係で、昨日、環境事業で知られる株式会社アミタの渡辺さん(@fwatanabe)からご連絡を頂き、NGO団体「PLAS」の副代表の方とお会いする機会を頂きました(関係ないですが、アミタさんのWEBサイトはソーシャルで非常に面白いです)。

お話を伺うところ、期待通り「PLAS」には熱意と時間のある若者がたくさんいそうです。僕の主なミッションは、PLASのソーシャルメディアマーケティング施策のアドバイスと、それに伴う担当者の育成です。非常にチャレンジングでやりがいのある仕事です。


生々しい話ですが、NPO・NGOの課題はNon Profitの文字通り、やっぱり資金面にあるようです。お金がないから人を雇えない、人を雇えないから収益が上げられない…という悪循環に陥りがちだそうです。

しかし今はソーシャルメディアという素晴らしい道具が存在します。時間と熱意のある学生たちが、自ら「メディア」となることで、参加者を最大化し、共感者を集め、収益(寄付)にもつなげることができます。当の学生本人たちも、ソーシャルメディアを利用することで、普段では得ることはできない人脈を引き寄せ、将来的にはこれまた収益化(講演活動、執筆活動など)することも可能でしょう。何しろ彼らの熱意はすさまじく、コンテンツ的にも大変素晴らしいものを持っているのですから…。


ブログで書き綴ってきた思いを、少しですが現実社会に還元できるかも知れません。「社会を変える」なんてものは大言壮語で陳腐な響きですが、社会貢献分野の方々は本気でそれに取り組んでいます。「ソーシャルメディアで社会を変える」という僕の目標の一部を、彼らに担ってもらいたく思います。そのための支援は、時間の許す限り、惜しみません。PLASの皆様、また、将来の協力者となり得る閲覧者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

ハイチに支援を。余ったY!ポイントを1円単位で簡単に寄付できます。

NPOのソーシャルメディア活用 | Posted by IHayato
Jan 14 2010

ブログでもアナウンス。ツイッターで何度も見てしまった方は申し訳ありません。

*追記:はてなポイントも寄付できる仕組みがあります。

用件は簡単、ハイチ地震への義援金を簡単に寄付できる仕組みがあります。余ったY!ポイントを1円単位で寄付できるので、Yahoo!のIDをお持ちでポイントが余っている方は、是非ご検討ください。

ハイチ地震救援金


思うに、今の世の中は「社会貢献欲」を吸収し切れていないと常々感じます。こちらのブログで書かれている言葉は、すごく個人的に刺さりました。

僕の出来るコトは少ない。いつも飲んでいる安い信州ワインを1晩ぐらい飲まなくても、その金額ぐらいなら遠くて知らない国ハイチのためには、支援と言う言葉は、おこがましいが、そのくらいなら僕には可能だ。でもそのシステムが今は僕には分からない。
「Twitterでハイチ救済のWAVEを!」

まさに、問題はシステムにあるのです。人々がごく簡単なステップで貢献できるようなシステム、とそのシステムを周知させることが必要です。今回のY!ポイントの寄付は、かなり良いシステムだと僕は思います。なのでこれを周知したいと思います(他に素晴らしい選択肢があれば是非教えてください)。

IT×ソーシャルメディア×社会貢献、という公式は非常に素晴らしい効果を発揮すると考えます。この世の問題の多くは、根本的には「マッチング」の問題でしょう。ソーシャルメディアやITテクノロジーは、効率的なマッチングを実現します

ハイチ義援金の情報を広めましょう。悪いことをしているわけではありません。それどころか、遠く離れた日本から、命を救い、経済を復興させるエネルギーを与えることができてしまうのです。あなたがもし寄付を行う気がないとしても、それは勿論非難されるべきものではありません(ポイントがなかったり、そもそもIDを持っていない場合も多いでしょう)。
寄付をすれば偉い、なんてのは言うまでもなく本質を外した愚かな考えです。なので、あなたがもしツイッターやブログをやっているのなら、是非今回紹介したポイント募金のURLを広めてください。あなたのポストから少なからず募金が生まれるかも知れないのですから…。

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