Archive for the ‘facebook’ Category

(英文記事紹介)Facebookファンページ成功のための4つのステップ

facebook | Posted by IHayato
Jul 16 2010

インターンのコギ君(@CW404)に記事を翻訳して貰ったのでエッセンスを紹介。最近気になるFacebook関係の記事です。

意訳を織り交ぜた抄訳にて。詳しくは原文をご参照ください。各種事例も載っています。


4 Proven Steps to Facebook Page Success

ステップ1.競争力のあるビジョンを持つこと

・自分たちの現状を熱意を持って伝え、興味をもってもらう。興味を持ってくれた人間にさらに外に広めてもらう。
・自分たちのブランドに最も興味を持ってくれている人間の側にいることが重要。メッセージが伝わらないところでは活動しない。


ステップ2.ページのブランディング(ミニウェブサイト化)

・Facebookのファンページで成功しているものの多くはミニウェブサイトのようになっている。ブランディングのキーはfacebookとウェブサイトをつなげるハブのような存在になること。
Chick-FiL-Aはクーポンやメニューなどを掲載している。
NHL(ナショナルホッケーリーグ)は試合ビデオを投稿し、1つのポストに1000件以上のコメントが付いている


ステップ3.戦略的インバウンド・マーケティング(引き付けるマーケティング)

・強力なコンテンツをページにアップロードし、ユーザーを引き付けることが肝要。
・例えば、新たな記事を投稿ポストする際には、カスタマーにファンページにて質問をするように薦めると良い。


ステップ4.リアルタイム・エンゲージメント

・エンゲージメントのルールは、あなたのためではなくファンの目線で行動すること。ユーザーが何を欲しているかを理解すること。
・リアルタイム性のあるコンテンツを用意し、ユーザーと関わりあう。



ステップ1のビジョンの話は「目的を明確にすること」とも言い換えることができるでしょう。何のために開設するのかを明確にしないと、やるべきことも見えませんし、効果測定も難しいです。

共感性の高い、競争力のある目的を持って取り組むことがまず最初です。ツイッターと同じく、アカウントを開設することが目的になってしまってはいけません。


ちなみに、Social Web Innovatorsのビジョンは「対話の“場”を用意すること」です。オンライン・オフラインでディスカッションの場を設けます(第1回を企画中…)。

ゆくゆくは参加者が自ら会を主催し、ソーシャルウェブについての対話する場が日本中(世界中?)で生まれるカルチャーを創りたいと考えています。道は長いですが、じわじわ取り組んでいきます。


良い記事を紹介してくれたコギ君(@CW404)に感謝です。

約1ヶ月間のインターン期間、英語に堪能な彼に海外情報を積極的に発信していっていただく予定なので、ぜひフォローを。


Facebookファンページのインサイト分析

facebook | Posted by IHayato
Jul 12 2010

先日の記事が好評(最高RT記録!)だったので二匹目のドジョウ…というわけではないですが、意外と知られていないのでご紹介。



Facebookファンページの分析画面って結構高性能です。

百聞はなんとやら。クリックで拡大画像が開きます。

FBinsight

インタラクションの種類と数をトラックできます。インタラクションを取ってくれた人の性別、居住地、年齢分布まで分かります。

他にも色々グラフにアウトプットできます。下記は一部に過ぎません。これらのデータはもちろんCSV吐き出しも可能です。

FBinsight2

FBinsight3

FBinsight4

ファンページにはGoogle Analyticsも埋め込めるようです。流入元も計測できますね。

同じ分析はツイッターアカウントでは難しいですし、mixiでも(まだ)できません。Facebookの優位性はこんなところにもあるんじゃないかな、と思います。企業によっては、このデータは有効活用できるはずです。

惜しいかな、年収分布も欲しいところ。所属企業とか分析してファンの推定年収まで把握することができる時代も来るのかな。


Social Web Innovators、月曜日時点では良い感触です。色々と学びを得られているのでまた共有します。オフラインイベントも始めます(忙しくて企画が進まない…)。

会社の枠を超えたい取り組みなので(トライバル色は可能な限り薄くしています)、1% for social changeと同じく、朝カフェかランチ形式で個人的にも進めていこうと考えてます。ソーシャルウェブについて対話しましょう。


Facebook広告の驚異的なターゲット精度

facebook | Posted by IHayato
Jul 09 2010

恥ずかしながら知らなかった。びっくりしました。こんなことまでできちゃうんですね。出稿画面からのキャプチャです。

こんなレベルのターゲッティングが可能です。勤務先まで絞れます。(電通とか博報堂に他意はありません、FBユーザーが多そうだったのでなんとなく)



FB


これからここに購買情報や位置情報も載ってくるわけで…。


位置情報は上手く使えば、リアルタイムで広告を変えることもできてしまいます。

年収情報はまだありませんが、購買情報から逆算することも可能です(というかそのうち年収入力欄も現れるかも)。

その先には、生体情報の可視化でしょうか。「脈拍が速い、運動中の人」「高血圧な人」なんてターゲッティングも。もはや笑い話ですね。


Google時代とは比べ物にならない精度で情報を提供することができてしまいます。

遅ればせながら、Facebook時代の脅威を感じ取りました。


Facebookの何がすごいのか ver.01

facebook | Posted by IHayato
Jun 08 2010

ネットイヤーグループと同居している社内ビルでも、いたるところで「Facebook」「いいねボタン」という言葉が飛び交うようになりました。流石。



現状整理のために考えてみました。いったいFacebookは何が凄いのでしょう。(ツイッター版はこちらです。)

圧倒的なユーザー数とコミュニティ形成の容易さ

全世界で5億人に届く圧倒的なアクティブユーザー数は、強力な特色です。

誰もいないところにコミュニティを立ち上げるのは、集客の時点で苦労してしまいます。その点Facebook上では、基本的に旗を立てるだけでそこにいる人たちが集まってきてくれます。



よりリアルな人間関係による、個人性の高いフィルタリング

ツイッターなどと比較すると、Facebookユーザーは一般的に、より「リアル」なソーシャルグラフを形成する傾向にあります。

そのようなソーシャルグラフから届く情報は、より「リアル」になるでしょう。友人や家族のアクティビティ(写真のアップなど)も、Facebookからは得ることができます。

とは言え、ソーシャルグラフの様相は人によって変わります。ツイッターのようなゆるいソーシャルグラフを形成する場合もあるでしょうし、ツイッターでFacebookのような「リアル」なソーシャルグラフを形成する場合もあります。一概に届くコンテンツが個人に最適化されているとは限りません。


「オープングラフ」による「あなたの友人も気に入ってますよ」機能

超強力な特徴は、ソーシャルグラフを外部に反映することができる「オープングラフ」でしょう。僕のブログにも導入していますが、Facebookに登録していれば「あなたの友人もこのコンテンツを気に入ってますよ」という個人的なレコメンド(推奨)を提供することができます。

この機能は、刺激的な表現では「Google時代の終焉をもたらす」とも言われています。
全てのサイトがソーシャル化されれば、「ソーシャルメディア」という言葉はもはや時代遅れになり、「ソーシャルウェブ」の時代が訪れるでしょう。



「いいねボタン」による、興味関心の可視化

ソーシャルウェブは情報の可視化を進め、マッチングを生み出している、というのが僕の理解です(日経BPに書いた記事をご参照頂ければ嬉しいです)。

可視化される情報の種類は増えており、Foursquareは位置情報を、Blippyは購買情報を、そして「いいねボタン」は興味関心を可視化します。

興味関心と言う情報は、価値の高いものです。信頼できる友達が「いいね」と判断したもの(ウェブサイト、動画、商品…)はやはり気になりますし、広告も最適化することができます(Radioheadのビデオを「いいね」した人に、Radioheadの新譜の広告を配信、など)。


ファンページのカスタマイズ性の高さと、企業利用の浸透

企業利用の下地が整っていることも、Facebookの大きな特徴です。

仕組みとしてはファンページのカスタマイズ性の高さが挙げられるでしょう。Facebookアプリを用いれば、ファンページ上で多様なサービスを展開することが可能です。

それは言い換えれば、エコシステムの中に企業を積極的に取り込もうとしていることです。Facebookに参入する企業は、ユーザーに対してメリットを提供します。これによってFacebookはより魅力的なプラットフォームに進化していきます。




ひとまず、こんなところでしょうか。ver.01と言うことでお許しください。

今後の進化は、可視化する情報の種類を増やす方向で進められるでしょう。位置情報、モノ情報(Facebook Presence)あたりが現在視野に入っているようです。購買情報も可視化されていきそうです。

そうなってくると、”Privacy is dead”なんて言葉もありますが、プライバシーの問題は議論になってきそうですね。

人々の「つながる化」も進展するでしょう。ゆるいコミュニティが今以上に増加・拡大され、セレンディピティ、コラボレーションが発生しやすい社会になるかもしれません。



僕は、ソーシャルウェブが世の中を明るくすると考えています。複雑になりすぎた世界において、つながりを再構築・再発見するソーシャルウェブは、必ずや新しい生き方や価値観を切り拓いてくれるはずです。

ゆえに、最近のテーマは「人と組織にソーシャルウェブの力を!」なわけです(日本にソーシャルメディアの風を!はそろそろ終わりな気分です。もうぼちぼち吹いたかな)

…なんて管を巻いて終わりにします。頑張って背中で示します。


Facebookと誕生日に思う、「潜在的なつながり」

facebook | Posted by IHayato
May 26 2010

一昨日24日、24歳の誕生日を迎えました。吹っ飛ばせ厄年。

2日前の話ですし、別に祝って貰いたいわけではないんだからね!というわけで、Facebookの効果を実感したのでちょっと記しておこうと思います。


Facebookって友人の誕生日が近付くと、アラートが送られてくるんですね。そのためか、予期せぬお祝いメッセージがたくさん届き、大変気分がほっこりしました。こんなに祝って貰えたのは間違いなく生まれて初めてです。FB、ツイッターでメッセージ下さった方に改めて感謝です。有難うございました。



ソーシャルウェブのキーワードは「可視化」だと考えています。情報が可視化されることで、潜在的につながる可能性のあったモノ・人・データが「つながる」ようになった、というのがいわゆるソーシャルウェブの有様なんでしょう。

ツイッターの素晴らしい点は、可視化とつながりのハードルを下げたことです。「140文字の気軽なつぶやき」と「フォロー・フォロワーというゆるい関係」は、例えば「渋谷のマックで原稿書いてるなう」という一見他愛の無い、それでも価値のある情報を可視化しています。

僕の記憶が正しければ、日本における一時間あたりのツイート数は約30万件だったはずです。こうしている間にも膨大な量の情報が可視化され、「つながり」がそこかしこで生まれているのです。ツイッターが生み出すこの「つながり」こそが、ここ半年の爆発的な普及をドライブさせているのでしょう。


「可視化」と「つながり」。FBの誕生日アラートは良い例で、FB上で誕生日という情報が可視化され、それがソーシャルグラフを参照する形で「つながる」ようになっています。

宗教的で危ない響きがするので、こういう言葉は使いたくないのですが、「多くのものは“潜在的に”つながる可能性がある」のだと思います。ソーシャルテクノロジーは、情報を可視化し、潜在的なつながりを顕在化させているのでしょう


皆様から嬉しい誕生日メッセージを頂き、改めてそんなことを思いました。素敵な時代です。

引き続き情報を可視化し、幸せを感じながら生きていくことができる「つながり」をデザインしていきたいと思います。不自然・不幸がはびこるこの時代、一つのオプションとしての「自然で幸せな生き方」を、背中で示していくことがテーマです。厄年ふっ飛ばしながら頑張ります。

Facebookのソーシャルプラグインを試してみました

facebook | Posted by IHayato
Apr 26 2010

早速追加。Facebookのこの動きは本当に大きいです。Facebookがウェブを変えるのは間違いない!とこっそり断言してみます。まぁ日本にいつ来るかは分からないのですが…。

Facebookソーシャルプラグインまとめ=AISASは時代遅れに?【湯川】

【Facebook】 Social Plugin 説明


上記サイトを参考に「ソーシャルプラグイン」の一つである、「Recommend(おすすめ)」プラグインを導入してみました。サイドバーに表示されているかと思います。

面白いのは「おすすめ」です。Facebookにログインした状態だと、「友達の」お勧めが表示されます。ログインしていない状態では、普通のランキング表示になります。ログアウト状態では、はてブランキングなんかと機能的には変わらないでしょうね。


友達のお勧めを表示する、という機能を活用したlikebutton.meなんてサイトも登場しています。こちらもログイン状態で見ると、友人のアクティビティが表示されます。

実際に見慣れたアイコンが表示されており「あの人が勧めるなら…」とクリックしてしまいました。ここら辺はFacebookに友人がいないと体験できないのが何とも紹介しづらいですが…。僕で宜しければ友達申請受け付けてますので、Facebookのお試しにどうぞ。


Facebookが実現する「パーソナライズド・ウェブ」

facebook | Posted by IHayato
Apr 26 2010

想像と憶測に基づく、少し挑戦的な記事を。

土日が明けて、Facebookの「いいね」ボタンを実装しているサイトが増えたことを実感しています。何せ導入が簡単です。僕のブログも決意してから2分でできました。見逃せないことに、わずかながらFacebookからのアクセス流入も生まれています。



Facebookの重大発表、どのような変化が訪れるか、予想してみたいと思います。


■ 「パーソナライズド・ウェブ」


新しい言葉を作るのは何だか嫌ですが、分かりやすく「パーソナライズド・ウェブ」とでも表記させてもらいます。「テーラーメイド・ウェブ」とか「ソーシャル・ウェブ」でも良いかもしれませんね。ウェブが静的な画一的なものではなく、人間関係や興味関心を反映した上で、個人向けにカスタマイズされるようになる、というイメージです。言葉には特に拘りはありません。



・Facebook上の人間関係(ソーシャルグラフ)を、あらゆるサイト・アプリが利用できるようになった

・「いいね」ボタンは人々の興味関心を、ソーシャルグラフに取り込むことができる

Facebookがもたらす変化の要点は、この二点だと考えます。これによって、多くのウェブサイト・アプリケーションがあなた向けにカスタマイズされることでしょう。



■ どんなことが可能になる?

具体的にどういうことが可能になるか、僕の妄想もかなり含まれていますが、雑多に考えを挙げたいと思います。もっと色々できそうですが、想像力及ばずといったところ…。

・ニュースサイトやブログサイトに訪れると、Facebook上の友人が「いいね」ボタンを押した記事が自動で推奨される。表示されている友人のアイコンをクリックすると、コメントも表示される。特別なログインや認証は不要。

・各サイトで、友人がどんな行動を取ったかが分かるようになる。CNN実装済み

・ランキングもカスタマイズされる。あなたの友達が多く「いいね」を押した記事・コンテンツがランキングで表示される。Amazonでは、友達が多く買った本が推薦される。あなた向けの推奨度ランキング。

・広告配信(コンテンツ配信)が、自分を含む、人々の「いいね」(興味・関心)をベースに行われるようになる。

・広告もカスタマイズされる。初期には、あなたの友達(または多くのユーザー)が「いいね」をクリックした広告が表示される。

・将来的には、例えば広告の下部に、あなたの友達(または多くの人が「いいね」をした、信頼できる情報発信者)のレビューやコメントが表示される。(”Ad with Social Context”と呼ばれるこうした広告は、通常の広告の4倍購入意思に繋がるとの調査あり



■ 「検索」時代の終焉

多くのコンテンツが「レコメンド(推奨)」されるようになるので、検索の必要性は減少していく。

・アクセス流入元の変化。レコメンドによって検索をする必要が減少し、Facebookやツイッターからの流入がさらに増加する。



■ 「きっかけ」を与えるウェブ

抽象的な表現ですが、「きっかけ」がより頻繁に生まれるようになるでしょう。ウェブにアクセスすれば、自分の興味関心に沿って、新たな気付きが提供されるようになるかも知れません。「あなたの関心は、こういうところにありますよね?ではこのコンテンツはいかがですか?友達も“いいね”と言ってますよ」、という具合に。それによって、行動範囲、人間関係、興味の範囲は拡張されるでしょう。


■ 日本にはいつ来るの?

オープングラフが機能するためには、多くの日本人がFacebookにユーザー登録し、そこで友人関係を築く必要があります。Facebookの文化やインターフェイスを考えても、残念ながら、それにはまだ時間が掛かるでしょう。「いいね」ボタンは普及のドライブになる可能性がありますが、一部のユーザーの利用に留まるでしょう。
しかしながら、勝手な読みですが、他のソーシャルメディアサイト(ツイッター、mixi?)がソーシャルグラフをオープンにする可能性もありますし、「パーソナライズド・ウェブ」の実現は想像以上に早いかも知れません。ここで上げた以外にも、色々な方向から変化の波が訪れていきそうです。




何かご意見があれば是非。「ソーシャルメディア」なんて言葉は一年以内に死語になってしまうかも知れない、大きな変化だと感じています。



Tech Wave湯川さんの記事がまとまっていて、とても参考になります。この件に関しては、もっと日本発のオピニオンが聞きたいなぁ…。

米メディアが指摘する Facebook時代=ソーシャル広告でGoogle直撃【今週のピックアップ】




よろしければ「いいね」ボタンをぜひ笑 こうした「興味関心ボタン」を押させることが、ソーシャル・ウェブ・マーケティングの目的にもなっていくのでしょうか…。

Facebookのもたらす変化 ウェブは新たなステージへ?

facebook | Posted by IHayato
Apr 23 2010

Facebookの発表を知って、一人興奮気味なわけですが…。まだまだFacebookは日本に浸透していないこともあり、皆さまの関心はそこまで高くないようです。僕が一人で過大評価している可能性も大いにありますが、相当なインパクトのある話だと思うので、昨日に引き続きご紹介です。

CNNより記事を抄訳。


What you should know about Facebook’s changes

・”Like”ボタン
Facebookと連動した”Like”ボタンがあらゆるサイトに実装されるようになる。人々の興味関心も、ソーシャルグラフの中に取り込まれる。友達が”Like”したコンテンツを容易に知ることができる。

・ログインが不要
新機能においては、特別なログインは必要とされない。音楽サイトのPandora.comに行った際、最近Facebookにログインしていれば、Pandora.comのサジェスト(推薦)機能をそのまま利用することができる。Facebookの人間関係を反映した推薦を行うことも可能になる。

・ツールバー
全てのウェブサイトが利用できるツールバーも提供している。”Like”機能に加えて、そのサイトやコンテンツについて友人がどんなことを考えていたか、ということも知ることができる。チャット機能も備えている。

・プライバシーの問題
アイコンの写真や好みがあらゆるサイトに反映されることになる。どこまで公開を許容するか、プライバシー設定を見直すことが必要だろう。

・Facebookがウェブを支配する(Facebook everywhere)
今回の変更は、ウェブ全体を変えるポテンシャルのあるものだ。今後、FacebookはGoogleにとって強力な敵となるだろう。


半端な訳で申し訳ないです、何だか分かりにくいですね…。

重要なのは、

1.ソーシャルグラフ(ソーシャルメディア上の人間関係、マイミクとか)がオープンになったこと

2.”Like”ボタンによって、ソーシャルグラフに興味関心が取り込まれること

この2点だと思います。



この2点について、どんな変化が起きるか、という点についてはCEOのザッカーバーグ自ら解説しています。TechCrunchの記事より。

Zuckerberg 曰く: “Web全体が最初からすみずみまでソーシャルである状態を作りたい”

Webはこれまでのような、単なるハイパーリンクの集まりではなく(Googleのような検索エンジンはこのことに依拠しているが)、ソーシャルコネクションの集まり、好きや嫌いの集まり、符号化され機械可読となったインタレストの集まりになってほしい、とFacebookは考える。

オープングラフを活用することによって、ユーザがWeb上のどこに行っても、訪れたその瞬間からソーシャルな体験ができる状態を作り出したい”、彼はそう言う。

TechCrunchを訪れたら、Facebookのフレンドたちが”like”した記事をすべて読める。Amazon.comへ行ったら品物について同じことができる。こんな空想が、いずれ現実になるのだ。Open Graphは桁外れに大がかりな仕掛けだ。


ソーシャルグラフがあらゆるウェブに反映されることで、これまで「一人」ではできなかったことが、容易に体験できるようになるのではないでしょうか。

旅行サイトに訪れると、自分と同じ趣味を持つ人たちが集まるようなツアーパックが自動で推薦される(「後期ロマン派クラシック秘所めぐり!ドイツ、チェコ、オーストリアの旅」とか)、地域のイベントを紹介しているサイトに行くと、自分の友人の活動が分かる(「あなたの友人のAさんが、今度の日曜日このイベントに参加しますよ。どうでしょうか?」)、なんてことも技術的には可能でしょう。

つながりがオープンになることで、「きっかけ」の可視化が進み、人々の行動も、友人関係もさらに広くなっていくのではないでしょうか。友人関係や行動範囲が広がった、というツイッターユーザーは多いと思いますが、そうした体験がさらに広がっていくでしょう。


日本のウェブにこの変化が及ぶのはいつになるか、そんなに遅い話ではないような気もします。この変更をきっかけに、日本へのFacebookの普及が進む可能性もあるでしょう。動向に注目です。



ちなみに、冒頭で紹介したこの記事、文末に早速”Like”ボタンが付いています。早速コメント付きで”Like”してみました。Facebook上で僕とFriends関係にある人は、この部分に僕のアイコンが表示されるのかな?どんな感じなのか、早く体験してみたい。

孤軍奮闘のSMM*。最小のリソースで、最大のエンゲージメントを

facebook | Posted by IHayato
Nov 15 2009

*SMM=Social Media Marketing

日本に住んでいるとどうしても軽視してしまいがちですが、やっぱりfacebookはすごいです。全世界3億人のアクティブユーザーは伊達じゃない。

以下今回こんな話をすることになった経緯。時間のない方は太字部分だけでオッケーという親切設計のつもりです。

facebookは前々から取り組もうと思っていたのですが、良い活用方法を見つけることができていませんでした。そこで先日、アメリカのCMOの方とご相談した結果「まぁとりあえずやってみれば良いんじゃない?リリースとか適当に流してさ。」とのお言葉をいただき、早速会社のファンページを作ってみました

まぁとりあえず、ということで直近のリリースと「これから積極的に使っていこうと考えてるから、本格始動までもう少し待ってね」というメッセージをポストしました。

翌日、ファンが2人付いていました。ヴェトナム人の方でした。なんだか嬉しかったので御礼のメッセージを送りました。するとすぐに「私はヴェトナム拠点のエンジニアです!ファンページ作ったんですね」とのお返事。ヴェトナムって今業務時間じゃ?と思いつつ「ほんとですか!機会があれば周りにもうちの会社がfacebook始めたこと伝えてくださいね」と送信。

で、さらに翌日。チェックしてみると、なんと2人だったファンが、20人に!ほとんどヴェトナムの方です。前日に連絡を取ったエンジニア経由で波及したようです。たった一晩でヴェトナムからこんなにファンが付くとは、驚きです。

さて、これをどう活かしていくか。僕一人で投下できるコンテンツは限られています。部内には僕以外facebookを使える人間がいない(そもそもアクセス禁止)し、またそれは他部門も同様。アメリカ拠点には良いスタッフがいるのですが、恐らく手が空いてない…。

投下コンテンツは貧弱にならざるを得ない、となると、考えられるのは「ファンにコンテンツを投下してもらう」というシナリオ。ほっといても盛り上がってくれる、という状況に上手くつなげたい。

問題はどのようにエンゲージさせるか。現状ファンは社員が多いので、会社について思うところを語ってもらう、なんて面白そう。友人数の多い、影響力のありそうなユーザーに書き込みを依頼してみようかと思います。Flickrを使って会社のパーティの画像をアップしている方もいるので、facebookページに同じ写真をアップして貰う、なんてのも良いかも。色々とできそうです。

うちの会社に限らず現段階では、日本の大企業がソーシャルメディアで何かをやろうとしても、魅力的なコンテンツを投下することができないケースが多いでしょう。それは勿論、ソーシャルメディア選任部隊が形成されず、基本的に特定部署の社員の「孤軍奮闘」になりがちだからです。言い換えれば、組織改編が必要なのです。

そして大企業に変革をもたらすためには、ソーシャルメディアの有効性を周知させていく必要があります。その意味で、何よりも、まずは啓蒙です。(また、啓蒙に最も効果的なのはモニタリングレポートを発行することだと考えます。過去記事参照。)

facebookファンページは思いがけず、動き出してしまいました。少ない手駒で、いかに「ファンに参加したい」と思わせるか、これが重要です。一定の成果を出せば周囲の啓蒙に繋がりますし、暫くはfacebookに注力したいと思います。