Archive for the ‘広報’ Category

ソーシャルメディアを根付かせるためには、まずは社内の啓蒙から

Twitter, 企業のソーシャルメディア利用, 広報 | Posted by IHayato
Nov 06 2009

#unibrennt #unsereuni #wien
Creative Commons License photo credit: karola riegler photography

“バイブル” が生まれる前のハナシ
http://channel5.cc/
素晴らしい記事です。こんな取組みをなさっている方が、日本国内にいるなんて。
マイクロソフトの日本法人がソーシャルメディアマーケティングについての「バイブル」を作るまでのドキュメンタリーです。必読。

読んでいて様々な霊感を頂きましたが、特に強く感じたのは「とにかく啓蒙が必要だ」ということ

孤軍奮闘ではソーシャルメディアマーケティングは到底成功しません。関係部署間である程度共通した認識を持っていないと、戦略の適切な遂行は困難になります。特にそれは大企業ほど。

現状としては、グローバルビジネスに注力している日本本社の広報部の社員たちでさえ(僕の所属する会社のことですが)「ソーシャルメディアって何?クチコミマーケティングとどう違うの?」というレベルです。

一方、広告会社・広報コンサルなど、エージェンシーの方々は比較的ソーシャルメディアへのリテラシーをお持ちであるように感じます。実際我がソーシャルメディア研究会の広告関係のメンバーたちも、高いリテラシーを持っています。

しかしながら、企業側の担当者はどうか、というと全くソーシャルメディアを理解していないか、やもすれば「本当に使えるのか?ぼったくられないか?」と疑心を生ずる人間すらいます。紹介記事の中でもご指摘があります通り、まずはこのクライアント企業内部のリテラシーを高めていかないことには、良心的なエージェンシーがいくら頑張っても残念ながら「やっぱりいつも通りのバナーとリスティング広告でよろしく」だったり「Twitterで広報とか具体的によく分からないし、まぁしばらく様子見でいいか。」となってしまうのです。

その意味で社内教育のための「バイブル」作りは非常に意義深いものです。(そういえばソーシャルメディア先進企業のフォードも、最近のプレゼン(URL失念)で、次に取り組むべきことに「社員の教育」を挙げていました。)

さてはて、兎にも角にも、ソーシャルメディアの「健全な」企業利用を浸透させるためには、社員の教育です。ソーシャルメディアは適切に取り組めば革新的な手段となり得るものですが、認識不足ではブランド毀損につながることすらあります。またその認識不足は、マクロでみればソーシャルメディアの過小評価(「クチコミマーケティングと一緒なんでしょ?」)にも繋がりますし、ますます米国との遅れが広がる結果ともなるでしょう。

社内研修の部署などと連携を取りながら、ソーシャルメディアについての啓蒙活動を行っていくことが、一見遠回りなようで最短の経路なのでしょう。僕の方でも、現在進めている公式ツイッターの企画と同時に進めていきたいと思います。ソーシャルメディア戦略を始めたいのなら、まずソーシャルメディアについての「エバンジェリスト(サービスの良さを伝える伝道師)」となることが重要と言えそうです。

あとは、これはグローバルビジネスをやっている企業限定ですが、海外から「ソーシャルメディアにもっと注力してくれ、競合はみんなやっている」と日本側に伝えてもらうもの効果的かもしれません。

うちの部署に今アメリカのCMOの方がいらしているので、こっそり伝えてみます。

消費者はブランドに対して物申したい…企業はその要求をどう吸収するか

その他のWEBネタ, 広報, WEB技術 | Posted by IHayato
Oct 20 2009

The Candidates Agree (1 of 2)
Creative Commons License photo credit: Holy Outlaw

PepsiのTwitterアカウントには、消費者からの製品に対する要望やアドバイスが多いそうです。

やはり人間と言うものは多かれ少なかれアウトプット要求を持っており、とかく自分の関心の強いものに関しては「一言物申したい」と感じているのだと思います。このアウトプット要求をいかに引き出していくかが、企業が顧客・従業員とコミュニケーションをする上で大切なのではないでしょうか。
(ちなみに現在企画中の社内ブログも「アウトプット要求を満たす場」として定義し、運営していく予定です)

アウトプットしたい、と言うことはニアリーイコールで「貢献したい」という感情なのかも知れません。便所の落書きのようなものもありますが、自分の意見が誰かの・何かの為になると思う時、人は強いアウトプット要求を抱きます。

この貢献欲については、まだまだ企業は取り込めていないように感じます。Twitterでのダイレクトコミュニケーションで少し実現に近づきましたが、 JetBlueなど一部のブランドを除きいまだ不十分です。JetBlueでさえも、Twitter以外の貢献欲は吸収し切れていないですし。

うちの製品を使っているエンジニアが抱く不満、要望、アドバイスなんかをリアルタイムに・グローバルに収集して、かつこちらからレスポンスを返すことが出来るような仕組みがあれば…広報の仕事と言うものはもっとエキサイティングになるでしょう。

そういった情報収集に特化したTwitterライクなサービスがあれば有用でしょうねぇ。開発ソフトにつぶやき欄を搭載する、なんてのは面白いのかも。管理者がつぶやきを見れるだけでなく、同じソフトを使っていればユーザー全員のつぶやきを共有できる。アドバイスや有用なTipsなんかもそこで流れる。 Photoshopとか人口の多いソフトでやれば面白そうですね。「良く使われている色のトレンド」とか地域別に表示されちゃったりして。勿論それらは Photoshop開発に非常に有用な情報となる。開発・広報担当者が困っているユーザーとコミュニケーションを取ることも出来る。Googleあたりのプラットフォームを使って近い将来可能になりそうですね。

企業のモバゲータウンの企業利用は可能なのか

その他のWEBネタ, 広告, 広報 | Posted by IHayato
Oct 14 2009

モバゲーって企業PR施策としてどうなんだろう、と気になったので調べてみました。Twitterみたいに企業利用ができたら面白そう。

絵文字も空気も読めません 10代がハマるSNS「モバゲータウン」を28歳(♀)が探検した

うーん!面白い!なんですかこの空間は!おままごとサークル、なんてものは怖気すらします。
ちょっと記事が古い(2006/11)ようですが、基本的なところは変わってないんでしょうね。

この空間に素面の企業人が入るのは中々難しそうですね。人気者になれればすごいことになりそうですが…。キャッチーなマスコットを作って、モバゲーの中でコミュニケーションを取る、というのが現実的でしょうか。

思うに、モバゲーを利用している層ってのは、相当に影響力があるような気がします。たかが中高生、いえ、これからのWEBを作っていくのは彼らです。そもそも学生ってのはクチコミの伝播力は相当高いと言いますし。

企業としてここに飛び込んでいけば、非常に価値のある先行投資になるでしょうね。問題はモバゲー文化にどうコミットしていくか、モバゲー文化に対して効果的な戦略を立てられる人材はいるのかってところでしょう。会員数は1500万人を超えて、20~30代の利用者も多いとか。APIの公開も進んでいるようです。うーん、国内に関しては実はTwitterなんかよりこっちのが熱いんじゃないか、とすら思ってしまいます。

クラシファイドを使って社内コミュニケーションを

クラシファイド, 広報 | Posted by IHayato
Oct 08 2009

Kelowna Farmer's Markets
Creative Commons License photo credit: Kelowna09

アイデア段階ですが、社内で備品を融通するサイトを作ろう、というプロジェクトを企画しています。経費削減になりますし反対する人はいないでしょう。

イメージしているのはクラシファイド広告の「kijiji(キジジ)」。これを社内でやりたいと思っています。
例えば「文房具」や「大型備品」でカテゴリを作って、その中で備品が「余ってます」「足りません」「貸してください」なんてやり取りをする。
もう少し発展すれば、新規プロジェクトだったり、懇親会企画、社内サークルの人員募集にも使える
社内という空間にはキジジ上でやり取りされているような「物品交換のニーズ」は溢れています。上手くそれらを吸い上げれば経費削減に、また人員に対するニーズを吸収できれば社内コミュニケーションが活性化します。
まだまだ日本ではクラシファイドが盛んではないので、社内利用と言うところまでは行ってないようですが、社内ブログが一般化したのと同様に、これから「社内クラシファイド」は盛り上がっていくんじゃないかと思います。もう導入してるところもありそうですね。