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(本の紹介)中田華寿子「10万人に愛されるブランドを作る!」—ライフネット生命マーケターが書いた一冊

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非常に良い本だったので読書メモをご共有。マーケターの方は読んでおいて損はないです。


ライフネット生命のマーケティング

・競合調査では、「支持度」がずば抜けて高い。検索流入も「ライフネット生命」と指名して来る人が多い。「ライフネット生命だから入りたい」と思ってもらえている。

・著者はスターバックスのマーケティングも担当。ライフネット生命は「認知度がない」「予算がない」「先行する大手企業がある」という3重苦。スターバックスが始まった時も同じだった。

・自社の商品やサービスの背景にある想いと行動に矛盾はないか。社会的指名を帯びたものか。その想いを常に正々堂々と発信する姿勢があるか。

・愛されるブランドの共通点。①理念がある。②顔が見える。③正直である。④Noと言える。

・スターバックス店員は「いらっしゃいませ」と言わない。「いつもの場所」を演出するため。しかし、スタバはマニュアルで「いらっしゃいませを言ってはいけない」と規定しているわけではない。

ライフネット生命の問題意識は「少子化問題の解決」。安心して子どもを育てられるよう、保険料を半額にした。

・Noをつらぬく。Noである理由(Why)も説明する。ライフネット生命は、顧客から要望があったが、紙の申し込みを受け付けなかった。

・全ての接点がマーケティングチャンスであり、全ての社員がマーケター。そのためには「インターナル・マーケティング」を行う必要がある。

コミュニケーションは、経由する人が少ないほど、気持ちは熱いままに情報が当初の意図通りに伝わる。

感度の高い若者に権限委譲する。

どれも非常に面白いです。最後の「若者に任せる」というあたりはすごい。口では言えても実際にやるのは難しいですよね。


マーケティング戦術

Ihayatoblog 2012 05 23 18 41 35

・四半期に一度、契約者向けの「ふれあいフェア」を実施。

・ウェブサイトに他社との見積を比較する機能を実装。

・良くても悪くても、月次の販売実績を公開する。

・付加保険料(手数料)の開示を行った。業界からは怨嗟の声が上がった。

・全国どこへでも10名集まれば社長・副社長が訪れる(全国行脚)。この数に意味がある。一人ひとりに接する時間も長くなり、「たった数名のために来てくれた」という感動を与えることができる。

・全社員の1/3がソーシャルメディアで情報発信。社員が自らの言葉で発信することで、外部の目を意識し、反応を感じることができる。

お笑いコンテンツであるハトの企画にも挑戦。約20名ほどの加入者を獲得。

売り込みの営業電話ですら大切にする。ここもマーケティング接点。

本書で書いてあるのは一部なのかもしれませんが、やっぱりどれも面白い。始終うなってしまいました。


というわけで、マーケターの方はぜひ読んでおいた方がよい一冊です。ライフネット生命熱いですねー。

出口さん、岩瀬さんも素敵な本を書かれています。これもマーケティングなんでしょうね。すごい経営陣。


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