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社会に貢献するフリーエージェントたち

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日本でも、フリーエージェントたちの活躍が始まっています。MashableBeth Kanter氏が書いているように、海外では「フリーエージェント」は社会変革の重要なプレーヤーとして位置づけられています。


ここで言う「フリーエージェント」の像を僕なりに解説すると、以下のような人になります。完全に僕のイメージです。

①ITリテラシーが高く
②ビジネスのプロフェッショナルであり
③共感する仲間と社会貢献活動を行っている


「ペット問題」という社会問題を例に考えてみましょう。

ペットにまつわる問題は、保健所やNPOなどが主なプレーヤーとして関わり、解決を志向していました。

今、ペット問題に対して、僕が知る限りでも2つの新しい勢力がコミットしています。


一つはsomode

代表の@youithさんは、モバイルコンテンツを販売する企業でマーケターとして働きながら、自身の経験を生かして「売上の40%を寄付するチャリティクラブミュージックレーベル」を立ち上げました。

@youithさんはペット市場に深く問題意識を抱いており、売上は既存の活動団体に寄付するだけでなく、ご自身も啓発イベントなどを開催し、ペット問題解決のプレーヤーとして活動しています。


ペット問題に関しては里親募集サイトを運営する「ロンリーペット」さんも興味深いプレーヤーです。

プロフィールを見ると、彼らはNPOの人間ではなく、全員がビジネスマンであることが分かります。ビジネスの傍らで、共感する仲間を集め、こういう仕組みを作ってしまっているのです。


somodeにロンリーペット、とペット問題というテーマだけを見ても「フリーエージェント」たちがいかに社会問題にコミットし始めているかが良く分かります。


社会問題の解決に乗り出す「フリーエージェント」たちは、枚挙に暇がありません。


最近だと「お願いタイガー!」なんてサイトはとても印象的です。まだご存じない方はぜひ。

fladdictさんの「寄付ハック」も、フリーエージェントの社会関与の一つの姿でしょう。75万円近くを集めたという成果には感服します。超クールです。

海外ではフェイスブックを立ち上げ、オバマ選挙のソーシャルメディア施策を一手に担った末、社会変革のためのSNS「Jumo」を立ち上げたクリス・ヒューズもその一人でしょう。

先日お会いして感銘を受けた「ベビログ」代表の@babylog_itabaさんもまた、ベビログというサービスを通して家庭の幸せを築こうとしているプレーヤーです。

チャリティページも開設したLivlisの@yukawasaさんも、勝手にラベリングしてしまうようですが、僕の考える「フリーエージェント」像に近しい方です。

地域活性までテーマを広げるともうキリがありません。僕の周りには、楽しみながら共感する仲間たちと地域活性に熱を入れている方々が本当に、本当にたくさんいます。僕の周りの若者はみんななんかやってます。(身近なところだと、先日同僚の@ryo_takさんが鳥取砂丘の砂を使ってオペラをやるためにNPOを立ち上げたようです。)


フリーエージェントたちはスマートフォン片手に、遊ぶようにして社会に関与します。社会貢献活動というよりは、ほとんど趣味のサークル活動のような感覚です。彼らはソーシャルメディアを活用し、共感する仲間を集め、非常に速いスピードで価値を提供していきます。

「NPOのソーシャルメディア活用」というテーマのオピニオンリーダーであるBeth Kanter氏が「Networked Nonprofit」の中で述べているように、既存のNPOはこうした「フリーエージェント」たちと上手く連携していくことで、より問題解決の速度を高めることができるでしょう。


フリーエージェントを巻き込むためには、彼らを共感させる必要があります。彼らはお金や名誉ではなく、共感できるか、応援したいか、楽しいかどうか、といった基準で関わります。共感の度合いは、彼らのコミットメントレベルと、彼らが提供してくれる価値の大きさに直結します。共感を失った時、彼らは離れていきます。

NPOに限らず、社会課題の解決を志す組織は、ソーシャルメディアを活用して積極的に情報を発信し、共感の輪を拡大していくことを志向するべきだと僕は考えます。(僕が知る限り、PLASsomodeはここがめちゃくちゃ上手いです。)


と、今週フィランソロピー協会さんのところでNPOのリーダー向けに「支援者を巻き込むソーシャルメディアマーケティング」なんてテーマで講演をするので、そんなことを考えてみました。

「フリーエージェントの台頭」という事象を伝え、彼らの課題解決のスピードを加速させる一助になりたいと想います。そんな僕も社会変革に寄与するフリーエージェントの一人だと思っています。


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