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家入一真流・メール返信ライフハックがヒドいけど素晴らしい

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先日、家入さんと久しぶりに対談してきました。家入一真氏「生きているからには、人の心をざわざわさせたいという記事でも紹介していますが、この話は面白いので別途切り出して記事化しておきます。


嫌なメールは目をつぶって全部消す

お騒がせな連続起業家の家入さん、メールをしても連絡が返ってこないことでも一部で有名です。講演のなかで、その理由が明かされました。

ぼくは嫌な気分になると、メールを、目をつぶって、全部消してしまうんです。消すと、すごい爽やかな気持ちになるんだよね。本当に重要なメールだったらもう一度送るだろう、という感じで…。

すばらしい態度ですよね、これ。いや、ヒドいんですが…笑 社会人失格だ!と怒るおじさんたちの顔が目に浮かびます。


自分を守れ

メールライフハックが象徴するように、家入さんのすばらしいところは、自分の心身を最大限大切にし、それを守ろうというスタンスを持っている点です。

自分を含めて、人間全般は「弱いもの」であるという前提に立ち、心身を崩すようなことからは避けるように促す。ともするとマッチョさが求められてしまう現代社会では、大変貴重で、それこそ社会を「ざわざわ」させる意見だと思います。

実際、「メールを読まずに消す」というのは、ある種のタブー感もあるほどです。冷静に考えれば、たしかに「本当に重要なメールだったらもう一度送る」だろうし、別に消しても大丈夫といえば大丈夫なんですよね。


講演ログには残せていないのですが、「やりたいことを見つけても、一歩を踏み出すことができないのですが、どうすればいいですか?」という質問に対して、家入さんは、

一歩を踏み出せないということは、本気でやりたいことじゃないんじゃないかな。長続きしないし、無理しない方がいいと思うよ。

と返答していました。この態度なんかも、いかにも「無理しない」家入さんらしくて素敵です。


また、「意欲が長続きせずにサボってしまう」というテーマに関して、

Livertyにも無断で来なくなる子がいるんだけど、そういう子の気持ちが超わかるから、怒るどころか共感しちゃうんだよね。ぼくもそうだったから。一回休んじゃうとそれ以降行きにくくなるんだよねー。すごいわかる。

という話をしていたのも記憶に強く残っています。家入さんのこういう優しさは、このご時世、本当に貴重です。


こうした家入さんのスタンスに対しては、「家入は成功した人間だから余裕なんだ!人生に失敗したオレが同じことはできない」という批判もありえるでしょう。

が、家入さんはそうしたロジックすら「うーん、そもそも成功とか失敗って何?ぼく、今貧乏暮らししてるし、家族と別居してるし、部屋で一人でパズドラやってるけど…人間、死ななければ『失敗』なんてないんじゃないかなぁ。無理して『成功』しようとすると、それこそ『失敗』した気分になっちゃうと思うし…」というかたちで相対化してしまいそうです。失敗とは何か、成功とは何かという問いも聞いてみたい。


「家入一真」という存在は、現代の日本社会において、大変重要なものであると感じます。こういう大人が増えていけば、もっと生きやすくなるんでしょうね。メールを削除するのは抵抗が大きいでしょうから、まずは「メールの返信がなくても怒らない」くらいのスタンスを習得しましょう。きっと、自分も他人も楽になりますよ。


家入さんを知るにはこちらの作品がおすすめ。ちょっと泣けます。

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