賛否両論?イケダハヤトが物申す

酷すぎる「男性育休」の現状。取得率は2%。取得期間は「1日~5日」が4割ってwww

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スクリーンショット 2016 07 27 10 27 27 日本の男性育休取得率は、明らかに低すぎです。なんでこんな現状なんでしょう。  東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長の渥美由喜さんによる、すばらしい記事が日経に掲載されているのでご紹介です。

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なんちゃって育休。

ちょっと古いですが、2013年の記事。

男性の育児休業取得率がガクンと低下した。2012年度の男性の育児休業取得率はわずか1.89%で、前年度の2.63%から0.74ポイント減少。 安倍晋三首相は「『女性が働き続けられる社会』を目指すのであれば、男性の子育て参加が重要」と成長戦略の中で打ち出しているが、これに逆行するかのような動きだ。 男性の育休取得が激減…背景に「パタハラ」  :日本経済新聞

何が驚くかって、取得期間の短さ。これは育休って言わないw

たとえ育休を取ったとしても、期間は短い。 「1~5日」が4割、「5日~2週間」が2割と2週間未満が6割を占める。育休取得者の割合はここ10年微増しているものの、その大半が1カ月未満という短期の取得者だ。 (中略)つまり、男性の大半が数日から数週間の「なんちゃって育休派」なのだ

お子さんをお持ちの方であれば、「1~5日」の休みが、どれほど役に立たないものかは、よくご存知でしょう。 これ、「取得の時期」も知りたいですね。もしも「1~5日」の休みが「産後直後」だとしたら、母子はまだ入院中でしょうから、父親は手みやげをもって病院に行くくらいしかできません。 母子の退院と同時に、仕事が始まる流れになってしまいます。まさになんちゃって育休!それ普通にただの有給じゃん! 最新ではないのですが、厚労省の方が発表した資料を見つけたので引用。 スクリーンショット 2012 12 26 9 18 33 このグラフすごいですね。左が女性、右が男性なのですが、左軸の目盛りを見てください。女性はMAX100%、男性はMAX2%です。2%って…。 男性の育休は依然として取得が進んでおらず、最新の調査でも2.6%と、相変わらず低調です。「育休を取りたい男性は3割」だそうですから、たくさんのサラリーマンが「我慢」している現実が浮かび上がります。日本的な労働の現実ですね…。

ちっとも増えてません。

2016年の調査でも、現状はちっとも!変わってません。ヤバいですね日本。

厚生労働省が26日発表した2015年度の雇用均等基本調査によると、男性の育児休業取得率は2.65%となり、1996年度の調査開始以来、最高となった。

前年度に比べ0.35ポイント上昇し、これまで最も高かった11年度の2.63%を更新した。ただ、男性の取得率を20年度までに13%に引き上げるとする政府目標には遠く及ばず、低水準にとどまっているのが現状だ。

男性の育休取得2.65%=過去最高でも水準低く―15年度 (時事通信) – Yahoo!ニュース

2011年が2.63%。2016年が過去最高の2.65%。もはや誤差の範囲!! なんども確認しましたが、26.5%ではありませんでした……。

とはいえ、みんな育休は取りたい。

という感じで見ると「日本の男どもはほんとしょーもないな!!」という感じですが、彼らの気持ちは違うようです。 東京都が行った別の調査では、育休の取得を希望する男性の割合は68.9%だと報告されています。 ということは、取得率をざっくり差っ引くと、6割近い人々が育休の取得を「我慢」していることになります。 これぞブラック社会という感じですね。人間の尊厳がろくに守られていない。 日本でサラリーマンやっちゃだめです、ほんとうに。かくいうぼくも子育てしたくて、会社を辞めて独立しましたから。サラリーマンやりながら育児とか無理っす。

「パタハラ」の問題も

さらに、記事中では「パタハラ」の問題も指摘されています。ゴミ上司すぎる!

上司: 「なんで、男のおまえが育休なんて取るんだ。キャリアに傷がつくぞ」 Aさん: 「たかだか4カ月のブランクでキャリアに傷がつくとしたら、僕がそれまでの人間だったということです」 上司: 「子どもの教育費は何千万円もかかるんだぞ。いっぱい残業して金を稼ぐ。これが家長としてのあるべき姿だ!」 Aさん: 「うちの場合、妻の方が給料も高いので妻を世帯主にしているんです。僕は家長ではありません…」 上司: 「そういう問題じゃない!バカモノ

マンガかよ!実話かよ!泣けてくるね! ぼくの知人(男性)でも、「育休1年取りたいんですが……」と言ったら周囲から嫌な顔をされて、結局諦めることにした方がいます。もちろん!その会社では制度としての育休は用意されています。 が、現場レベルでは「育休拒否」が行なわれているわけですね。奴隷労働かよ……。

具体的な解決策

さて、記事中で、渥美さんは次の三つの解決策を提案しています。いずれも強く共感します。

1. 男性の育児参加に先進的な取り組みをする企業の助成・表彰 2. 育児のための短時間勤務に対する所得補償の導入 3. 育児休業中のテレワーク(在宅勤務を含む)の認可・推進

あえて付け加えることがあるとすれば、これらの解決策を実現するためには、ぼくらの意識を変える必要があります。 日本人の意識は古くさいとしか言いようがありません。「少子社会に関する国際意識調査報告書」によれば、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に賛成する人の割合は、男性で65%、女性で56.8%だそうです。ヤバい! St 000009 d

(引用:エン人事のミカタ by エンジャパン

この価値観に「反対する人」の割合も、国際的に見て圧倒的に低いです。スウェーデン男性は74.5%が反対しているのに対し、日本ではなんと8.2%。 ほんとうにヤバいですよね、日本。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」って、戦前かよ。日露戦争くらいの価値観じゃないかそれ? そもそも、妻が家庭を守っているだけじゃ、ワーキングプアになりますよ。バブルじゃあるまいしねぇ……。

在宅勤務を進めよう。

引用した記事にも「育児休業中のテレワーク(在宅勤務を含む)の認可・推進」という解決策が提案されていますが、現実的に考えれば、これがもっとも合理的でしょうね¥。 関連記事:日本の男たちの「育休」の取得状況がウンコすぎてヤバい!…解決策はこれです。 在宅勤務が許容されるようになれば、育児中の男性も、仕事をある程度継続することができます。 「業務量を半分に落として、在宅で育児をする。その代わり、給料は25%減とする」みたいな働き方が広がることは、会社にとっても本人にとってもメリットがあります。 というわけで、育休を取得したい男性陣におきましては、人事部あたりに「在宅勤務ができるように制度を作ってくれ!」と嘆願するのがいいでしょう。 それで動かないような会社はダメな会社なんで、まぁ、さっさとやめるのがおすすめです。こどもは刻一刻と育っていきますからねぇ……。家庭と仕事、どっちが大切なの?

 

「わがまま」が社会を変える

「俺がわがままなだけなんだ」ということばのもと自分を押し殺すのは、ある種の防衛本能のようなものなので、いま苦しんでいる人たちを責めるつもりは毛頭ありません。僕自身もそうでしたし。

でも、誰かが「わがまま」を言い出して、行動しないと、世の中は変わっていかないと思うんですよね。選挙権にせよ、有給休暇にせよ、あらゆる社会制度というものは、誰かの「わがまま」が最初にあったのではないでしょうか。

 

今この時代においては、テクノロジーのおかげで「わがまま」が許容されやすくなっているのも大きなポイントです。僕はまさにこうしてブログを書くことで「わがまま」を享受しています。ITによって在宅勤務がやりやすくなったことも、「家族を大切にしたい」という労働者の「わがまま」を受入れる下地となっているでしょう。

 

僕は自由に生きていける人をひとりでも増やしたいと願っています。育児をしたいのに我慢している人たちがたくさんいるなんて、悲劇的じゃないですか。さっさと変えないといけません。

僕が今できるのは、この空間で叫ぶことぐらいです。来年は政策提言(アドボカシー)なんかにも関わって、イクメンをはじめとする自由の獲得にむけて動きたいと思います。幸い僕は全力で「わがまま」を言える立ち位置ですので。

 

大企業では自分の人生をコントロールできない

大企業で働くとある知人が、突然の転籍を言い渡されて、別会社に行くことになりました。

いわく、その別会社はあまり社内的に評判がよろしくないみたいで、ぶっちゃけ転職も考えているとか。転籍自体も寝耳に水で、引っ越しの準備等含め、色々生活が変わってしまいそうだと嘆いておりました。

 

ぼくが大企業で働きたくない理由は、まさにこれだったりします。

自分の人生をコントロールできず、下手すると最悪の労働環境の職場に投げ込まれてしまう。自分の意見はほとんど通用せず。誰が選ばれて、火中の栗となるかは、もう完全に「運」の世界だったりするじゃないですか。ロシアンルーレットですか。転勤を拒否したらクビになるらしいですしね…。

関連記事:「転勤を拒否するとクビ」という奴隷的労働 | ihayato.news

 

「総合職採用」というのも同じで、自分がどんな仕事をするのかさえ選べない(!)というのは、なんというか大丈夫か、という気がしてしまいます。

もちろん良い会社は、ある程度柔軟に要望を聞いてくれるのでしょうけれど…そんなに甘くない会社のほうが多いですよね。特に組織がでかいと、みんな「我慢」しているので、「お前も我慢しろ」となりがちな気がします。

ちなみに、ぼくは総合職採用だけは嫌だったので、職種別採用をしていた企業を中心に受けました(希望通り広報・マーケティング職として採用されましたが、ぼくが入ったルネサスは現在経営不振でリストラの嵐になっております…)。

 

と、こんなことを日々書いておりますと、「結局イケダは会社員が向いていないだけじゃないか、何が偉いんだ」みたいな批判を貰うことがあるのですが、まさにその通りです。

ぼくのように、自分の人生に最大限のコントロールを持ちたい「わがまま」な人間にとっては、突然転勤や異動を命じられる大企業は、どう考えても向いていないのでしょう。これは仕方がないことです。

 

わがままが許されやすくなっている

今の時代に生きていてホントに良かったと思うのですが、「わがままが許されやすくなっている」と思うんです。

たとえばぼくのような人間は、一昔前なら、いくら文句を言ったところ会社の論理に従わざるを得なかったわけです。しかし今は、社会人3年目でフリーランスになったぼくのように、ニッチな専門性さえあれば、人ひとり食べていくことは容易であることが明らかになっています。

 

ランサーズクラウドワークスのようなクラウドソーシングサイト、BASESTORES.jpのようなマイクロECサイトも登場していますし、今後も「わがまま」はやりやすくなっていくのでしょう。そうなると、わがままをする決断力が問われてきそうですね。

面白いところでは、家賃2万円の金谷でフリーランサー修行を積んでいる山口さんのような方も出てきています。フリーランス生活3ヶ月目にして、24.7万円の収益をを上げられたそうで。1989年生まれというから驚かされます。こういう生き方も、一昔前ではできなかったものでしょう。

 

今後の日本社会においては、高いスキルを持っている人に関しては、「わがまま」の許容度はますます高まっていくように感じます。スキルフルな人材は、自分の好きな場所で、好きな人と、好きな時間に、好きなだけ働くことができるようになるでしょう。いわゆるハイパーノマドですね。

一方で、ひとつの会社に縛られざるを得ない低スキル・低評価の人材は、こうした恩恵を受けにくいのかもしれません。とはいえ、人は何がしかの強みを持っていると思うので、たとえばココナラの出品を始めてみるなど、まだ発掘されていない市場価値を顕在化させる努力が、まず求められると思います。

 

だらだらとまとまりのない文章になってしまいましたが、いま、企業に勤めており、自分の自由を縛られていると感じている人は、ぜひ「わがままが許されやすくなっている」という地殻変動を意識してみてください。このトレンドは当面続くと思います。

わがままに生きるのは、楽しいことですよ。ぼくは会社を辞めてよかったと、心底思っています。育児だってできますしね。

 

男性育休は、妻を笑顔にすることから始まる。産後の妻にインタビューしてみたよ。

イケダ:どうですか。一ヶ月半くらい立ちますが。

ミキ:もう一ヶ月半?

イケダ:そうでしょ。今回の産後はどうでしょう。

ミキ:あっという間でしたね。一瞬でしたね。

イケダ:そうですか。

ミキ:育休は取った方がいいなと思いました。

イケダ:男性がということ?

ミキ:そうね。女性は取らざるをえないじゃない。

イケダ:だね。

ミキ:今ははっくんが苦手な料理をやってくれるしね。ご機嫌で料理をしてもらうことを諦めていたのに……。なんで 料理やってるの?

イケダ:いや、自分の好きなもの食べたいじゃん。

ミキ:ステーキとか?

イケダ:そうそう。

ミキ:二人目のときも料理をしてたけど、こどもがご飯を残してブチ切れたじゃない。まぁ今もあるけどね。

イケダ:そうだね。せっかく作ったの残されるのはイヤだよね。

ミキ:でも、だいぶご機嫌で料理してるよね。

イケダ:料理漫画で読んだことを試したいのがあるかな。いや、オレの話はいいよ。育休の話をしてよ。

ミキ:今回は黄疸も出たし必死でアプリを使って授乳して……ということをやっていたんだよね。なんと、1日に16回も授乳していたよ。24時間のうち。

イケダ:そりゃ大変だ。

ミキ:1回20〜30分かかる授乳というタスクを1日16回ですよ。その間はトイレも行けないし料理も作れないし、上の子のお世話もできないし。それってやっぱりひとりでは無理ゲーだな、と思ったんですよね。

イケダ:珍しい。「無理ゲー」って言ったぞ。

ミキ:人生初の無理ゲーです。

イケダ:人生初。

ミキ:授乳という仕事に加えて、世の中の産後すぐの女性は三度の食事を作って……ということをしているわけでしょう?

料理は手際よく作っても30分は掛かるじゃないですか。一日が授乳と料理でそれで終わっちゃうよね、新生児がいると。

こういうの知らないのかな?育休を取らない男性は。

イケダ:まぁ、はじめてだとわからんだろうね。

ミキ:自分でもびっくりしたんだよね、記録を取ってみて。1日にこんなに授乳ばかりしているのか、と。

授乳をしている間動けないから、こたつの毛布に付いた毛を取っていたのよ。

スマホを見ていたりすると、うまく授乳できなかったりして。

イケダ:妙に毛布がきれいだったのはそういうわけだったのか。

ミキ:だから、生まれたあとに5日くらい休みを取ることを「育休」と言ってはいけないよね。育ててないじゃん。

イケダ:そうだね。せめて3ヶ月かねぇ。

ミキ:3ヶ月、半年くらいじゃない?まぁ、状況にもよるだろうけどね。

あと、家事だけじゃなくて、上の子と遊んであげるのは重要だと思いました

一番ストレスが溜まることなんだよね、母として。「遊んで遊んで〜」と悲しそうにしてるのに、遊んであげられないのは。

イケダ:なるほどねぇ。

ミキ:だから、今日はつくしを取ってきてくれてありがとう。

イケダ:夕飯の食材だしね。一石二鳥だね。

ミキ:父親には、「上の子が遊べなくて悲しんでいること」も、お母さんのストレスになるというのは知っていてほしいよね

イケダ:いいことをいうね。

ミキ:ただ家事をこなすだけではなく、家庭の笑顔を増やすために力を注いでほしいよね

イケダ:男性には。

ミキ:うん。

イケダ:はい。

ミキ:お母さんが満たされていたら、こどもにも旦那にも愛が溢れていくんです。

イケダ:瀬戸内寂聴さんみたいになってきた。

ミキ:それこそが「男性育休の始まり」ではないでしょうか。

イケダ:父親として、まずは「お母さんが満たされる環境」を作るということですね。

ミキ:はい。そうすれば、家庭は愛に溢れます。

イケダ:以上、瀬戸内寂聴さんのインタビューでした。

関連記事:イクメン生活が今日で2ヶ月、いやはや毎日幸せです | ihayato.news

 

関連本。かなり売れているそうで。自由になりたい人は多いんでしょうね。

関連本。ワークライフバランスのコンサルティングを行っている小室さんの書籍。この方のTED講演は必見です。

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在宅勤務はいいですよ〜。ぼくは在宅で仕事をするようになって、5年経ちました。今も生後半年の娘が膝の上に乗ってます。まだ古臭い会社で消耗してるの?って感じです。

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