賛否両論?イケダハヤトが物申す

「無断転載だ!許せない!」と騒ぐ滑稽な「部外者」たち

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「無断転載」の何が悪いの?」という記事について、とある編集者の方から面白いエピソードを伺ったのでご紹介。

<追記:徳丸さんからすばらしい記事をいただきました。引用って主従関係が必須、というわけでもないんですね。これは目から鱗でした。ご参考にぜひ。 徳丸浩の雑記帳: イケダハヤトさん記事は適法な引用だと思う・・・今のところは
しばしば「イケダハヤトのブログは引用ばかりのパクリブログだ!けしからん!」的な批判をいただくので書いてみます。

たしかに「引用」ではない

そういう方々は著作権法的な「引用の要件」を持ち出してきて、「それみろ!お前のブログは引用じゃないぞ!」と鬼のクビを取ったように騒ぎ出します。

ア 既に公表されている著作物であること イ 「公正な慣行」に合致すること ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること カ 引用を行う「必然性」があること キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき) 引用 – Wikipedia

たとえば、昨日は「「特別養子縁組」を巡る議論が盛り上がっているのでまとめてみる」という記事を書きました。記事の大半は、ほぼ他人のツイート、ブログで占められています。 解釈には幾分の余地があるものの、たしかに、これは「引用」ではないでしょう。「引用文章が50%を超えたら『主従関係』といえないので『引用』ではない」というご意見もいただきました。
たしかにぼくの書く記事の一部は「引用」ではありません。 でも、そのことの、何が悪いんでしょうか?「引用に当てはまらない」ということは、悪いことなんでしょうか?

無断転載だから無断転載は悪い?

「無断転載じゃないか!」という批判もあるでしょう。たしかに、読書メモや他者のツイートは、無断で転載しています。けれど、それって悪いことなんですか? たとえば「マツコ・デラックスがすさまじい。反省として名言をまとめました。」なんて記事は「無断転載」とカテゴライズできますが、悪いことなんでしょうか?ちなみに、この記事から書籍「うさぎとマツコの往復書簡」は100冊以上売れています。さて、これは悪いことなんでしょうか。
「無断転載だ!」「引用ではない!」とぼくを批判する人は、ぜひ「なぜ(イケダハヤトがやっている形での)無断転載が悪いのか」を明文化して伝えてください。
なお、「無断転載は無断転載だから悪いんだ!」という子どものような理屈では、お話しになりません。 さらに「法律違反だから悪いんだ!」というのも、思考停止です。「なぜ法律は、それを違反だと規定しているのか」まで言及してください。
もう少し広げて、NAVERまとめや2chまとめは「無断転載」が行われる場となっていますが、あれは「悪い」ものなのでしょうか?ではなぜ、社会は事実上容認しているのでしょうか?NAVERまとめも2chまとめも、すっかり市民権を得ていますよね。
他方、転載元を記載せずに人気ツイートを配信していた「ワロスwwwwBOT」や、クックパッドのレシピをNAVERまとめに載せるまとめ職人は、どこか「悪い」気がします。事実、それらは「悪い」と判断されたようで、それぞれアカウント凍結、まとめは一部公開禁止となっています。
こうして事例を見ていくと、「『無断転載』は何をもって悪いのか」というテーマがクリアになっていきます。 端的にいえば、「無断転載が善いか悪いかは、ケースバイケース」であることは間違いないことかと思われます。「無断転載”だから”悪い!」という批判は、そうした現実を見落としたものともいえます。 では、そのケースバイケースは、どのようにして判断が分かれていくのか。この点を明文化できる人がいたら、ぜひ考えを教えてください。
もう少し突っ込んでいくと、ぼくが行っている無断転載が、社会的に悪いと判断されうるもので、それによってぼく自身が何らかの罰を与えられるとしても、ぼくは甘んじてその罰を受け入れるつもりです。 法律との摩擦が起きる可能性はあれど、ぼくはぼく自身が悪くないと考える方法で、「無断転載」を行っています。行為するにあたって、法律よりも、自分の意志の法が優先している、という状態ですね。 そのことは、法律に従わないというわけではありません。罰を与えられることになるのなら、それは受けいれます。さらにいえば、「無断転載」の直接の被害者からクレームがあれば、コンテンツを取り下げることも検討します。もっとも、そういうことは、4年近くブログを運営していて一度もありませんが…(<追記>:今しがた、下で掲載したツイートを取り下げてくれというクレームをいただきました。削除させていただきました)。
「罰を受けようが、わたしは行為する」という覚悟を持つ人に対しては、ぼくら市民は得てして口を噤むことになります。 たとえば、「援助交際は悪いことで、捕まっても仕方ないことだと思うけど、わたしはそれでも援助交際をする」という女子高生に対して、あなたはどういう言葉を語りますか。 同様に「無断転載は悪いことで、捕まっても仕方ないことだと思うけど、わたしはそれでも無断転載する」というケースに関しても。彼らを止めることはできるのでしょうか。自分の子どもや教え子だと想像して、考えてみてください。 (ここ、わかりにくいので別記事を書きました。→「違法だから悪いこと」は本当なのか
…と、かなり話を広げてしまいましたが、みなさんは「無断転載」の善悪についてどう考えますか?「法律違反だからダメ」「無断転載だから無断転載はダメ」といった思考停止から一歩飛び出し、考えてみましょう。
参考までに、ぼくのブログのなかで「無断転載」だと思われるコンテンツを掲載しておきます。アンチの人、追加で何かございましたらぜひコメント欄で。 「特別養子縁組」を巡る議論が盛り上がっているのでまとめてみる 湯川鶴章氏が語る、「スピリチュアルな考え方が主流になる」5つの理由 名著中の名著「アルケミスト」の名言まとめ

読者の声

ツイッターでいただいた意見を「無断転載」していきます。問題があるという方は、連絡いただければ取り下げます。

引用が中心のコンテンツにも価値がある

僕は、引用が中心の「紹介記事」「まとめ記事」にも十分価値があると考えています。

例えば先日書いた「「自閉症の子どものためのコミュニケーション・ロボット」をイギリスの小学校が導入」という記事は、海外のニュースサイトの引用で構成されていますが、無価値とはいえないでしょう。

僕が紹介することで「自閉症の子どものためのロボットが存在する」という事実を知る人は増えますし、場合によっては「うちの学校でもロボットを導入してみよう」なんて話も生まれるかもしれません。この場合、僕のコンテンツが独自取材によって書かれたものであるかは関係ありません。

 

また、「「フリージョ」—「ソーシャルメディア×女子力」で活躍するフリーランスな女子たち」という記事も、ほぼ引用で構成されています。こちらもやはり、僕が紹介することで、「フリージョ」というコンセプトと、このPDFレポートはより広く知られることになるでしょう。

空気読本の編集者とは知己の間柄ですが、「宣伝ありがとう」と喜びこそすれ、彼らが僕の記事に対して嫌悪感を抱くことはないと思います(自宅に紙版のレポートが5部送られてきたぐらいなので)。

 

引用・転載であっても、それを伝えることが無価値であるはずがありません。僕が海外のニュースをしばしば拾って紹介するのは、「これを日本語で紹介しておけば、誰かの役に立つだろうな」というモチベーションです。

 

また、NAVERまとめは文字通り引用中心のコンテンツですが、ご存知の通りかなり読まれています。「2chまとめ」も莫大なPVを稼いでいます。引用や転載が中心の「まとめコンテンツ」には、少なくとも人に読まれるだけの価値はあるということでしょう。

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「他人のふんどしで稼いでいる感」

これはコンテンツの質というよりは、モラルや好みの問題なのでしょう。引用が中心のコンテンツだと、一部の人が「他人のふんどしで稼いでいる感」を抱き、何だか怒りだすことがあるんですよね。いわゆる「嫌儲」というやつです。

「他人のふんどしで稼いでいる感」は完全に主観的なものなので、例えばこのブログひとつとっても意見が分かれます。事実として僕のブログは他人のコンテンツを引用・流用しているので、「他人のふんどしで稼いでいる」と言われれば否定はできません。そりゃ全部がオリジナルなわけないじゃん、という感じです。全てがオリジナルなテキストを求めているなら、僕のブログなんて読まずに小説でも読んでればいい話です。

 

「他人のふんどしで稼いでいる感」はあらゆるコンテンツに偏在しています。

例えば、「YouTubeの動画を紹介するテレビ番組」が放送されるときも、テレビ局に対して「他人のふんどしで稼いでいる感」を抱く人たちが現れます。

例えば、雑誌でネット文化について触れた特集記事なんかが掲載されると、同様に「俺たちを食い物にしている感」を抱く人たちが現れるでしょう(大昔に連載していたネットランナー(現在廃刊)でも、この手の批判をけっこう受けていた覚えがあります)。

ネットメディアでいえばBLOGOSだって「他人のふんどしで稼いでいる」というそしりを免れないでしょうでしょう。BLOGOSはメディアの特性上、オリジナルコンテンツはごくわずかです(が、僕はBLOGOSには価値があると思っています)。

 

コンテンツを「パクる」のはなぜいけないの?

たとえばこんな意見。

コンテンツの盗用は明確な著作権法違反なのだが、ネットの中では「キュレーション」だったり「バイラルメディア」等と、それらしい名前を付けて人の褌で相撲をとる行為がはびこっている。

こういうものを日々見ていたら海外の記事を断りなく翻訳して、自社サイトに掲載することの何がイケナイコトなのかよくわからなくなっても仕方ない気もする。

(中略)ネットは便利である反面、著作物の違法コピーはどうしても流通してしまう素地がある。

だからといってパクリが許されるわけではない。

せめてパクる時くらいは罪の意識をビンビンに感じながら、人目を気にしてこっそりひっそりやれよと思う。

パクることに対する罪の意識の希薄さが気になる話 – ネットの海の渚にて

こういった意見を書く人は多いですが、みなさん「なぜパクリがいけないのか」を書かないんですよね。「麻薬=絶対ダメ」という感じのノリで「パクリ=絶対ダメ」と思い込んでいる感じさえあります。こういう思い込み、思考停止は怖いです。

 

さて、コンテンツのパクリって、何でいけないんですか?これ、真面目に答えられる人、どのくらいいるんでしょう?「盗むのはいけないことだからいけない」「法律違反だからいけない」みたいな幼稚な意見はダメですよ。

 

著作権者の利益になるパクリもある

参考までにぼくのスタンスを書いておきましょう。
何をもって「パクリ」とするかは曖昧ですが、ぼく自身は、自分のコンテンツがコピーされていくことに対してはかなり肯定的です。実際に、BLOGOSやSpotlight、現代ビジネスといったメディアに対しては、うちの記事を堂々とパクって(転載して)いただいています。いつもありがとうございます。

著作権者としての気分としては、ぼくの書籍をP2Pソフトでばらまいていただいても、まったく構わないどころか嬉しいです。ありがとうございます、ばらまいてくださって。これほんと。…とはいえそれをやると、出版社から訴えられるかもしれないので、おすすめはしませんけどね。

結局、パクリがNGかOKかというのは、ビジネスモデルの問題なんですよ。ぼくが作っているビジネスモデルですと、むしろコンテンツを勝手にばらまいていただいた方が、利益が出やすいんです。また、パクられてもOK!というスタンスの背景には、年間500万円くらい売上あれば十分だ、という目標の低さもあります。

というか、こういうのは抗いようがないんですよ。あなたがどれだけ「パクリは許されない!」と叫ぼうとも、ネット上ではコピーコンテンツが「当たり前」になっていきます。NAVERまとめがこれだけ人気を集めている意味を理解しましょう。世界でバイラルメディアが乱立し、各メディア間でコンテンツが「共有」されている意味を理解しましょう。著作権者は、抗えない変化に文句を言うのではなく、勝手なコピーに耐えるビジネスモデルを作り上げていかなければなりません。

コンテンツのパクリを「万引き」になぞらえる人は多いですが、根本的に違うのは、このビジネスモデルの話です。わかりやすくいえば、パクられればパクられほど、ぼくは儲かるし、利益が奪われるようなら、儲かるようにビジネスを作り替えていけばいいだけです。物理的に商品が奪われる「万引き」とはそこが違います。

…まぁ、そんなぼくでも、コンテンツを丸々っと転載する際は事前に連絡はいただきたいとは思います。転載を始める場合は、ぜひメールとかツイッターで一報いただけると。でも、編集に哲学のないコピーサイトはダメです。なお、NAVERまとめとかTumblrでぼくの記事を利用する分には事前・事後連絡は不要です。

 

みなさんのご意見

さてさて、ツイッターなどで意見をいただいたのでまとめておきます。

まずは万引きのようなもの、という語り方。コピーコンテンツは①盗まれた側の利益にもなりうる(デジタルデータは複製可能)、②著作権違反は親告罪である、という点で窃盗とは明確な相違があるというのは事実として抑えておきたいところです。

こちらはよく整理されている意見だと思います。肝心なのは、「第三者がそのコピーの善悪を判断することが難しい」ことなんですよね。当事者なら自分で善し悪しを判断すればいいんですが、部外者はそうはできません。

けっこう真面目に面白いと思います。長い目で見ると、書籍も無断コピーの対象になっていくのかもしれません。

「第三者がなぜ関係のない他人のコピーに対して非難できるのか(そのコピーについては、著作権者しか法的な善悪は判断できないにも関わらず=親告罪にも関わらず)」という問いに対しては、こちらはもっともクリティカルなご意見。

ヨッピーさんも、

「別に自分がパクられてるわけじゃないから」ってスルーした時点で自分が被害者になった時に文句言えなくなるじゃん。だから被害を受ける前から声を挙げるんだっての。

イケダハヤト氏が全クリエイターに対して宣戦布告を開始 – ヨッピーがブチ切れまくるブログ

と書いてますね。

この立場はわからないでもないですが、一体どんな基準をもってして、「第三者として」そのコピーがOKであるかNGであるかを判断するのかを教えてほしいところです。

そもそもぼくの問題意識としてあるのが、関係のない個人が著作権者本人の意見を無視して(勝手に斟酌して)、一方的に正義を代弁するのは危険なことだ、というものです。ヨッピーさんはこのように画像転載にどうしようもない怒りを覚えているようですが、当の著作権者たちがどう考えているかはわからないわけです。これは彼の「暴走」である可能性を否定できません。そういう鈍感にご本人は気付いているのでしょうか。

ぼくにはヨッピーさんが「このやり方だと『俺が』やられたら嫌だから、関係のない他人だろうが、許せないんだ」と、たいへん「主観的」に、正義を「代弁」しているようにしか見えないんですよね。ここら辺は価値観ですが、ぼくはそういう鈍感さに基づく怒りは危険だと思うのですよ。

自分が当事者ではない以上(法律的にも親告罪である以上)、そこは善悪の判断を差し挟まないのが大人かと。だからこそ、ぼくは「第三者として関わる場合は、著作権者にコピーされていることを教える以上のことはしない」ということを推奨しているわけです。

なお、ヨッピーさんに関してはコピーコンテンツについて何かアクションを取っているようなので、それを楽しみにしてます。

あと彼のブログのなかで「結局、こういう事態に対して「怒らない」っていうのはそれだけ自分の「作品」に対する思い入れが無いからじゃないの。」という一言がありますが、それはむしろぼくにとっては逆ですね。思い入れがあるコンテンツであるからこそ、バイラルすることを歓迎しているわけです。せっかく創作活動しているんですから、多くの人に触れてもらいたいじゃないですか。ここは作家の価値観、商業性によって分かれるポイントでしょうね。

 

この意見も色々集約されていて興味深いです。結局「俺はこいつが気に入らない」というあたりがネット上のバッシングでは絡んできてしまってるんでしょうね。部外者として批判するのなら、ぼくは客観的な基準が求められると思います。

 

こちらもとてもいいご意見。「(窃盗と同様)経済的な損失を客観的に判断できるか」という観点は、著作権違反を非親告罪化する際の論点になるのでしょうね。この方のご意見をもう少し。

この意見を読んでわかったんですが、ぼくは第三者的な立場から発せられる正義(本来、善悪判断は当事者しかできないのに)が、延伸していき、法制度や法解釈に影響を与えることを懸念しているようです。市民が他者を叩くための、また新たな口実を得てしまうわけですから。そういう制裁意識から入る社会参加は不健全だと直感的に思ってしまうんですよねぇ。

同じ方からもうひとつ。ありがとうございます。

事前に具体的なNG事例を出している場合については、たしかに第三者的な判断を下せると思います。著作権違反が非親告罪化されたとして、その対象になるのは「事前NGを明らかに破っているケース」になるのかもしれませんね。となると、著作権者はこの時代に応じて、「利用規約」を掲載・アップデートしつづけるという自衛策を考えられます(たとえば「画像の転載を禁止します」「2chまとめサイトへの転載を禁止します」など)。

 

そうそう、いい整理をありがとうございます。ぼくはクリエイターたちに後者の道をおすすめします。

 

こちらも整理されています。が、いずれも「そうとは限らない」と言えると思われます。①②③⑤に関しては、一時期(今もですが)、YouTubeに音楽コンテンツが違法アップされていたことは、参考になる事例だと思います。③の「無駄なコンテンツが増える」という論点はよく語られますが、これはテクノロジーと市場原理で解決できる話ですよね(キュレーションアプリ、検索エンジン)。

 

モチベーションが下がるとしたら、それは基本的にビジネスモデルが悪いからです。そこは柔軟性の問題で、まずはクリエイター側が対応すべきだと思うんですよね。

 

ポイントとしては、著作権違反の損害を、第三者は正確に把握できないということかと(ビジネスモデルによってはプラスの価値を与えてくれます)。殺人や窃盗のような罪と一緒にするのは違うかな、と。

 

こちらも同じ論理で、強姦と著作権違反を一緒にするのは違うかと。(追記:「利用には事前の許諾が必要です」という規約、宣言が存在し、それを無視して転載している場合は、第三者がその違反について指摘することもできると考えます。)

 

いい整理をありがとうございます。「(と思っている)」というのがポイントですね。

 

これは直感的なものなのでどこまで言語化できるかわかりませんが(別途記事にしてみます)、自分の身の丈を超えた正義についてコミットするのは、歴史的に見ても危険だと思うんですよね。戦争とか虐殺は、身の丈を超えた正義を実践しようとするから起こると考えます。自分が当事者ではない場合に正義を振り回す際には、慎重になる必要があるかと。自己弁護でいえば、ぼくは一応そういう論理的なワンクッション(慎重さと身の丈感)を置いているので、まぁこれはいいのかな、と。こういうぼくの態度が倫理的にダメだ、という意見もよくわかりますけどね。

 

こちらはとある方からメールでいただいたご意見。一部編集して引用させていただきます。

人格権重視の人に財産権のメリットを説いても、理解してもらえても納得してもらえません。こういう時は対策を述べていくのがいいんだと思います。

対策のひとつとしてパクられても良いコンテンツを~ って書いてありますが、ケースに当てはまらない人が噛み付きます。なので、事件の起こるケース(パクツイ、記事パクリ等)を網羅して財産権と人格権の両方の観点から述べるのがいいんだと思います。そしたら噛み付いてくる人たちは重箱の隅を突くことしかできません。

著作物をID化(Androidのapp_id形式)して二次利用状況を管理できるDRMがあるといいねとか、

文化庁が著作権のQ&Aを作っているから、パクリ現場を目撃したらURLを教えてあげようとか、そういったアクションを提示できると生産的かもしれません。

いやー、すばらしいご意見をありがとうございました!具体的なアクションを提示するというのはまさに、ですね。

 

こちらは法律に関わる仕事をなさっている方から匿名でいただいたメール。編集して引用します。

まず、親告罪についての基本的な知識ですが、権利者からの申し立てがなくても警察で捜査することは可能です。

つまり、警察の初期捜査では、権利の侵害状況を証拠化するだけで、そこに権利者がどう思っているかは、ほとんどの場合介在していません。

商業的著作物があって、それを違法に撒いている者を見つけたら、独自の判断で着手することができます。

権利者への確認は、事件化するかどうかの段階で行われます。

いくら捜査しても、告訴状が出されなければ、裁判所に起訴することができないからです。

そこで権利者が告訴状をだす気があると回答すれば、実際に被疑者を逮捕したり任同をかけたりと動き出すわけです。

また、もし仮に、ネット上でコンテンツをパクられた、処罰してくれ、という権利者が警察署に押し寄せたとしても、それら全てに対応することは不可能かと思われます。

親告罪ではあるのだけれど、告訴したところで全部を刑事事件化してたら治安が崩壊してしまうから、民事でお願いしますとなってしまうのではないでしょうか。

民事訴訟を起こすには、非常に時間と労力を要しますから、直接削除を依頼してだめだった場合、企業体などマンパワーを持つ場合を除き、権利者は泣き寝入りしかないかと。

さすがのご意見、ありがたいかぎりです。国家は頼れないことを薄々気付いているのか、今はネット上で「自警団」が登場しているような状況なんでしょうね。自警といえば聞こえはいいですが、それは結局「私刑」の言い換えです。自警団が主観的に裁きを下す状況は、とても危険な状況だと思います。

また、国の対応にボトルネックがあるということは、非親告罪化が進んだとしても、結局問題は解決されない可能性があるとも考えられますね。

 

 

当事者は納得しているのに、怒り出す部外者たち

ご本人に迷惑が掛からぬよう、本筋が変わらない範囲で改変してお伝えします。

 

あるとき、編集者Aさんは、「許可を取った上で」ご友人のブログ記事の本文や写真素材を、まとめ記事として自身のブログに転載をしました。Aさんは実名顔出し、所属企業名も公開してブログを書いています。

すると、まったく関係のない匿名の第三者が「あなたの会社の社員がブログで無断転載している!」と、彼が勤める会社にクレームを投げ込んできたそうです。

会社から「こんなクレームが来てるんだけど…」と連絡を受けたAさんは、戸惑いつつも、「これは友人のブログで、すでに許可を取っている」ことを説明し、ことなきを得ました。

クレーマーの人はAさんの「アンチ」なようで、虎視眈々とあら探しを続けていたようです。まったく気持ちが悪い人もいるものです。

 

で、実はこれと同じようなことは、ぼくも経験しています。

だいぶ前、とある企業から「こんな調査をしました。画像と本文を添付したので、ぜひブログでご紹介していただけませんか?」とメールをもらいました。なかなか興味深い調査だったので、早速いただいた素材を用いて記事を制作しました。

すると、何やらぼくに粘着している匿名アカウンコたちが「これは無断転載じゃないか!ソースはどこだ!パクリブログ!」と騒ぎ出しました。いただいた素材はオンラインにアップされていないものだったので、どこかのサイトから無断で持っていたものだと勘違いしたのでしょう。関わるのも面倒なのでスルーしました。こういう事実無根のデマって法的に対処できるのかな…。

 

当事者が納得していればそれでOK

「無断転載」の何が悪いの?」に関して、編集者Aさんからは「メディアをやってると、無断転載とか引用とか、色々ごちゃごちゃ言われるけれど、結局最終的に問われるのは『当事者間で納得しているか』だけだよねー」というコメントを頂きました。まったく同感。

ネット上には正義感に溢れるパトロール隊がいるようですが、著作物に関しては当事者間の問題として考えるべきでしょう。外野が騒ぎ立てることではありません。

それでもなお無断転載に憤りを覚える方は、著作権者に「あなたのコンテンツ、パクられているようですが、大丈夫ですか?」と人力でお知らせするくらいしかできないでしょう。頑張ってください、応援しています。

 

「編集」が民主化されていく上での摩擦

2chまとめ、NAVERまとめの台頭が象徴するように、「まとめ」という手法は、インターネット上のコンテンツ制作における主要な方法となっていくでしょう。コンテンツが溢れ続けるインターネット全体を整理するための、「編集活動」が活発化していくという未来です。

その意味では、「ほとんど引用じゃん」という非難も、長い目で見れば意味を成さなくなっていくのでしょう。「ほとんど引用」であることは、もはや前提となるわけです。

現在起きている「まとめコンテンツ」に対する嫌儲的な反応は、あくまで一時的な摩擦だと思います。どう抗っても、どう嘆いても、これから「他人のふんどしで稼ぐ」人たちは増えていくでしょう。見方によっては、NAVERまとめはそんな人たちの巣窟です。が、それはそういうものですし、そもそもウケるまとめを制作するためには高い技量が求められます(NAVERまとめはマジで難しいです)。

 

嫉妬を胸に隠し、当事者でもないのに変な正義感を抱き、「こいつはパクリだ!」と騒ぎ立てるのはナンセンスです。「あなた」が騒ぎ立てる理由はあるのでしょうか?何はともあれ、他人の一挙一動を気にしている暇があるなら、もっと自分の人生を生きましょう、といういつもの結論です。

 

ちなみに僕のブログは引用元さえ明らかにしてくれれば、転載は全然OKです。明らかにスパムなサイトを除き、これまで文句を言ったこともありません。むしろ転載・引用してくれるのは嬉しいことなので、積極的にやって頂きたいと思っているぐらいです。

 

転載を通知する仕組み、容易に削除申請できる仕組みを

現在のインターネットの仕組みでは、「自分の著作物が誰かに使われていること」に、なかなか気づくことができないことは、大きな問題の一つでしょう。

ぼくのブログもしばしば無断でパクられていますが(うちも「LINEナビ」にパクられてた…パクリブログの発見方法とその対策)、調べるのはかったるいんですよね。クレームを出すのもコストですし。

編集者Aさんも仰っていたのですが、その意味で「自分の著作物が誰かにコピペされたときに、通知がいく仕組み」「コードを一行いれれば、コピペできなくなる仕組み」「コピペに対して、簡単に削除申請ができる仕組み」なんてものがあれば、かなり問題は解決されるんじゃないか、と考えます。

特にコピペ通知システムは普通に欲しいですね。自分の言葉がどれだけ広がっているかもわかりますし。どなたか作ってくれないかな…。

(追記:コピペ通知システムをナカシマさんが制作なさっています。これはすごい!→WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。 | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン

 

こちらも合わせてぜひ。

「無断転載」の何が悪いの?

ぼくらには法律を犯す自由がある

関連本。入門書としては最適とのこと。未読なので早く読まないと…。

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