賛否両論?イケダハヤトが物申す

kyoumoeさん、ブログを辞める必要は全くないですよ。

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ネット上の悪意ある人との対話は可能なのか、というテーマを模索しています。ちょっとこの記事は迂遠なエントリーですので、「ネット上の悪意ある人との対話は可能なのか」に興味がない方はご覧にならなくて大丈夫です。

そんな中で、「「死ね」と「ネットイナゴ呼ばわり」との間に何の違いがあるのか」という言及をいただいたので、ちょっと対話をしています。kyoumoeさんは、ぼくに死んでほしいそうです。これはお話しないといけません。

なぜあなたは「死ね」という言葉を発信できるんですか?

ここまでの流れを簡単に紹介しますと、彼の「死ね」と「ネットイナゴ呼ばわり」との間に何の違いがあるのかという記事に対して、ぼくがコメント欄に質問を投げかけさせていただきました。

全文は長いので端折ると、

・あなたは「他人を批判することと自分を正当化することにだけ必死な奴はさっさと死ね」という言葉が、自分に対しても向かっていることに気づいていますか?
・「死ね」も「ネットイナゴ」も、発言していいんですよ。それは覚悟の有無の問題です。あなたには、発言の責任を引き取る覚悟はあり、その上で「死ね」と書き込むんでいるのですか?

なんてところを聞いてみました。

 

それに対して、彼はこんな回答ブログ(本人が来たりて油を注ぐ)をアップしてくださいました。意見をまとめてみると、

「他人を批判することと自分を正当化することにだけ必死な奴はさっさと死ね」という言葉が自分に向いていることには、気づいていなかった。(「俺はこのブログでは俺の思ったことしか書いてないので「他人を批判すること」と「自分を正当化すること」だけに必死ではありません。」)

自分がブログやツイッターで「死ね」といって、誰かが死んだ場合、そんな責任を取る必要はない。(「俺はそんな責任は取る必要はないと思ってますがね。俺が死ねって言ったくらいで死ぬような人間はそれ以上の何かを背負わされてるんですよ。」)

「死ね」という言葉は、殺したいから書いているわけではない。(「俺の文章に「死ね」と書いてあったとして、読者に伝えたいものが最終的に「死ね」であったことなどありません。本当に「殺したい」のなら他にいい方法はいくらでもあります。ただ、俺は人を殺したいわけではない。」)

「死ね」という発言をする際には、一定の基準を設けている。(「一線を越えたかもしくは俺を明確に攻撃してきた人間にしか言っていないわけで。」)

考えなしに「死ね」というのはもはや国民性の問題。少なくとも自分には変えようがない。(だからもうそういう国民性なんだよ。テレビだって新聞だって死ねと言わないだけで殺す気満々じゃん。)

自分には影響力がないから「死ね」と言っても問題がない。(「自分の影響力と自分の発言のバランスはちゃんと毎回考えてるので、俺の発言を直接の原因とした問題は発生しないようには心がけてる。(中略)死ねという言葉は「ネットに慣れている」「信者がある程度いる」「すでに何度か批判されている」の3つに当てはまる人相手に使うようにしましょう、耐性がない人に使うと本当に死にます」)

なんてところになるでしょうか。kyoumoeさん、曲解している部分があったら訂正してください。

 

対話のつづき

あなたの主張の一番のポイントは、「自分には影響力がないから「死ね」と言ってもいい」というところかと思います。

その考えの背景には、あなたの「死ね」という言葉が、相手の生き死にに対して、何の影響も与えない、という理解があるのでしょう。

ぼくはそれは間違っていると考えます。あなたの「死ね」という言葉は、相手の生き死に、何らかの影響を与えることは十分考えられますから。

あなたの「死ね」で、人が死ぬことは、決して否定することができないのです。『「朝鮮人は殺してもいい」とか言ってる馬鹿』を、あなたは「死ね」と罵るのでしょうけれど、それによって、彼らが「死ぬ」可能性を、あなたは決して否定できません。だって、その可能性はゼロじゃないですよね。ブログに書くというのは、そういうことです。

だとしたら、影響力の多寡というものは「死ね」という攻撃的な発言をする上で、何の関係もありません。ましてやあなたはブログを書いて、ツイッターをやっている人間なので、影響力は十分ある方でしょう。自分には影響力がないから、人のことを「死ね」と罵っていいと考えるのなら、それは間違いですよ。

また、ツイッターは拡散する空間ですから、今フォロワーが100人しかいなくても、誰かがRTすれば、あなたの発言が10万人に届くことは十分ありえます(ご経験はありませんか?)。これは、あなたが少なくとも一時的には、高い影響力を持ちうる、ということではないでしょうか。

 

その上で、あなたが用意しているもう一つの逃げ道は「『死ね』という言葉は、殺したいから書いているわけではない」というものでしょう。

殺すつもりがないから「死ね」という言葉を使っていいと考えているのなら、それは間違いです。だって、あなたがそのつもりがなくても、受け手が本気で捉えてしまうことはあるわけじゃないですか。

たとえばあなたの「死ね」という言葉によって、誰かが死んだとします。遺族はあなたを訴えます。そのとき、あなたは「そんなつもりじゃなかった」と言い訳をすることになるのでしょう。

これ、いじめっ子の論理そのものじゃないですか?遊びのつもりだったんだ。本当に死ぬとは思わなかったんだ。

「死ね」という言葉は攻撃性が高すぎます。今のやり取りがまさにそうであるように、ある程度誤解されることは前提です。あなたがそのつもりはなくても、受け手はその言葉に傷つくことは十分ありえます。

「死ね」という、悪意ある言葉に含まれた冗談や諧謔を正確に捉えることができるのは、ぼくのようなメンタルが図太い人間くらいです。あなたも「死ね」って言われたら、傷つくんじゃないですか?

 

あんまり長くなってもよろしくないので、ここら辺でやめておきます。質問は2つです。

 

<前提>あなたが「死ね」という攻撃的な言葉を発信できる、その理由を理解したいです。

<質問>

①kyoumoeさんは「影響力がない人間は、ネット上で「死ね」と言っても問題ない」と考えているのでしょうか。ぼくはそう読みとりました。もしそうなら、なぜそう考えるのか、もう少し具体的に教えて下さい。

②あなたは、実際に殺すつもりがないのなら、「死ね」という発言をしてもいい、と考えているのでしょうか。もしも相手があなたの言葉を本気で捉え、万が一死んでしまったとき、あなたはどう考えますか?自分には一切の責任がないと考えますか?もしそう考えるのなら、それはいじめっ子が「死ぬとは思わなかったんだ」と言い訳をする姿と、どう違うのでしょうか。

 

すでに先のエントリーで触れている部分もあると思いますが、重複してもいいので、もう少し詳しく、違う言葉で語って下さい。ぼくはあなたのことが、まだよくわかりません。ぜひ知りたいのです。

あなたは「俺は反論も受け付ける。(中略)それが対話だろ。」と語っていますよ。ぼくはあなたに「死ね」と言われた張本人ですから、うんざりすると思いますが、まぁ付き合って下さい。ブログでやり合うのが難しければ、メールでもいいので。

nubonba@gmail.com

 

 

kyoumoeさん、お返事ありがとうございます。なぜあなたは「死ね」という言葉を発信できるんですか?

という記事に対して、返信をいただきました。

イケハヤニ殺サレタ – 今日も得る物なし

 

ブログを消すことはないですよ

とりあえずお茶でも飲んで落ち着いてください。

ぼくはなぜあなたが「死ね」という言葉を使うのか、その合理的な理由が知りたいのです。あなたにはそれを説明するだけの力はあるはずです。突っ走ってブログを消す必要はありません。

 

「上から目線の質問攻め」とあなたは言いますが、ぼくに対してあなたが質問をしてもいいんですよ。何かわからないことがあったら、ぜひ質問してください。そこは上から目線とかではなく、本来対等ですから。

 

「俺はイケダハヤトの質問に答えた。手の内も見せた。」と書いてますが、まだあなたは質問に答えてません。あなたは、なぜ「死ね」という言葉を「特権的に」使うことができるんですか?あなたの説明でよくはわかりません。

自分がその表現を使う理由を説明できないようなら、言論プロレスなんてやる資格ないと考えますが、いかがでしょうか。自分が振り回している武器の殺傷能力は、正確に把握して下さい。

 

ブログではやりにくいようでしたら、別に改変も曲解もしませんから、nubonba@gmail.comまでメールをください。ぼくは純粋な興味として、なぜあなたがぼくや誰かに対して、「死ね」という刃を振るうことができるのか、それが知りたいんです。

 

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