株価が乱高下してますね。ぼく、20代前半の頃に2〜3年株をやっていたのですが、色々考えた末に、きっぱり辞めることにしました。
ぼくが株を辞めることにした理由は以下で詳しくお話ししますが、世の中には「元々株をやっていたけど今はきっぱり辞めている」という人が、他にも大勢います。
ぼくが株を辞めた理由をお伝えすると同時に、元々株をやっていた人が辞めた理由もいくつか説明しますので、今株式投資を行っている人は、今後そのまま株をやるのかどうかの参考にしてみてください。
精神エネルギーの浪費に繋がる
ぼくが株を辞めて、これからもやろうと思わない理由は「精神力のムダ遣いだから」。
250万円くらいの予算でゆるゆると売買をしていたのですが、何が嫌かって、株価を始終気にしてしまうんですよね。今日のように変動が激しい日は、仕事時間中も気になってしまいますし、思わずトイレに向かって携帯でチェックしてしまったり。資産が目減りしていると、「1ヶ月分の給料が溶けた…」と意気消沈してしまいます。いやはや、まったくもって健全な状態ではありません。
たまに儲かることもあって、そのときは嬉しいのですが、利益を取り逃すこともよくありました。午前中は上がっていたから気分よかったのに、午後は下がって目減りしていた…とか。棚から牡丹餅が降ってきて喜んでいたら謎の反作用でまた棚に戻っていた、という感じ。何だったんだ今の…。
株を辞めてからは、すっかり精神的な健康を取り戻すことができました。株価の乱高下を見ると、株をやっていたときの精神の乱れを思い出してしまいます。今も株の値動きに影響されて心を乱されている人、いっぱいいるんでしょうねぇ。
ぼくのような小心者かつ素人は、投資に手を出す際は「お金は得られるかもしれないけど、精神的なエネルギーを摩耗する」ということをよく理解しておくべきです。その精神エネルギーを別のことに使っているほうが、よっぽどお金は稼げるかもしれません。ぼくはそう判断して、会社を辞めてプロブロガー道を邁進しております。株なんかにエネルギー摩耗しているヒマはありません。人には向き不向きというものがあるのです。
これは住宅ローンにも通じるものがあるでしょう。あれも同様に、「家は手に入るけれども、ローンという名の精神的重荷を背負う」ことになります。ぼくは自分のエネルギーを浪費したくないので、ローンとは無縁でいようと考えています。「ローンがあるからサラリーマン辞められないんだよね…」とか愚痴るようにはなりたくないですから。
投資のプロではない普通の人間が株をやる場合は、「良い意味で鈍感さを持っていること」が求められるでしょう。ちょっとくらいの乱高下でオタオタするようでは、お金に人生を振り回されることになりますよ。まぁそうは言っても、実際自分が持っている株が激しく値動きしたら、大なり小なり動揺すると思いますけどね。
株式投資経験者が株をやめた理由
ここまでお伝えしてきたのはぼくが株をやめた理由ですが、世の中にはさまざまな理由で株をやめている人が存在します。
一度は株式取引を行っていたのに辞めることに決めた理由、それをいくつか紹介したいとお思います。
なお、ぼくのように「精神的にすり減ってしまうから」という理由で株をやめる人も多いようですが、それについては既に触れているので以下では割愛しています。
以前ほど儲けられなくなった
株は投資である以上、儲けられなければ意味がありませんから、自分が思っているほどのうまみが感じられなくなってしまえば、人は自然と手を引くものです。
運よく上昇相場が始まる直前に株を始めた場合だと、どんな株を買っても値段が上がり続けて収益をどんどん伸ばせたかもしれません。
しかし、相場が永遠に上がり続けることなどありえないので、伸びていた収益は必ずどこかで上げ止まることになります。
その後も落ち着いて地に足をつけて取引を繰り返していければいいのですが、一度甘い蜜を吸ってしまうと、その後も同じことが起こるのを期待するのが人間の性です。
同じ手間をかけているのに以前ほど儲けが出なければ、株取引から退場する人が出てきてもおかしくありません。
より魅力的な投資対象・投資方法を見つけた
投資家やトレーダーというものは、利回りのいい投資対象を常に探し求めています。
株式投資がもっとも効率よく稼げると思えば株への投資を継続しますが、他により魅力的な投資対象や投資方法を見つけたとすれば、株をやめてそちらに動いてもおかしくありませんし、むしろそれが自然です。
特にデイトレを中心に行っている方の場合は、仮想通貨やFXに軸足を移すことが多くなってきていると思います。
このような方の場合は、いろいろと調査や研究を繰り返して、仮想通貨やFXよりも結局株のほうがいいと判断すれば、再び株式投資に帰ってくる可能性があります。
株にかけている時間を他のことに割きたくなった
株式投資を行っている方、特にデイトレーダーの方は、株の値動きに常に注意していなければなりません。
また、自分が株を所有している企業に関してポジティブまたはネガティブな情報がないか、常に最新の情報を仕入れられるようにしておく必要があります。
そうなると、実質的に株の取引を行っていない時間であっても、生活が株に支配されているのと同じで、自分が自由に過ごせる時間や心休まる時間がなくなってしまいます。
「株にかけている時間を、英会話やジム通いなど他のことにかけたらもっと生産性があるかもな…」と考え始めると、そこから実際に株をやめることになるまではそう時間はかかりません。
仕事が好きだったのに仕事に意味を見出せなくなった
株で大儲けして、本業である仕事の何倍もの収入を得た人の中には、仕事をすることの意味が見いだせなくなってしまう人もいます。
そうなったときに、「仕事をやめて株で食べていけるようにしよう」と割り切れる方は、あらためて投資家やトレーダーとしての第一歩を踏み出せばいいでしょう。
しかし、仕事が好きでその仕事をずっとやり続けていこうと思っていた人、仕事がある意味でライフワークになっていたような人の場合は、仕事と株取引の狭間で心のバランスが取れなくなってしまう可能性があります。
そのような場合、無味乾燥な心持ちで仕事を行うのは辛いからということで、株から身を引く人もいるようですね。
株をやめたほうがいい理由
ぼく自身が株をやめた理由は、冒頭でお伝えした通り「精神力のムダ遣いだから」です。
ただ、ぼくが株をやめたほうがいいと考える理由は、以下に挙げるように他にもいくつかあります。
・かけた時間に対して報酬が見合わないことも多い
・生活が安定しないリスクがある
・人によっては依存症になってしまう可能性がある
それぞれについて、説明します。
かけた時間に対して報酬が見合わないことも多い
株式だけに限った話ではありませんが、投資は仕事とは異なり、時間をかければかけたぶんだけ確実に収入が得られるというものではありません。
一回の取引で運よく何百万円や何千万円という利益を得る人がいる一方で、1年かけての総利益が数千円という人もいるのです。
むしろ利益を得られているのであればいいほうで、膨大な時間をかけて損失を膨らませているだけの人も多々います。
後から見直して「1年かけてこの収益か…」と実感してしまうと、やるせない気持ちになってしまいますので、無難に副業を行ってたほうがいいかもしれません。
生活が安定しないリスクがある
本来投資は余剰資金で行うものというのが、大前提です。
その前提が守れている人には関係ない話ではありますが、生活費まで利用して投資を行っている人の場合、投資を行うことが生活のリスクを高めることになってしまう可能性があります。
投資で負けているときに生活が安定しなくなるのはもちろんですが、場合によっては投資で勝っているときですら、生活基盤が不安定になることがありえるのです。
というのも、投資に勝っていると人は「流れがいい」と感じがちで、「この流れのうちにもっと大きな勝負をしよう」と考えて、本来は手を付けてはいけないお金に手を付けてしまうことがあるからです。
「投資は余剰資金で行うもの、生活費にまで手を出したらそれは投資ではなく投機」という考え方は、心に留めておきたいですね。
人によっては依存症になってしまう可能性がある
投資と投機の違いについて少し触れましたが、人によっては両者の違いがきちんと分かっていないこともあります。
投機はいわゆるギャンブルであり、最近はギャンブル依存症が社会問題になるほど、多くの人が苦しんでいます。
「投機のような投資」を行っている人だと、知らず知らずのうちにギャンブル依存症になってしまってもおかしくないのです。
生活を楽にしたいという気持ちで始めた投資のせいで、生活がより一層苦しくなるような状態に追い込まれてしまうのは、皮肉以外の何物でもないでしょう。
株をすることのメリット
ここまでの話で、ぼくが株に対してどちらかというと否定的なスタンスであることはお分かりいただけると思いますが、一方の立場だけから話を進めるのはやはりアンフェアです。
そこで、株をすることのメリットについても考えてみたいと思います。
株をすることのメリットとして考えられるのは、以下のようなことです。
・株主優待の恩恵を受けられる
・経済や政治のことに自然と詳しくなる
・時間をかけずに副業ができる
それぞれについて、説明します。
株主優待の恩恵を受けられる
株主優待とは、企業が株主に対して自社商品やサービスを提供したり割安で利用できるようにしたりするもので、自社株の長期保有や新規株主の獲得を目的として行われています。
自分が普段よく利用するお店の株を所有して株主優待を利用できるようになれば、生活費を抑えることにもつながります。
どこの株を購入しようか迷っている場合には、株主優待の内容で決めるというのも1つの選択肢でしょう。
ただし、株主優待を受けるためには一定数以上の株を所有しなければなりません(数は企業によって異なります)。
株主優待目的で株を購入するのであれば、そのことには気を付けておく必要があります。
経済や政治のことに自然と詳しくなる
株式投資で売り買いの判断を正確に行うためには、企業の情報や社会情勢などが頭に入っていなければなりません。
そのため、今までよりニュースを見たり本を読んだり新聞に目を通したりする時間が長くなるので、自然と経済や政治のことに詳しくなります。
今までより多くの知識を得ることで、これまでは特に気にも留めていなかった株に目がいくようになるかもしれませんし、既存の分野とは違う分野の株の取引に手を出せるようになるかもしれません。
売買を行うことでの利益や配当金・株主優待など、所得面で注目されることが多い株式投資ですが、こういった副次的なプラス要素があることにも注目すべきと言えるでしょう。
時間をかけずに副業ができる
ぼくは株式投資を行っている間は、株の値動きが気になって仕方ありませんでしたが、そういったことを気にしすぎない人ももちろんおられるでしょう。
そのような人にとってみれば、株式投資は時間をかけずに行える非常に便利な副業です。
自分が仕事をしている間に、お金を稼ぐためのもう1つ別のプログラムが動いているわけですから、効率がいいことは間違いありません。
一度取引の内容を決めたら、本業の仕事中は株のことを一切気にしないでいられるという強い精神力を持った人には、株式投資はおすすめしやすいですね。
株は難しい…と思ったら
ぼくは何も、「株は絶対に辞めるべき」ということを言いたいわけではありません。
あくまでもぼくにとって株式投資は向いていなかったというだけで、株とうまく付き合ってしっかりと利益を上げ続けられる人も、きっといるはずです。
しかし繰り返しお伝えしてきている通り、株式投資をしっかり行うためには知識や時間が必要となるので、そういった観点で株は難しいと思われている方もおられるかもしれませんね。
そこで、そんな人におすすめの金融商品を、最後に2つほど紹介しましょう。
ETF
ETFは「Exchange Traded Funds」の頭文字で、直訳すると「上場投資信託」となります。
ETFは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの特定の指数に連動するような運用成果を目指されている金融商品です。
投資を行う場合は、リスクを軽減するために「分散投資」を行うのが基本ですが、分散投資を行うためにはまとまった資金が必要ですし、投資を行う会社や業界に対する知識も必要です。
しかし、ETFで投資対象としている指数はさまざまな銘柄で構成されているため、1つのETFに投資するだけで分散投資を行っているのと同じ効果が得られるのです。
そのため、企業や業界に関するニュースを見たり研究をしたりすることなしでも、ある程度安定した収益を上げられる可能性が高いのが魅力と言えます(もちろん自分なりに研究等を行ったほうがいいことは言うまでもありません)。
ただし、ETFに投資をしても個別の銘柄を直接保有していることにはならないので、株主優待を利用できるわけではないことには、注意しておきましょう。
投資信託
ETFを利用すれば、個別の株式を購入する場合と比較すると、研究等の時間を減らしやすいと言えます。
しかし、ETFにも種類がありますので、どのETFを選ぶかは投資者の判断次第であり、その判断のもとには結局のところ経済や政治に関する知識があることには変わりありません。
しかし投資信託を利用すれば、どういった金融商品を選んでどのタイミングで売買を行うべきかということまで、すべて運用のプロに丸投げできます。
投資を行う人はもちろん「資産を増やしたい」という考えを持っていますが、「自分の選択でより良い結果を導き出したい」という願望を持っている人も、意外と多いです。
そのような人には、運用を丸投げする投資信託はあまりおすすめできませんが、単純に資産を増やしたいだけなのであれば、時間も手間もかからない投資信託は非常に魅力的な選択肢となるはずです。
ただ、専門家にお願いして自分の資産を運用してもらうことになるので、そのための手数料を支払わなければなりません。
運用がうまくいけば、支払わなければならない手数料などほぼ気になりませんが、利回りをシビアに計算する人にとっては気になるポイントだと思いますので、そのあたりは慎重に考える必要があるでしょう。
イケハヤです。
「収入に不満がある」
「不労所得がほしい」
「自力で稼げるようになりたい」
そんなあなたのために!
「ゼロから自力で稼ぐ力を付ける」をテーマにした無料メール講座を作りました。
一応注意すると、甘い話は書いてありませんよ。けっこう厳しめに教えてます。
優しく教えても、なかなか変わりませんからね……。
途中で嫌になって解約する人もけっこういますw
無料でいつでも解約できるのでご安心を!
このメール講座をしっかり受講し、提案される行動を取ってもらえれば……。
1年間で月2〜3万円稼げるようになるはずです。
人によっては、もっといけるとも思います。
本メール講座では、以下のような内容を収録しています。
- 有料販売している教材のプレゼント
- 稼ぐためのマインドセット
- 情報商材詐欺にあわないための知識
- 初心者がまずやるべきこと
- ツイッターの使い方(課題達成者には無料コンサル1回)
- ブログアフィリエイトの始め方
- コンテンツ販売で稼ぐノウハウ
- YouTubeで稼ぐ方法
- 最新おすすめ副業徹底解説
- 副業を始めるときのベストな考え方
- 資産運用の基礎的な知識
- 絶対にやっておくべき節約術
などなど……。
伝えておくべき内容が出てきたときは、号外で最新情報も提供します。
繰り返しですが、すべて無料です。
noteなどで有料販売している教材をちょくちょくプレゼントしてるので、ぶっちゃけかなりお得です……。
最初のメール講座にもプレゼント教材(ブログ、SNS、YouTube「最初の1円」を稼ぐためのルートガイド)入れてあるので、ぜひご活用ください〜。
【YouTube攻略の秘訣を教えるメール講座】
メール講座が非常に反響がいいので、追加でもうひとつ作りました。
YouTubeで稼ぎたい方はこちらもどぞ!