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あなたは大きな声で「おっぱい」と言えますか?

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13万部以上売れた「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」の続編的な作品。ぼくらが何に「弱い」のかをリストアップした刺激的な一冊です。


大きな声で「おっぱい」と言えますか

そのなかでも特に面白かったのは「『おっぱい』と、大きな声で言えますか—君は「世間体」に弱い」という項目。

あなたは人前で「おっぱい」と口にできるでしょうか?
著者2人の独自調査によると、

・関西の人はけっこう言える
・関東では、40代以上の人ならけっこう言える
・出産や子育てを経験した女性はけっこう言える
・それ以外の人はかなり抵抗感が強い

ということがわかっています。

(中略)私(ホッタ)は恥ずかしくて「おっぱい」と口にすることができません。では、この「恥ずかしい」「恥ずかしくない」の差はどこにあるのでしょうか?
「恥ずかしい」という心理は「世間」を気にしているから起こるものです。

では、世間とはなんでしょうか?
(中略)人にとっての世間とは、実は、自分のまわりにいる「特定の人たち」のことでしかないのです。

しかも、その「特定の人たち」をさらに深く掘り下げていくと……最後の最後には「自分の両親」に行き着くと心理学の世界では言われています

つまり、性に保守的な家で生まれ育った子どもは「おっぱい」と口にするのをためらうようになり、逆にオープンな家の子どもは「おっぱい」をそこまで恥ずかしく感じない、というお話。たしかにこれは納得感があるかも。


地域や属性による例外はあれど、「あなたは大きな声で『おっぱい」と言えますか?」という質問は、その人が「どの程度世間体に縛られているか」を浮き彫りにする問いともいえるでしょう。特に若い男性においては、それなりに有効なクエスチョンになりそう。

ぼくは子育て中なためか、比較的抵抗感なく「おっぱい」と口にできます。おっぱいおっぱい。おっぱい。おっぱい!

余談ですが、この本の正確なタイトルは「子猫と権力とおっぱい~あなたの弱点を発表します(表紙の「おっぱい」に「×××」が掛かっている)」。書名に「おっぱい」を入れるかどうかだけでも、連日何時間も会議をしたそうです。おっぱいの呪縛恐るべし。


「おっぱい」の他にも、ぼくらの心を惑わす「弱点」が44項目にわたって紹介・分析されています。生きづらさを感じている人は読んでみると、だいぶ解放されるかも。

東京、上司、友人の年収、女性社員、初恋の人、ディズニー、食べログ、お母さん、法律、王様のブランチ、孤独、プレッシャー、批判、警察、村上春樹…などなど心を惑わすものと100倍たくましく付き合う方法。


著者の端くれとしては、このシリーズの独特の存在感に魅力を感じます。「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」なんて、思わず手に取ってしまうタイトルですからねぇ。ぼくも書店で自然に手が伸びてしまいました。うまい。


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