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家族・友人・同僚を「100%」信頼すべきではない理由

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ノートルダム清心学園理事長でシスターの渡辺さんのベストセラー本。Kindleの週間セールで安くなっていたので、手に取ってみました。


どれだけ信頼していても、100%信頼してはいけない

特に面白かったのが「信頼」についての指摘。渡辺さんは「相手をどれほど信頼していても、100%信頼してはいけない」と語ります。

人間は決して完全にわかり合えない。だから、どれほど相手を信頼していても、「100%信頼しちゃだめよ、98%にしなさい。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておきなさい」と言っています。

人間は不完全なものです。それなのに100%信頼するから、許せなくなる。100%信頼した出会いはかえって壊れやすいと思います。

(中略)間違うことを許すという「ゆとり」。それは、教師との間にしてもお友達同士ににしても大事なことです。

これは個人的にも納得&共感。非常に合理的で、現実的な教訓ですね。

ここでは言及されていませんが、人を信頼するということは、ときに相手をコントロールしようとすることでもあります。「おまえを信頼しているぞ」と語るとき、人は「オレの期待通りに動いてくれるよな」という押しつけを無意識的に発揮してしまいがちです。

この手の信頼によるコントロールは、多かれ少なかれ、あらゆるところで垣間見えるものです。双方にとって良い結果をもたらすこともありますが、本書で指摘されているように、対立を招くこともあります。

信頼は麗しいものですが、100%の信頼というのは、現実を見ない鈍感な態度といえるのでしょう。


ぼくは基本的に「無頼」を哲学にしているので、誰かを信頼することは、ほとんどありません。仕事のパートナー(編集者)ですらも、ぼくは100%は信頼していません。せいぜい50%くらいでしょうか…。寂しい生き方といえば寂しいですが、まぁ個人的には、このくらいが心地よいのです。


サラッと読める一冊です。人生に思い悩んでいる人は、手に取ってみると一歩世界が拓けるかもしれません。古本価格は700円(送料込み)なので、セール価格の429円はかなりお買い得です。

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レビューも高評価。

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なお、タイトルに関して、個人的には「辛いなら、置かれた場所にこだわらないで、さっさと移動すれば?」というツッコミをしたい気分に駆られます笑 まぁ価値観は人それぞれなので、自分にあった生き方を模索しましょう。

その意味では、合わせてこちらを読むのがいいかもしれません笑


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