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GMO・熊谷氏が語る、「宗教の5つの共通点」と組織運営

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トーマツベンチャーサミット2013に参加してきました。内容は実況中継したので、よろしければぼくのツイートを辿ってみてください。誰かtogetterでまとめてくれないかな…。


キーノートスピーチはGMOインターネットグループの熊谷氏。昨年に続き、刺激的な話を聴くことができました。

特に面白かったのは「宗教の5つの共通点」という話。熊谷さんは「長く続く組織」の秘訣を研究していた際に、「もっとも長く続いているのは、宗教じゃないか」と気づきました。で、世界中の宗教を調べてみると、次の共通点が見つかったとのこと。


①定期的に必ず集う

宗教の第一の特徴は「定期的な集い」です。キリスト教は教会に、イスラムはモスクに、新興宗教も定期的な会合がありますよね。ぼくら日本人も新年・法事などで定期的に「お参り」に行きます。

GMOはこの特徴を参考に、意識的に全体ミーティングを行っているとのこと。ぼくは定期的に集まる場所を持たないノマドワーカーですが、こういうワークスタイルになって改めて、「集まること」の力を感じるようになりました。


②同じものを読む(歌う)

一般的に宗教には経典があります。それをみんなで読み、または歌い、自分たちの存在意義を確認します。

GMOは「ベンチャースピリット宣言」という「経典」を用意し、これを幹部会やグループMTGで唱和するようにしているそうです。カルトっぽいですが、こうすることで組織に会社のビジョンがインプリントされていくわけですね。


③同じポーズを取る

キリスト教の十字は分かりやすいですね。宗教には誰が仲間かを判別するための「仕草」が設定されています。

「圧倒的No.1」をビジョンに掲げるGMOでは、人差し指を立て、右腕を上方に突き出す「No.1のポーズ」をカルチャーとして浸透しています。いかにもベンチャーな仕草です。

ポーズは身体性があるので、組織の文化に大きな影響を与えそうですね。ぼくが会社創るなら、目を閉じて掌を合わせる「瞑想のポーズ」とかを浸透させるかな…ネクラな会社になりそうですから笑


④同じものを身に付ける

これもシンプル。確かに宗教者たちはみな同じものを身につけています。これも他者を自分たちを分かりやすく区別するための方法なのでしょうね。

GMOでは「社章」「6穴の手帳」が共通のアイテムとして設定しているそうです。多くの会社では「名刺」が共通アイテムになっているんでしょうね。最近はコーポレートロゴをあしらった「ステッカー」もよく見ます。


⑤神話がある

最後に、宗教には神話があります。これも説明は不要でしょう。人間の理性の限界を超えたエピソードが、宗教においては連綿と語り継がれます。

GMOグループはビジョンや夢、「55カ年計画」という超長期プランがこの「神話」にあたるとのこと。ザッポスのような会社はいくつもの「伝説」を作り出し、それを共有していますね(参考)。これもある種の神話づくりといえるのでしょう。


これらの要素を戦略的に取り込んでいるGMOインターネットは、実際にIT企業としてはかなりの長寿(1991年創業)を誇っています。十分立証されている成功法則のひとつといえるでしょう。会社経営に関わる方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。


★この記事を読んだ人にはこの本がおすすめ。

熊谷さんのお話は、テーマ的には「企業文化」に属する内容です。このテーマなら、「ザッポスの奇跡」を書かれた石塚しのぶさんの著書が詳しいです。以下は経営者必読です。

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