おすすめ本・セール情報

「日本人が勤勉で責任感がある」というのは大嘘

ここ最近読んだ本の中ではピカイチです。書中から、刺さったことばをご紹介。

 

こんなにおかしい日本の「働く」

・日本の外では「カローシ(過労死)」はしゃべる電子レンジや、幼女のパンツ付きの雑誌や、こんにゃくゼリーが喉に詰まって亡くなる人、のような「びっくりニュース」扱いなのです。「カローシ」するような人がいる国は「ネタ」だとしか思われていないのです。

・彼ら(外国人)にとって仕事は人生における一部にすぎません。手段であり目的ではないのです。人間の生きる意味は仕事ではないのです。しかし、日本ではその手段が目的になってしまっている。まったく理解ができない、というわけです。

・しかし、私は思うのです。皆、なぜ心や体を壊すまで我慢しているのでしょうか?こんな酷い働かせ方をしたら、欧州であれば、労働法違反だけではなく、欧州人権条約違反として訴えられてしまいます。そんなことになれば、大企業であれば、欧州全体を巻き込んだ大事件になるでしょう。企業のイメージが下がり、大規模な不買運動が起こるでしょう。企業の経営者は人でなしの犯罪者、というレッテルを貼られ、新聞や雑誌やネットで批判されるでしょう。

労働は、あくまで自分の時間や体力や知力を相手に「販売」し、「対価」としてお金を受け取る「活動」にすぎません。働いた分の報酬をもらうという「取引」なのです。

死ぬまで働くなど本当に馬鹿げたことです。私たちは、古代エジプトの奴隷ではないのです。

・役者や歌手などの有名人が、家族の病気や死に目を犠牲にしてでも仕事に打ち込むことも、海外からは以上に映ります。たとえば歌舞伎役者さんや歌手の方が、家族の死に目に立ち会うことを犠牲にしても公演を続行したことを「素晴らしい」「プロだ」「それでこそ役者根性だ」と「絶賛」します。

・他の国では優先するのは家族です。先進国であれば、よっぽど酷い職場でない限りは、病気の家族の看病をできるように職場で仕事の量を調整したり、臨時の人を雇います。

・病気や事故、危篤など、大変な状況の時に人を責めたり、働かせたりするのは、最も恥ずかしいこと、弱い者いじめだと考えられています。競争が激しい職場であっても、弱い立場にある人を支えるのが当たり前なのです。

日本で美徳とされていることは、単なる弱い者いじめに、我慢大会だとしか思えません。「私も不幸な経験をしたからあなたもしなさい」「ひとりだけ楽しくやるのは許しません」という底意地の悪い不幸の押しつけにすぎないのです。その底にあるのは妬みの感情です。前向きではないのです。この「不幸の押しつけあい」から脱出しないかぎり、日本では個人の幸福を実現することは不可能でしょう。

・「ノマド」が増える世界というのは、決して夢ばかりではありません。平凡でこれと言った才能がない多くの人にとっては、「稼ぎにくくなる世界」が到来する「悪夢」なのです。

・「社会人」とは、英語に直訳したら「ソーシャルパーソン」となりますが、英語だと全く意味がわかりません。(中略)別に学校を卒業したって、自営業になろうが、無職だろうが、宗教家になろうが、社会を構成する一員であることには、何ら変わりはありません。

・そもそも、「カイシャ」というのは、一人ではできないことを、何人もの人が集ってやり遂げる、という目的を持った「寄り合い」であり、「手段」にすぎないのです。(中略)そんなただの「寄り合い」を「社会」だと表現してしまう日本の人は、頭がおかしいとしか言えません。

・要するに、なんでも人任せで、自分で責任を取りたくないのです。無責任でずるくて、怠け者の人が多いのです。日本人が勤勉で責任感があるというのは大嘘だと思います。自分で考えることも、提案することも、行動することも、リスクを負うことも嫌な人達が多いのです。

自分の意見をはっきり言う人、人と異なった意見を言う人は「おかしい人」「異端な人」「決まっていることに文句をいうけしからん人」なのです。

日本では、何か考えを突き詰めて議論するよりも、「空気」にあわせることの方が重要なので、「哲学」を学ぶ必要も、考える必要もないのです。

・日本の人々は、他の国の人々とずいぶん異なる考え方をします。それは、政府や警察官を最初から思いっきり信用していることです。(中略)そういう権力を盲目的に信じる態度は、海外では「ナイーブ」=「自分の頭で考えない単純思考のバカ」と笑われる考え方です。

生き残るためのキャリアを形成するには勇気が必要なのです。日本の若い人の多くに必要なのは「自分ならこうする」「ワタシは違う」「俺はできる」と決心し、口に出して言う「勇気」なのです。

日本には受け身の人ばかりです。受け身である理由は、自分で何かやったり何か言わなければ、絶対に失敗することがないからです。これは、減点主義教育や、「空気を読め」という無言の圧力が蔓延する社会の弊害です。

いやー、怨念系ですね。ぼくはこの手の書籍が大好きです。最後に向かうに連れ、筆の圧力がヒートアップしていきます。

熱量の高い本なので、神経を逆撫でされる人も多そうです。実際Amazonレビューはキレイに賛否両論です。ぼくはもちろん★5つ。★1つ、★2つのレビューはどれも読むに耐えません(この種の人たちは、どうしてこんなに「著者の勝手な主観に騙される読者が出ること」を心配するんでしょうね)。

スクリーンショット 2013 04 03 13 32 18

日本人が勤勉で責任感があるというのは大嘘

本書は「過労死するまで働く」という日本人の狂った労働観を、海外在住者の視点からメッタ切りにした一冊。神経逆撫で系、怨念系書籍です。ぼくは大好きです。

特にエッジが立っているのは、この部分。

要するに、なんでも人任せで、自分で責任を取りたくないのです。無責任でずるくて、怠け者の人が多いのです。日本人が勤勉で責任感があるというのは大嘘だと思います。自分で考えることも、提案することも、行動することも、リスクを負うことも嫌な人達が多いのです。

いやー、これは同感です。日本人は確かに「勤勉」かもしれませんが、それは能動的な選択の結果というよりは、無思考で受動的な態度の結果です。さらにいえば、責任感はまったく欠如しています。

 

ぼくの目からすると、多くの日本人は、「自分の人生」と「社会」に対する責任を負うことから逃げています。当事者意識が欠けているといってもよいでしょう。出る杭になること、失敗することを恐れすぎです(もちろん、ぼくも昔はそうでした)。

そうですね、ちょうど育休をしているので、たとえば、「男性の3割が育休を取得したがったいるのに、実際の取得率は2%台」なんてものはまさに「責任から逃れている」結果です。

そりゃ色々事情もあるでしょうけれど、基本的にこれは選択の問題です。育児をするために業務委託に切り替えた篠原さんのように、主体的な働きかけで、なんとでもなる部分は大いにあります。

「取得したい」と思っているのなら、すればいいじゃないですか。同じ悩みを抱える仲間はたくさんいるんですから、頑張りましょうよ。ぼくももちろん応援します。

大半の男性は「取得したい」と「思っているだけ」で、勝手に「育休を取るなんてとんでもない…」と空気を読んで、上司への陳情すらもしていないでしょう。せいぜい同僚や後輩に愚痴るくらいでしょうか。自分の人生の責任を引き取ることから、逃げている態度と言っても過言ではありません。

ぼくは家庭を大切にするために、会社を辞めて、プロブロガー道を邁進することにしました。責任は重いですが、自分の人生なんですから引き取るのは当たり前です。

 

社会に対する責任感の欠如は、日本の個人寄付の少なさや、企業のフィランソロピー意識の低さからも明らかでしょう。まさに「過労死」は、会社側の社会的責任に対する意識が欠如している証左です。

大部分の日本人は、自分を取り巻く社会に問題があることは知っていても、「誰かが解決してくれるはず」「わたしは今の生活で精一杯だから」という言い訳のもと、行動しないのです。リーダーシップを発揮することから逃げている、ともいえるでしょう。

 

変革を起こさない免罪符として、典型的日本人は、盲目的な「勤勉」にのめり込みます。日本人は「勤勉」を絶対の美徳にすることで、自分を許し、周囲に許し乞います。「真面目に働いているから」、社会に対してコミットしないでよいと考えているわけですね。

そうした情けない態度の背後にあるのは、「出る杭になることへの恐れ」だとぼくは確信しています。結局みんな、嫌われて、村八分になることが怖いのです。だから表面的であろうとも、「勤勉」に働く。

とはいえ、村八分状態で生きていくのは難しくはあるのですが…日本で「勤勉」を捨て、出る杭になるのは、かなりマッチョな道だとも思います。(著者の谷本さんが、海外から発信しているのは象徴的です)。

 

こういうどん詰まりを脱するためのシンプルな道徳律として、「主語のあることばで語る」ことをぼくは提案します。「われわれは」「私たちは」という大きな主語を使うことから脱しなければいけません。

周囲とどれだけ違おうが、自分がそう信じるのなら、「私はこう思う」「意味が分からない」と勇気を持って発言するべきなのです。そういう炎上は、善き炎上です。主語を取り戻すことは、社会と自分に対する無責任から抜け出す第一歩です。

 

電車が遅れても怒らないイギリス人

ぼく自身もそうですが、電車が遅れると困りますよね。予定の内容によっては、電車が遅れていることに対して怒りを感じてしまうこともあります。昨日も高速バスが50分ほど遅れて到着し、「くそー、早く寝たいのに…」と一人文句を垂らしておりました。

そんな日本人として、本書冒頭で紹介されているイギリスのエピソードが非常に面白かったのでご紹介。太字はぼくが入れてます。

電車は遅れるのが当たり前です。なぜ遅れるかというと、電車や線路が古いために信号や線路が故障するからです。お金がもったいないので、インフラを新しくしないのです。

(中略)イギリス人も最初からやる気がありませんので、電車が遅れると、
「あ〜皆さん、紳士淑女の皆様、あ〜、現在、あ〜、運転手を捜しております」
「あ〜紳士淑女の皆さん。運転手が今こちらへ歩いております。もう少々お待ちください。今日は運転手が足りません」
「あ〜あ〜紳士淑女の皆さん、幸運なことに運転手が到着しました。ちなみに電車が遅れた理由は、信号機の故障であります。ハバナイスデー。グッバイ」
というような説明が入ります。

(中略)遅れて激怒しているのは大抵アメリカ人なのですが、「おいおい、いい加減にしなさいよ」と周囲に揶揄されるのは鉄道会社ではなく、そのアメリカ人なのです。そもそも、誰も命に関わるような仕事をしているわけではないので、「まあ、遅刻は当たり前のことだ」と少々の遅れは気にしないわけです。取引先や会社の上司もこのようにのんびりした調子なので、遅刻したからといって怒ることはありません。

少々の遅れで業務に支障が出るというのであれば、それは仕事のやり方がおかしい、というわけです。ちょっと目から鱗が落ちるような考え方です。余裕をもたせない仕事の計画が悪い、というわけです。

「ちょっと遅刻しただけで支障が出るのは、仕事のやり方がおかしい」というのは、ほんと正論ですね。

日本でもこういう考え方が浸透すればよいのですが…遅延証明書をゲットするために行列している風景を見ると、日本が狂っていることを実感します(最近は遅延証明をネットで見れるようになったようですが)。

 

イギリスはいい感じにゆるくて、「無理をしない」文化があるそうです。間違いがあっても「まあ仕方がない。人間は間違えるのだ。はーっははははは」と開き直ってしまうとか。

書中ではロンドン五輪の際に起きた、数々の事件が紹介されています。「警備員採用を忘れてました事件」「選手団を乗せた五輪会場行きのバスが4時間迷った事件」「高速道路にヒビが入ってました事件」「ケーブルカーが立ち往生事件」「チケットがなぜか余りまくった事件」…。

日本だと「国恥だ!」「誇りが失われる!」と総スカンを喰らうんでしょうね。当のイギリスでは、これらのトラブルをお笑いのネタにして楽しんでいたというから、実に徹底的です。

 

本書を読み進めていると、いかに日本が余裕のない社会であるかを痛感させられます。日本はこれから衰退していくこと間違いなしですし、そろそろ当世イギリス風の「余裕」「遊び」を身につけても良い頃です。

「日本が世界一「貧しい」国である件について」は、日本的な労働観を漂白してくれる良著といえるでしょう。ぜひ多くの方に手に取ってもらいたいです。いい加減、死ぬまで頑張るのとかやめましょうよ。仕事ごときで死ぬなんて、意味が分かりません。

イギリスのお笑い文化を知るには「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」という映画がおすすめ。ラストシーンのギャグは、なんとエリザベス女王をネタにしています。しかも取り上げ方がヤバい。日本で同じことやったらリアルに国外追放されるのでは…詳しくはぜひ映画本編で。

 

本書はある意味で、そういう「善き炎上」をもたらす一冊だと思います。これは谷本さん渾身の、日本社会に対する呪詛です。ぜひ手に取って、自分の人生に対する、社会に対する責任について考えてみてください(Kindle版が800円とお買い得です)。

余談ですが…。こういうことを書くと「じゃあおまえは何をしてるんだ!」と突っ込む人がいそうなので先回りしておくと、ぼくは自分のスキルを使ってNPOのマーケティング支援を仲間たちと行っています。無論、ビジネスとしてではなく、基本無償の採算度外視でやっております。「NPOにマーケティングの力を注入する」ことは、ぼくが個人として引き取っている社会的な責任です。

というわけで、マーケティングにお困りのNPO団体の方は、お気軽にご連絡ください。

nubonba@gmail.com

 

(プレゼント付き)自力で稼ぐ力を付ける!1年間の無料メール講座。

イケハヤです。

収入に不満がある

不労所得がほしい

自力で稼げるようになりたい

そんなあなたのために!

「ゼロから自力で稼ぐ力を付ける」をテーマにした無料メール講座を作りました。

一応注意すると、甘い話は書いてありませんよ。けっこう厳しめに教えてます。

優しく教えても、なかなか変わりませんからね……。

途中で嫌になって解約する人もけっこういますw

 

無料でいつでも解約できるのでご安心を!

このメール講座をしっかり受講し、提案される行動を取ってもらえれば……。

1年間で月2〜3万円稼げるようになるはずです

人によっては、もっといけるとも思います。

本メール講座では、以下のような内容を収録しています。

  • 有料販売している教材のプレゼント
  • 稼ぐためのマインドセット
  • 情報商材詐欺にあわないための知識
  • 初心者がまずやるべきこと
  • ツイッターの使い方(課題達成者には無料コンサル1回
  • ブログアフィリエイトの始め方
  • コンテンツ販売で稼ぐノウハウ
  • YouTubeで稼ぐ方法
  • 最新おすすめ副業徹底解説
  • 副業を始めるときのベストな考え方
  • 資産運用の基礎的な知識
  • 絶対にやっておくべき節約術

 

などなど……。

伝えておくべき内容が出てきたときは、号外で最新情報も提供します。

繰り返しですが、すべて無料です。

noteなどで有料販売している教材をちょくちょくプレゼントしてるので、ぶっちゃけかなりお得です……。

最初のメール講座にもプレゼント教材(ブログ、SNS、YouTube「最初の1円」を稼ぐためのルートガイド)入れてあるので、ぜひご活用ください〜。

 

 

 

【YouTube攻略の秘訣を教えるメール講座】

メール講座が非常に反響がいいので、追加でもうひとつ作りました。

YouTubeで稼ぎたい方はこちらもどぞ!

 

Secured By miniOrange