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ハワード・ダリー「ぼくの脳を返して ロボトミー手術に翻弄されたある少年の物語」

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ロボトミー手術の生存者による、衝撃的な手記。何の落ち度もない少年が脳みそを損傷させられるという、凄まじい記録です…。読書メモをご共有。


悪魔の手術、ロボトミー

・当時の精神科医は、うつ病その他の精神疾患に苦しむ患者にさまざまな荒療治をおこなっていた。電気療法では、患者の脳と身体に電圧料をあれこれ変えながら電流を流した。水療法では水浴、器官注水、冷水湿布、蒸気噴霧、シャワー、ホースを使っての噴水などを患者に試みた。多くの場合は冷水が私用されたものの、熱湯が用いられたケースもある。患者を熱湯風呂に入れたり、熱風を当てたり、赤外線灯をつけたキャビネットや電気を通した寝袋といった道具を用いたりすることもあった。ドイツのある医者は「電気シャワー」という療法を発明し、患者にヘルメットをかぶせたうえで脳に通電したという。

・いくつかの治療法は、いまとなってはどうかしているとしか思えないものだ。あらゆる精神病は何らかの菌に感染したことによって引き起こされると考えた愚かな医師もいる。その医師は、精神患者はみな虫歯を患っていると主張し、全患者の虫歯を抜くことで治療しようと試みた。それで成果が得られないとなると、健康な歯もすべて抜いた。さらには扁桃腺も切除した。当時の記録によれば、この医師は、すべての子どもたちの扁桃腺を切除すれば、精神病は一代で根絶できると言ったそうだ。扁桃腺切除に効果がないことがわかると、医師はつづけて結腸を、子宮経管を、子宮を切除した。これらの治療によって治癒した患者はひとりもおらず、30%は手術によって命を落とした。

・カンザスの女性患者の手術が成功したことに気を良くしたフリーマンとワッツは、さらに多くの前頭葉白質切截手術をおこなった。当時の手術の「成功率」は患者623人に対し52%とされちえる。32%は「相応の成果」が得られ、13%は「失敗」に終わった。残る3%は死亡としたが、「失敗」には含まれなかった。のちにフリーマンは事実を認め、死亡率を約15%に修正した。

・フリーマンの患者で最も有名な人物に、のちの第35代米国大統領ジョン・F・ケネディの妹、ローズマリー・ケネディがいる。ローズマリーは生まれつき脳の発達がすこし遅れていたが、生活はほぼふつうに贈ることができた。だが1941年、23歳のときにロボトミー手術を受けた。手術後はウィスコンシン州の精神病院に入れられ、亡くなるまで、60年以上もそこで暮らした。

・新聞は例外なくフリーマンの功績をたたえた。彼のおこないは「精神外科治療が矯正を可能にした」「50人の躁病患者の正気を回復した驚異の手術」「抜歯手術と大差はない」といった見出しとともに報じられた。これはタブロイド紙の話ではない。ニューヨーク・タイムズもフリーマンの手術の成功率をたたえる記事を掲載している。

彼らを入院させておくには莫大な費用がかかった。フリーマンはこの悩みに解決策を提供したのだ。彼は「ロボトミーなら家に帰れます!」をモットーに掲げた。精神病院の経営者たちはこのモットーに着目した。

・個人病院よりも州立病院の方が、ロボトミーを試してみようとする傾向が強かった。州立病院は入院患者が多く、予算もかぎられていたため、すこしでも患者を減らせるならどんな手も使おうという考えだったのだろう。

・フリーマンはそのキャリアにおいて合計3500人に施術したと言われる。また、彼が指導した医師たちの施術数は4万件以上とされる。

・フリーマンはこの「脊椎穿刺」でも有名だった。これより数年前、彼は「瞬間脊椎穿刺器」なるものを発明している。(中略)「瞬間穿刺法」では、患者を後ろ向きの状態で椅子に座らせ、顎を両手に載せるようにして頭を下げさせる。その状態で、先端に針の就いた穿刺を頭蓋底部、つまり頭蓋と第一頸椎のあいだから脊椎管に挿入する。

・私は刑罰を免れた。理由はまたもや、ロボトミー手術を受けているからだった。障害者を罰するのは忍びないと考えたのだろう。私が大きな障害を負っているのは明らかだった。あの手術が私を障害者にしたのだ。

・当局は介入しなかったのか、と何度も思ったものだ。フリーマンは精神科医としての免許を取得していなかった。わずか数回の短い面談で、どうして私が四歳のときから統合失調症を患っていたと診断できたというのだろう。どうして周囲の人間は、精神科医として適切な訓練を受けた別の人間による検査を提案することもせず、彼の診断を受け入れたのだろう。

・現在、そうした状況は変化したのか?現在、当局は介入しているのか?一般医や小児科医がうつ病や双極性疾患、注意欠如障害の診断をくだし、セカンドオピニオンもなく、子どもたちに薬物治療を行っているのはなぜだ?現在、いったいどれだけの子どもたちが、言うことを聞かないという両親の訴えだけをもとに、強力な投薬治療を受けているのだろう。

・私は犠牲者で、その立場から一生這い上がれないと思っていた。何かあるたびに、ロボトミーのせいだと考えた。だが、復学し、まともな人間になろうと心を決めたとき、ようやく本当の意味で人生を歩み始めることができた。犠牲者として生きるのをやめようと思ったとき、やっと人生が始まったのだ。

・われわれはみな、何かの犠牲者だ。自分の責任ではないのに失敗したとき、人は、犠牲者であることを失敗の理由にしようとする。だが、こんなふうに考えることだってできるはずだ。「今よりもいい人生を贈りたい、自分は今よりもいい人生を送れる人間だ、自分の力で、生きるに値する人生を築けばいいんだ」

著者のハワード・ダリーは、ハワードを疎んだ継母によって「統合失調症」の疑いがかけられ、一足飛びにロボトミー手術を施術させられました。

「最後に」で書かれている彼の叫びは悲痛です。「現在、いったいどれだけの子どもたちが、言うことを聞かないという両親の訴えだけをもとに、強力な投薬治療を受けているのだろう」。これは日本でも社会問題になっています。

小学2年生のときに、クラスで落ち着きがないと言われ、向精神薬をのみ始めた男の子。
頭痛などの副作用に苦しみました。

母親
「能面のような表情になってしまったり、でも薬を飲まないと学校にいられないんじゃないかと。」

“薬漬け”になりたくない – NHK クローズアップ現代



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