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(本)中島義道「働くことがイヤな人のための本」

 

中島義道氏の本にハマっています。こちらもとてもいい内容でした、読書メモをご共有。

 

働くのがイヤ

・どうせどんなに真剣に生きても、数十年後には死んでしまうんだ。どんなに努力しても、能力の差はあるんだ。どんなにがんばっても、人生とは偶然が左右するのだ。こうした叫び声ががんがん耳に響いてくるにちがいない。だが、こうした恐ろしいほどの真理をどんなに語っても、誰も相手にしてくれない。こう語る人に向かって、世の中の鈍感で善良な、つまり嘘で固めた欺瞞的人生を送っている奴らは「そんなこと考えてもしかたないや」「とにかく努力してみろよ。いつか報われるときがあるから」「おまえ、負け犬でいいのか」「人生どうなるかわかったもんじゃない。塞翁が馬だよ」とかとかの何も真剣に考えていない、世間で垢まみれになった小汚い言葉を投げつける。おまけに善良な市民特有の「優しい」軽蔑的視線を投げつける。こうした手に掛かって、多くの者は自分が変だと思い込む。

・ある人々にとっては、人生のある時期に数ヶ月あるいは数年ひきこもることは、必要なことかもしれない。しかし、それに慣れてくると、私自身良く知っているのだが、ずるさが黴のようにびっしり生い茂ってくる。楽に生きる方法ばかり、自分が傷つかないで生きる方法ばかり、あわよくばうまく生きる方法ばかり考えるようになる。

・つまり、傲慢至極にも、社会を拒否しつづけながらその社会において承認され尊敬される道を選ぶんだ。社会を拒否する態度そのものによって社会から尊敬を勝ち得ようとするんだよ。

・おびただしい人々が芸術家に憧れるのは、私の考えでは、好きなことができるということのほかに、まさに社会を軽蔑しながらその社会から尊敬されるという生き方を選べるからなんだ。社会に対する特権的な復讐が許されているということだね。だが、その許された生活を続けるには、復讐のために選んだ仕事において成功しなければならない。それは文字通り背水の陣であるから、それに成功しないとき、もうあとはないんだ。そして、残酷なことに、成功しない場合がほとんどである。

・成功した人は、自らの類いまれな成功の理由を自他に納得させたいのであり、失敗した人も、ちょうど被疑者が警察の追求にくたびれはてて、無実でも自白してしまうように、納得できないことを無理にでも納得して楽になろうとする。なぜか?そうしなければ、その理不尽さに耐えられないからである。みんな、安心したいのだ。凶暴な心でいたくないのだ。

・大部分の者が仕事に報われないのであり、そうした報われない人々が、それにもかかわらず続けるところ、続けざるをえないところに「仕事とは何か」という問いに対する地に着いた答えがあるように思う。(中略)仕事に成功する秘訣を私は知らない。それにもかかわらず、生きているかぎりわれわれは仕事をしなければならない。まさにそのことを私は言いたいのだ。

・成功者はまさに成功しつづけることをもって、ますます人間的に豊かになっていく。そして、失敗者は失敗しつづけることをもって、ますます人間的に貧しくなってゆくんだ。成功者は、ちょうど幼少から愛されつづけてきた人のように気持ちがおおらかでみずからの才能をよく知っており、魅力溢れた人が多い。みずから運命の女神の寵児であることを知っているがゆえに、ますますこだわりのない自由人になってゆく。だが、失敗者はちょうど愛されないで育った人のように気持ちがさもしくみずからの才能を直視せず、魅力に欠ける人が多い。みずから運命の女神に見放されてきたことをしっているがゆえに、ますますひねくれた不自由を背負っていく。

・純粋な者が不純な者を裁くこと、これは幾重にも誤っている。第一に、裁く者が自分は純粋だと信じている誤り。第二に、裁く者が、たとえほんとうに純粋だとしても、自分に不純な者を裁く権利があると信じている誤り。第三に、裁く者が裁こうとする者を不純だと信じている誤り。そして第四に、たとえ彼らがどこから見ても不純だとしても、純粋な者のほうが不純な者よりも偉いと信じている誤りだ。

・規準は、いまや金になる仕事から金にならない仕事に移行している。その仕事が当人にとって絶対に必要なのは、金のため生活のため名声のためではない。といって、安っぽい「自己実現」などという言葉でくくれるものでもない。生きることをそのことがひりひりするほど辛いときに、しかもなぜか死ぬことができずに生きねばならないと確信しているときに、だからこそそれを通じて人生から振り落とされないように何かにすがりつく。ゴッホに取ってもランボーにとっても山頭火にとっても、絵画や詩や俳句とはこのようなものだったのであろう。彼らは、けっして自分の作品に満足して死んでいったのではないであろう。自分の仕事によってわずかでも死を克服したのではないであろう。生きることの方が、つまり生きて死ぬことのほうが、芸術活動よりも圧倒的な重みで迫ってくる芸術家、パラドクシカルなことに、だからこそ圧倒的な感動を呼び起こす芸術作品を生み出してしまう芸術家っているんだよ。

一冊の本としては哲学対話という感じで、特定の答えや方針を示してくれるわけではありません。何かの答えを求めてこの本にすがってしまうと、肩すかしを食らうはずでしょう。

個人的には芸術家という仕事が「社会を軽蔑しながら、社会の尊敬を勝ち得る」という側面で語られているのが非常に刺激的でした。ブロガーというのもちょっと近い仕事ですよね。

 

中島義道氏の本はAmazonレビューで極端に評価が分かれるのも、彼の著書を楽しむポイントです。蛇蝎のごとく嫌う人もいて、世の中は面白さを痛感します。僕はすごく好きですけどねぇ。

 

 

芸術家に許される特権的な復讐

おびただしい人々が芸術家に憧れるのは、私の考えでは、好きなことができるということのほかに、まさに社会を軽蔑しながらその社会から尊敬されるという生き方を選べるからなんだ。社会に対する特権的な復讐が許されているということだね。

だが、その許された生活を続けるには、復讐のために選んだ仕事において成功しなければならない。それは文字通り背水の陣であるから、それに成功しないとき、もうあとはないんだ。そして、残酷なことに、成功しない場合がほとんどである。

まさにズバリと言い当てられてしまい、冷や汗が出る思いです。「社会を軽蔑しながらその社会から尊敬されるという生き方」、僕はここに憧れを見いだしますし、目指している姿な気がします。

世俗への皮肉をたっぷり作品に込めたマーラーをはじめ、僕が尊敬するアーティストは「社会を軽蔑しながら社会に評価された」タイプが多い気がします。この憧れってなんなんでしょうね。中二病的なのかもしれない。

しかし、中島氏が書いているように、この道は背水の陣です。社会から認められないとき、待っているのは行き場のないどん詰まりです。

ここでも生きる道は絶たれた。それでは、最後のもっと大きな賭けに出ることにしよう。いっそ寺にでも入ろうか?修道院にでも籠もろうか?真理を求める放浪の旅に出ようか?しかし、勇気がない。決断できない。また失敗するのが怖い。では、死ぬしかないのか?しかし、ひとつ踏ん切りがつかない…。

ここで終点だね。少なからぬ者が、この段階で安楽死を勧められれば、頷くと思うよ。

ここもグッサグッサきます。僕もブロガーで食べていけなくなったら、修道院にでも籠もろうかと考えたことがあります笑 とはいえ妻子もいますし、この商売が立ち行かなくなったときは、現実的にはサラリーマンに戻り、自分の負けを認めたくても認められず、そのうち自分を幸せだと納得させ、幸せに生きていくのでしょう。そのくらいの器用さは、たぶん、悲しいことに持ち合わせています。そういう器用な人間だからこそ、二流に留まってしまうのかもしれませんね…。

 

「働くことがイヤな人のための本」はその名の通り、働くのがイヤな人に向けて書かれた本なので、悩める方はぜひ。でも、答えは載っていないのでご注意を。堂々巡りに陥るだけかもしれません。

 

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