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世界の経営学者はドラッカーを読まない

この本面白いですねー!経営学の本ってあまり読んでこなかったのですが、大変刺激的。

 

世界の経営学者はドラッカーを読まない

本書は特に導入部分が優れておりまして、いきなり驚きの事実が明かされます。

経営学にさほど関心のない方々のなかには「欧米の経営学の代表とは、ピーター・ドラッカーの考えのことだ」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

正直なところ、日本のドラッカー・ブームは私にとって驚き以外のなにものでもありません。なぜなら、私はアメリカに来てから九年が経ちますが、その間研究のためにドラッカーの本を読んだこともなければ、大学院の授業でドラッカーについて議論したことも大学の同僚とドラッカーの話題になったことも一度もなかったからです。

(中略)誤解をおそれずにいえば、ドラッカーの言葉は、名言ではあっても科学ではないのです。

マジですか!僕はまさに「欧米の経営学の代表とは、ピーター・ドラッカーの考えのことだ」と思ってました…。

 

さらに、ビジネスパーソンが読んでいると何だかかっこいい雑誌の代名詞ともいえる「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」についても、驚きの事実が。

ふたつ目の大きな勘違いは、「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」を経営学の学術誌(アカデミック・ジャーナル)だと認識されている方が少なくないことです。これも誤解をおそれずにいえば、HBRはけっして経営学の「学術誌」ではありません。

(中略)実は、アメリカのビジネススクールの経営学者にとって、HBRに論文を載せるということは重要な業績にはならないことが多いのです。

そうだったのか…。HBRってすごい権威があるイメージがあったのですが、アカデミックな世界にかぎっていえば、そんなことはないみたいです。

 

本書はこんな意外性のある導入で、世界の経営学の前線について、わかりやすく、かつ刺激的な論考が展開されています。

 

世界の「経営学」を知る

読書メモをご共有。

・私がこれまで話したような「理論仮説を立て、それを統計的な手法で検証する」というアプローチは、いわゆる欧米(そして香港、シンガポール)の経営学者のあいだで多く用いられています。専門用語を使えば、これはいわゆる「演繹的なアプローチ」に近いといえます。他方で、私の知るかぎりに本の経営学者の方々は、一社かあるいは数社の企業を選んで、その一社一社をたんねんに観察されるケース・スタディーのアプローチをとられることが多いようです。そして、そのケース・スタディーで得られた定性的な情報から、経営の法則や含意を引き出そうとします。これはいわば「帰納的なアプローチ」といえます。

・さて、私は日本にいる方から「アメリカの大学の博士課程で一般的に使われている、経営学の理論を網羅した教科書を教えてくれませんか」と尋ねられることがあります。それに対していつも「残念ながら、そういう教科書はないんですよ」とお答えしています。

・リチャード・ダヴェニの論点のなかでも本章で重要なのは以下の3つです。
論点①:企業が競争優位を持続できる期間は短くなっている。
論点②:このようなハイパー・コンペティションの事業環境下では、一度競争優位を失ってもまたそれを取り戻す「一時的な競争優位の連鎖」を生み出すことが重要になる。
論点③:ハイパー・コンペティション下では、理論的には、より積極的な競争行動をとる企業の方が高い業績を実現できる。

・組織が過去の経験から学習することは、多くの実証研究で確認されている。
・学習のスピードには組織や産業でちがいがある。
・とらんザクティブ・メモリーを活用することが組織の記憶力を高める上で重要である可能性が経営学では主張されている。
・互いを知ることで自然に形成されるトランザクティブ・メモリーを強制的にゆがめると、むしろ組織の記憶の効率は落ちる可能性がある。
・実社会でどのような組織が優れたトランザクティブ・メモリーをもっているかは、これからの研究課題である。

・イノベーションの本質のひとつは、知と知の組み合わせから新しい知を生み出すことである。そのためには企業は知の幅をほどほどに広げる必要がある。
・新しい知を求める活動を知の探索、既存の知識を改良していくことを知の深化という。
・企業組織は本質的に知の深化に傾斜しがちで、知の探索をなおざりにしやすい。事業が成功している企業ほどこの傾向が強く、これをコンピテンシー・トラップという。
・コンピテンシー・トラップとイノベーションのジレンマは同じようなイノベーション停滞のリスクを論じているが、前者はより組織に本質的に内在するリスクとして理論化されており、世界の系描くでは後者よりも前者が主に研究されている。
・イノベーションの停滞を避けるために、企業は組織として知の探索と深化のバランスを保ち、コンピテンシー・トラップを避ける戦略・体制・ルール作りを進めることが重要である。

・ロウリーたちは、半導体産業と鉄鋼産業において企業間のアライアンスのデータを収集し、それらを「強い結びつき」「弱い結びつき」に分け、そして企業の業績との関係を分析しました。その結果、「半導体産業では弱い結びつきのアライアンスを多くもつ企業の利益率が向上し」、逆に「鉄鋼産業では強い結びつきのアライアンスを多くもったほうが利益率が向上する」という結果を得たのです。強い結びつきと弱い結びつきの有効性は、ふたつの産業で対称的な結果となったのです。

・統計分析の結果、ホフステッドは国民性という概念が四つの次元からなることを明らかにし、1980年に著書として発表しました。それは以下の四つです。
・Indivisualism=Collectivism:その国の人々が個人を重んじるか、集団のアイデンティティを重んじるかを表す指標。
・Power Distance:その国の人々が、権力に不平等があることを受入れているか、という指標。
・Uncertainty Avoidance:その国の人々が不確実性を避けがちな傾向があるか、という指標。
・Masculinity:その国の人々が競争や自己主張を重んじる「男らしさ」で特徴づけられるか、という指標。

・ハフとケリーは、六カ国の銀行の管理職1282人にアンケート調査を行いました。その結果、自分の所属するグループの外部の人たちを一番信用しやすいのは、実は個人主義であるはずのアメリカ人であることを発見したのです。逆に、アジアの人々はアメリカ人よりも外部者をなかなか信用しないという結果となりました。そして中でも、外部者を信頼する傾向が低かったのは、韓国人、中国人、そして日本人だったのです。

・なかでも注目すべきポイントは、超国家コミュニティでは一方的な頭脳の流出ではなく、頭脳の循環が起こっていると彼女(アナリー・サクセニアン)が主張したところです。たとえばアメリカで成功した台湾人やインド人が本国に帰ることは、一見アメリカで教育を受けた優秀な人材が流出し、アメリカの国益を損ねるかのような印象があります。しかしサクセニアンは、実際にはこれらの人材の多くは帰国後もアメリカとの関係を保ち、一方通行ではない知識・情報・人材・資本の双方向での交流が起こっていると主張しました。

・さて、ここまで議論してきた経営学の課題を整理してみましょう。
課題①:経営学者の理論への偏重が、理論の乱立化を引き起こしている。
課題②:おもしろい理論への偏重が、重要な経営の事実・法則を分析することを妨げている。
課題③:平均にもとづく統計手法では、独創的な経営手法で成功している企業を分析できない可能性が残る。

 

 

「ポーターの競争戦略は古い」「経営学には教科書がない」「国民性を数値化する」「経営学の3つの課題」などなど、なるほど、と思わずうなってしまう切り口がたくさん。ビジネスに関わる人はぜひ読んでおきたい一冊です。

経営学の最先端について、幅広くかつ平易にまとまった良著です。こういう本は価値がありますね。この本のおかげで経営学の楽しさがわかった気がします。

あとがきにも書いてあるのですが、世界の経営学のフロンティアの情報は、ほとんど日本語でまとまっていないようです。著者は論文を原著で読むことが一番の近道だと語っています。

 

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