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「一票の格差」—問題点、原因、解決方法

選挙が近いということもあり「一票の格差」問題について理解を深めようと思います。いまいちオンラインにいいまとめがないので、勉強がてら自分で作っちゃいました。


一票の格差とは?

民主主義の原則は1人1票で、1票の重さは同等であるべきである。しかし人口変動に合わせて議員定数の再配分や、選挙区の区割りの変更が行われない限り、1票の格差が生じてくる。

例えば、2004年の住民基本台帳人口(3月31日現在)によると最も人口が少ない選挙区が徳島1区の26万5144人、最も人口が多いのは兵庫6区の56万9911人となり、衆院300小選挙区の1票の格差は2.15倍となった。

このような1票の格差を解消するために、議員定数の再配分や選挙区の区割りの変更を行うことを、定数是正という。

1票の格差 とは – コトバンク

問題の根底には「選挙区ごとの人口の差異」があるわけです。少し言い換えると、人口が少ない地域は相対的に議員が多くなり、人口が多い地域は相対的に議員が少なくなる、ということです。

全国版一票の価値ヒートマップを見ると、地方では票の価値が高く(緑)、都市部では価値が低い(赤)ことがわかります。

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問題点

で、これがどんな問題になるのかというと、意外とわかりにくい印象があります。読売新聞の資料がとってもわかりやすかったのでご紹介。

いま高校でクラス委員の選挙を行ったとします。文系のクラスでは1クラス 35 名につき 1 名のクラス委員を選出する。ところが理系のクラスではなんと 170 名の生徒で 1 人のクラス委員を選出する。

これはほとんど文系5クラス分の人数に相当します。その結果、学校全体で文系 175 人、理系 170 人の生徒がいたとすると、文系のクラス委員5名に対し、理系のクラス委員は1名、その比率は5:1ということになってしまいます。

これでは理系クラスがあまりにも不利であり、不公平である。そういう訴えがおこった
としても無理はありません。

www.yomiuri.co.jp/education/kouza/kokugo/0911/pdf/k0911.pdf

一票の格差がある状態だと、人口的な観点からいって、民意が正確に反映されないというわけです。この例えでいえば、文系の代表の方が多いため、学校運営全体が「文系重視・理系軽視」になってしまう可能性があるということです。


日本の現実に即してより具体的にいえば、「人口の少ない地方の意見」が相対的に重みを増すということです。この点はちきりんさんが「農政に見る民主主義の罠」という刺激的な問題提起をしているので、こちらをぜひ。

「極小農家の利害関係者」の票は510万票、彼等の投票率は非常に高いのでここでは85%とおいてみると、票数は433.5万票です。

東京都の全投票者数が659万票。これって、いい勝負だと思います?

もうひとつ落とし穴があります。それは、「一票の価値」です。極小農家があるようなエリアは、東京にくらべて一票の価値が2~4倍も大きいのです。中をとって3倍とすると、

「極小農家の利害関係者の実質的な票数」=1300万票

「東京都の実質的な票数」=659万票

(中略)

ちきりんが政治家だったら、まちがいなく「米価を補助金で支え、現行の770%の関税を維持して一切の輸入を拒み、ついでに戸別所得保障も」もちろんやります。

農政に見る民主主義の罠 – Chikirinの日記

人口比で見ると少ないはずの地方の極小農家が、一票の格差によって巨大な政治的発言力をもっている、という話です。


原因

原因の一端は、1994年の小選挙区制の導入の際に規定された「一人別枠方式」にあるといわれています。

衆院の小選挙区300議席のうち、まず47都道府県に1議席ずつを「別枠」として割り当て、残り253議席を人口に比例して配分する方式。人口の少ない地方に比例配分より多めに議席を配分し、過疎地の国民の意見も国政に反映させることが目的と説明されてきた。

1人別枠方式 とは – コトバンク

人口の少ない県が結果的に多めの議席配分を受けることになる。2009年衆院選について11年3月の判決で最高裁は、小選挙区制度初の衆院選から10年以上が経過し、過疎地への配慮という制度趣旨の合理性は失われたとして「違憲状態」と判断した。

ことば:1人別枠方式- 毎日jp(毎日新聞)

過疎地への配慮だった施策が、かえって別の問題を生み出してしまったわけですね。毎日新聞の解説にある通り、現在、最高裁では違憲状態であると判断されています。しかしながら、選挙が無効であるという判断は出ていません。


解決策

人口に対する議席数の問題なので、「議席数を人口に合わせて調整する」というシンプルな話が解決案となります。が、実際はなかなか動きがありません。

衆議院・参議院はこれまで一票の格差を是正することに取り組んできた。しかし、選挙制度改革とも関連しており政党や議員の利害が絡む問題であり、調整は必ずしも容易ではない。

人口(有権者数)が多い選挙区の選出定数を増加させたり、区割りを変更したりするなどの抜本的な対策をおこなうべきと再三言われているが、十分な調整がなされていないと指摘されている。

衆議院は選挙区画定審議会を設置し格差が2倍以上にならないことを目標にしているが、これは達成されていない。都道府県にまず議席を配分する基礎配分方式(1人別枠方式)と最大剰余方式を組み合わせていることが障害となっており、現状の方式を続ける限り実現は難しいといわれる。

1人別枠方式は、結果的に人口の少ない地域の一票の重みを増大させており、票の格差を巡る裁判の判決において格差の要因であると厳しく指摘されている。

格差を解消するために過去、議員定数について1986年「8増7減」、1992年「9増10減」、2002年「5増5減」の是正が実施された。

一票の格差 – Wikipedia


僕たちが直近でできることとしては、これまたちきりんさんが詳しく書かれているのですが、「国民審査」があります。最高裁の裁判官の審査ですね。

このままでは政治家はいつまでも動きません。毎回違憲のまま選挙をし、自分が通ればそれでいいのです。選挙は(違憲であっても)有効だと最高裁がお墨付きを与えてくれるのですから。

なので、ちきりんは全裁判官に×をつけるつもりです。最高裁が全員一致で「このままの状態で選挙しても(もちろん違憲だし)無効だ!」と言う状態に持っていくには、

「今のままでは私たちは、あなたたちを信任できない!」と伝えられる数字を(今回の国民審査で)見せることが、重要だと考えているからです。

国民審査と一票の格差 – Chikirinの日記

ちなみに今回の選挙は定数の調整作業が間に合わず、格差は是正されないまま選挙が実施されることになります。


自分の票の価値を知る方法

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一票の格差問題の解決を目指す「一人一票実現国民会議」のツールを使うと、自分の票の価値を知ることができます。僕の選挙区はなかなか悲惨…。意見広告を出すための寄付金も集めているので、活動に共感する方はぜひ寄付してみるとよいでしょう。


というわけで、ざっとですが「一票の格差」についての解説記事をまとめてみました。各政治家の考え方、提示している解決案など、さらに詳しく調べたい方はぜひ突っ込んでリサーチしてみてください。ちきりんさんにならって、まずは国民審査で×を付けてみようと思います。


関連本。池上彰さんの政治解説本。選挙前ということもあり、書店にけっこう並んでますね。


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