賛否両論?イケダハヤトが物申す

都内の家賃の高さは異常—「家賃は年収の3割」は古い常識

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要するに…
・都内の賃貸事情は最悪だと思う
・家賃負担が低ければ、稼ぐ必要性も下がる。家賃2万なら、30万円あれば1年雨風をしのげる。
・賃貸物件の価格は高止まりしている。
・日本は公共住宅が手薄い。
・「リアルな賃貸物件クチコミサイト」は状況を変える一手になるかも?


酒井さんのツイートに共感したのでご紹介。


都内の家賃の高さは異常

海外のことは知りませんが、「賃貸事情は最悪」というのは激しく共感するところ。酒井さんとtyk97さんの会話では「家具付き物件がないのは不思議だ」「ソファやベッドを撤去しなければいけない原状回復義務は最悪だ」といったコメントがなされています。


肌感覚としても、都内の家賃は明らかに高すぎると感じます。僕は奥さん(共働き)と二人暮らしをしているので家賃負担は低い方ですが、それでも夫婦で毎月10万円近く払うのは馬鹿げています(先日多摩市に越しましたが、家賃は8.5万円です…)。

よく「家賃は年収の3割」といいますが、あれって不動産屋の陰謀ですよね。盲目的に「だよなぁ、家賃は3割ぐらいだよなぁ」と考える人って多いと思いますが、今一度疑ってみましょう。


家賃負担が低ければ、稼ぐ必要性も低くなる

仮に家賃が2万円であれば、とりあえず30万円あれば1年間、雨風はしのげるわけです。一方で家賃が10万円だと、30万円では半年も持ちません。「住むために」稼がないといけないわけです。

家賃負担を軽くすれば「稼ぐ必要性」も下がるので、生活・人生に相当余裕が生まれるのではないでしょうか。「30万円あれば1年間住む場所がある」というのはかなり「豊かな」状況だと思います。


都内でシェアハウスをしている仲間の中には「家賃・光熱費込みで2万円」という生活をしている人もいます。ちゃんと東京23区です。個室はない雑魚寝タイプの物件ですが、「家は寝るだけの場所だから」それでもいいそうです。「毎月2万で寝床がある生活」ってすごくないですか?まぁ僕は妻子がいるので真似できないのですが…。

家賃5万以下ドットコム」なんてサイトも出てきていますし、「低家賃」へのニーズは強くなっているように感じます。一番削ってインパクトがある部分ですからね。

格安物件専門の不動産サイト「家賃5万以下ドットコム」が面白い | ihayato.news


ちなみに、家賃は価格の下方硬直性が高く、住宅地地価と比べて、バブル期からほとんど高止まりしている状態にあるそうです。僕は経済学は疎いのですが、これ衝撃的なグラフですよね。早くガーッと崩れてほしいです。ホントに。

住宅地地価と家賃の変化

1986年はバブル前の円高不況で1987年ぐらいから地価や株価が上昇しはじめたのだが、1992年に土地バブルが弾けた後も2003年ぐらいまで家賃は上昇し続けている。土地は借家やアパートなどの主要な投入要素の一つだが、11年ぐらいラグがあるわけだ。そして地価は80年代の水準に下がったのに、家賃は高止まりを続けている。

家賃に見る価格の下方硬直性: ニュースの社会科学的な裏側


また、日本は公的住宅の少なさも問題点として指摘されています。

住まいの未来を鮮やかに描き出した書籍「地域社会圏主義」には

・オランダでは公的賃貸住宅が35%。イギリスでは約2割。日本は公営住宅4%、公団が2%。公的住宅が少ない理由は「社宅」が機能していたから。公共の観点で住宅政策を見直す必要がある。

・デンマーク、スウェーデン、フランスでは住宅政策は少子化対策の一環。若者に対する家賃補助制度がある。親元から独立し、結婚し、子どもを作ることを促している。

というデータ・考察が紹介されています。日本は土地余るんですから、うまく活用されるようになってほしいものです。


何だか愚痴にしかなりませんでしたが、何とかこの状況を変えていきたいものです。以前も書きましたが、個人的には「リアルな賃貸物件のクチコミサイト」なんかは下方硬直性をぶち破る決め手になるんじゃないかな、と期待しています。マーケターとして参加するので、誰か一緒にやりませんか?


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