賛否両論?イケダハヤトが物申す

「U25」「アイデアインク」「星海社新書」などにみる「書籍のレーベル化」

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最近の出版の動向が面白いですね。



若者の働くを応援する「U25 サバイバル・マニュアル」

東京編集キュレーターズのイベントでお話があったんですが、最近「書籍のレーベル化」ともいえるトレンドが来ています。

例えば家入さん、はあちゅうさん、安藤美冬さんが書いているディスカバー21の「U25 サバイバル・マニュアル」シリーズ。名前の通り、若者を対象に書かれています。特に「働く」がテーマになっている感じ。


最先端のアート、カルチャーを発信する「アイデアインク」

また、「はじめての編集」の菅付さんが仕掛ける「アイデアインク」も独特です。アート、カルチャーに寄っており、例えば映画監督の園子温さん、Chim↑Pom(チン↑ポム)といった著者を擁しています。

直近では『料理通信』名物編集長の語る「外食」をテーマにした本が出ています。

greenzの一冊のアイデアインクですね。「U25」もそうですが、こうして並べてみると、装丁のこだわりがよく分かると思います。


若者に武器を配る「星海社新書」

僕も今回出させて頂いた星海社新書も、独特の色を持つ「レーベル」です。例えば小暮太一さんの「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」、芸人のマキタスポーツさんの「一億総ツッコミ時代」など。テイストはディスカバーと近く、働き方や生き方を扱っています。

これも独特ですね。「君の歳にあの偉人は何を語ったか」。


「このレーベルなら間違いない」という本の買い方

僕の中でもっとも評価が高いのはアイデアインク。ほぼすべて読みましたが、どれもハズレなし。しかも全く新しい世界を見せてくれました。既に「アイデアインク」という名前で購入してしまうレベルです。

もうあまり意識しなくなってしまいましたが、昔はCD買うときに「レーベル」って意識しましたよね。僕はクラシック好きなので「NAXOS」「NONESUCH」とかは好き好んで買っていました。特にナクソスは一枚の価格が安いので、まさに「育てられた」感じです。とりあえずお金が入ったらナクソスを買いあさっていた高校時代が懐かしい。

最近のエッジが効いたシリーズ書籍にも、まさにこんな「レーベル性」が見受けられるようになっていると感じます。まだまだ同種の取り組みは出てきそうなので大変楽しみです。


編集者に憧れている僕は、個人的には「30年後の日常」みたいな切り口で、未来的なテクノロジーや社会構想アイデアについて扱う書籍シリーズとかやってみたい。死ぬまでには「ihayato.新書」なんてレーベルを作ってみたいものです。


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