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(本)巌谷國士「シュルレアリスムとは何か」

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久しぶりに手に取ったシュルレアリスム本。大学時代に読んだのですが、すっかり内容を忘れてしまったので再読です。


「シュルレアリスム」とは何か

・シュルレアリスムはレアリスムを超えると言う態度とはちがうもので、むしろ「シュルレエル」の「イスム」であり、「シュルレエル」にいたろうとする運動であるということ。じゃあ「シュルレエル」とは何なのかといえば、これは一応「超現実」という言葉に訳してもいいですけれども、とにかく現実という者が世の中にあるとして、それとはまったくちがう別の世界のことを「超現実」と呼んでいるわけではありません。そうじゃないんです。むしろ現実の中にあるもの。「超現実」はまさに現実に内在しているということですね。

・ある意味では、現実と「超現実」とはつながっていると考えた方がいいんですね。つまり度合いのちがいなんじゃないか。例えば「超スピード」といった場合に、これは猛烈に速いスピードであるわけで、普通のスピードとのあいだには、段階の差しかありません。それとおなじように、われわれが「現実」だと思い込まされているものと「超現実」とのあいだには、度合いや段階の差しかなくて、壁だとか柵だとかはない。

・「デペイズマン」のシュルレアリスムとはどういうものをいうかというと、典型的なのはたぶんルネ・マグリットの作品でしょう。マグリットは一応レアリスムにもとづいて、林檎なら林檎をそれらしく写実的に描いている。タッチはいかにも微妙で平板でおもしろいけれども、その林檎がしかし思いがけない大きさで、そのうえ思いがけないところに置かれている。うかんでいるといった絵です。(中略)彼のどんな絵を見ても、物はいつも本来あるべき場所にはなく、思いがけないところに置かれていたり、縮尺がちがっていたり、材質が変わっていたりする、という「デペイズマン」絵画のひとつの展開がそこにあります。

記憶装置としてのおとぎばなし

・童話とは要するに子どものための話ですけれども、じつはそれが十七世紀ぐらいまではジャンルとして存在しなかったということ、その理由はいかにも簡単なことで、じつは「子ども」というものがいなかったからです(笑)。ヨーロッパでは十七世紀ぐらいまで、われわれの考えているような意味でも「子ども」がいなかったということは、最近では歴史学のほうでもいわれているわけです。

・子供服はどんな時代にもあったと思われるかもしれませんが、これも十八世紀にはじまったものだとアリエスはいいます。いまデパートなどへ行けば子ども服の売り場があって、オトナは着ないけれども子どもには似合うと思われている色や形のひらひらやロゴで飾られた服をならべたりしていますけれども、そういうものは十七世紀までは全く存在しなかった。

・児童文学あるいは童話についてもこれと似たことがいえるでしょう。十七世紀までのヨーロッパでは、子どもに読ませるために特別につくった文学作品はなかった。じゃあ、本の読める子どもはどういう話を聞いていたかと言うと、大人のものを読んだり聞いたりしていた。そういうなかに、もちろんおとぎばなしに近いものもありましたが、だからといってそれは子ども専用ではなかった。したがって、おとぎばなしと童話とはまったくちがうジャンルです。

・こうやっていくつかの特徴を羅列してくるうちに、だんだんわかってきました。おとぎばなしとは時代と場所が非限定であるような文学形式で、主人公の名前も非限定です。「ジャックと豆の木」のジャックはどこにでもある名前で、普通の少年の意味もあります。あまり特殊な名前ではまずいわけです。

・おとぎばなしの懐かしさはどこから来るのか。おとぎばなしに共通した特徴として、背景にひろびろとした自然がある。いつも森がそばにあるような感じがする。事実、森の中で展開する物語がすこぶる多いですね。

・もうひとつ、おとぎ話の主人公はよく旅をします。「森」と「旅」はおとぎばなしの鍵になる二大モティーフじゃないかと、ぼくはいつも思っています。

・おとぎばなしはもともとなにか重要な過去のことを物語っているんじゃないか。すでに人間が失ってしまった何かがそこに記憶されているんじゃないかと思われてくるんです。(中略)人間が失ったある種の感覚や知恵が、おとぎばなしのなかには刻印されている。ひょっとすると、おとぎばなしは人間にとって、一種の記憶装置みたいなものかもしれないと思うんですね。


本書は三回の講義をまとめたもので、シュルレアリスム、おとぎばなし、そしてユートピアという三つのテーマを扱っています。シュルレアリスムについての章はもちろんですが、「記憶装置としてのおとぎばなし」について触れた第二回は、かなりエキサイティングでした。

言葉ではうまく表現できないのですが、目先の合理性を追求する風潮の現代において、シュルレアリスムは重要なコンセプトだと感じています。うまくこの芸術運動のエッセンスを、自分の創作に取り込んでいきたいところです。


お次はこちらを読みなおし。「溶ける魚」は自動筆記で書かれた文章です。

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