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(本)ティム・ハーフォード「アダプト思考」—豊富なエピソードで失敗の重要性を学べる一冊


献本頂いた一冊。最近流行?の「失敗せよ」系の本ですが、軍事、金融、環境、経済など、エピソードが非常に多岐に渡っており、エキサイティングな一冊でした。


失敗の歴史

・トム・ピーターズの名著「エクセレント・カンパニー」で紹介されていた43社の超優良企業のうち14社は、2年後に経営難に陥っていた。別の調査では、100社の優良企業のうち、10社が10年以内に消滅し、83年間で半数以上が姿を消していることがわかった。

公共サービスにおける「コカコーラ問題」。人は全ての公共サービスが、コカコーラのような均一性を持っていてほしいと願う。が、そうした高度な標準化は不可能であるばかりか、望ましくもない。問題が解決されていないとき、問題が変化しつづけているときには、様々なアプローチを試すことが最善策となる。

・「知識の負担」という問題。特許を調べると、権利者のチームの規模はどんどん大きくなっている。典型的な特許取得者の年齢はあがり、専門性も上がっている。iPhoneやAndroidアプリは現実を覆い隠しており、実のところイノベーションは以前よりも遅く、難しく、高コストになっている。

・失敗に不寛容なNIHという研究助成と、失敗に寛容なHHMIという研究助成を比較すると、HHMIの研究者は失敗も多いが、他の論文に引用される回数NIHの2倍だった。リスクを避けようとするアプローチは、重要なアイデアを抜け落とす危険がある。

プレイポンプ問題。子どもが遊ぶだけで水汲みができる「プレイポンプ」は支援者からは夢の解決策として評価され、世界銀行の賞も受賞した。しかし、実際のところ汲取の効率は従来手段より悪く、現地の受益者もプレイポンプを評価していなかった。現在では「学校など特定のコミュニティー環境で効果を発揮するが、それ以外では必ずしも最適解ではない」という評価。

Playpump2 3

・ケニアの学力向上プロジェクト。従来の統計手法を使った調査では、教科書を支給すると学力が上がることが明らかになっていた。しかし、詳細に研究をしてみると、英語で書かれた教科書を読める子どもは少なく、学習向上効果は限定的だった。そのため、第二の実験では図表などの視覚教材を使って教育を行ったが、成果は上がらなかった。最終的に、栄養失調や発育不良原因となる寄生虫を退治するための「虫下し」を配布した。その結果、子どもの発育に好影響が見られ、欠席率も25%低下した。

・カーボンフットプリントの計測は難しい。例えば地産地消の食品を購入したからといって、それが温室で栽培されたものであれば、輸入品の方が環境に優しい可能性もある。エタノールも、原料によって環境負荷が違う。トウモロコシやパーム油を原料とするエタノールは、ガソリンよりも環境負荷が高い可能性がある。一般的にエコだと思われている活動は、それほどエコではない。それどころか、環境に逆効果になることを積極的に行う危険もある。

組織事故の「スイス・チーズ・モデル」。穴がたくさん空いたエメンタールチーズも、重ねていけば互いの穴を埋めることができる。しかし、話はそれほど単純ではなく、新しい安全対策を増やせばそれだけ複雑性が増し、予想もしないミスの連鎖に繫がる。

本書の魅力はふんだんなエピソード。言っていることはシンプルなんですが、説明材料がいちいち面白いです。特に一見素敵な解決策が、実はあまり問題解決に寄与しないという「プレイポンプ問題」は興味深いですね。


失敗をいかに乗り越えるか

・人間は自分の間違いを認めようとしないもの。いわゆる「認知的不協和」。「少額の報酬でつまらない仕事をする」グループと、「高額の報酬でつまらない仕事をする」グループに分けると、前者のグループの方が「面白い仕事だった」と答える人が増える。自分の失敗を肯定するために、納得させようとする。

・また、人間は損を取り戻そうとして、ますます深みにはまることがある。損失との折り合いをつけることは難しい。

潜在的なエラーを警告してくれる「検証チーム」の存在が重要。味方であると同時に、本当のことも言ってくれる友人や知人たち。容易ではないが「あなたのことを気に欠けていて、自分の生活でも正しい判断をしていて、見返りを求めずに率直な意見を言ってくれる人」が必要。

組織も個人も、内部・外部の「検証チーム」を持つことが重要、というのは納得感のある答えです。が、本書にも言及がある通り、失敗を認めるのはそれ自体とても難しいことです。僕も日々失敗を認めることを避けている節があるので、精進します…。


というわけで、読み応えのある良著です。「小さく賭けろ!」や「リーン・スタートアップ」「ブラックスワン」などの系譜の書籍ですが、これらを未読の方もそうでない方も、手に取ってみる価値はあるでしょう。


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