賛否両論?イケダハヤトが物申す

自分たちで太陽光発電所を作ってしまった「山王自治会」が未来的

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NHKの「サキどり」で太陽光発電特集が組まれていました。

その中で紹介されていた「山王自治会」の取組みが興味深かったのでご共有です。


11軒の世帯が、1,700万の初期投資で、毎年180万円の売電収入

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丹波新聞から引用。

丹波市春日町国領地区内、11軒の山王自治会 (細田睦自治会長) が、竹田川沿いの土地(約700平方メートル) に大型ソーラーパネルを設置した。売電した収益を自治会の運営費にあてようという試み。

195ワットの発電能力のあるパネルを216枚並べた。設置費用は約1700万円。発電量は年間4万4000キロワットで、 1キロワット40円で計算すると、約180万円の収入となり、 約10年で投資を回収できる計算。

これまでは1軒あたり月5000円 (年6万円) を負担しあって自治会を運営していた。軌道に乗れば、1軒あたりの運営費をなくす。

丹波新聞 | 売電収益を村の運営に ソーラーパネル設置 丹波市春日町国領・山王自治会

神戸新聞にも良い記事があります。地方紙って良い仕事しますねー。

神戸新聞|社説|電力の地産地消/太陽の力で地域の自立を目指せ


自分たちのことは自分たちでやる「DIY精神」

国や企業といった「大きな顔の見えないシステム」に頼れなくなった今、多くの人が「DIY精神」を持って、自分たちの課題は自分たちで解決するようになっていくと僕は予想します。

山王自治会の事例も、相対的に重くなってきた「負担」に対して、国や自治体に文句を言うのではなく、自分たちで解決策を見いだそうとするDIYアプローチです。

以前紹介した、住民が自ら道路を造ってしまう下條村の事例も、「お上に文句を言う暇があるなら自分たちで何とかする」という実践といえるでしょう。

道路は自分たちで作る—住民自治の将来像、長野県「下條村」がすごい


これから人々の暮らしが厳しくなればなるほど、かえってDIY精神は高まっていくと僕は予想します。小さな地域のリーダーたちが無数に登場し、「お上」への依存から脱却していく、という楽観的な未来です。


もちろん、厳しくなればなるほど、お上への不満や依存が高まる可能性も十分にあるでしょう。先日の生活保護周りの議論には、そんな空気も感じました。


しかしながら、そうした空気やリーダーは、僕たちの手で生み出すことができます。何の努力もしなければ、単に暗い未来が待っているだけです。

より良い未来をつくるためにできることは、素敵な取組みを紹介し、リーダーを讃え、小さな事例を無数に生み出すことだと思っています(その意味でも、今回のNHKの仕事は素晴らしいと思います)。

そんなわけで、僕も引き続き素晴らしい取組みを応援し、紹介していきたいと思います。それがブロガーの仕事かな、と最近思っています。



関連本。固めの内容ですが面白いです(書評)。

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