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「災害のなか日本のために働く人は尊い」という賛美の危険性。

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「日本のために働いてくれてありがとう!」

という賛辞の裏では、十分な報酬をもらえず命がけで働いている人たちがいるわけですね。


彼らが心からの「やりがい」を感じているならいいですよ。

災害支援NPOとか素晴らしいし、ぼくも寄付してます。

が、仕方なく経営者からその仕事をやらされているとしたら、普通に悲惨じゃないですか。


これは決してバカにしているわけではなく、しょせんは「労働者」ですからね。

経営者が命がけで働くならまだしも、一介の労働者(年収300〜500万円)が「日本のために命がけで働くんだ!」なんてのは、経営者に搾取されてるとしか思えないです。

むしろ「こんな賃金で命がけで働かせるなんて、経営者はおかしい!」とキレるのが普通じゃないですかね……。


「日本の安寧」が安い労働力を使った搾取で成り立っているとしたら、それは唾棄すべきことです。

そもそも人は命がけで働くべきではないし、どうしても人間が必要なら、それに見合った高報酬を与えるべきです。

もしも高報酬の負担が消費者がのしかかるとしても、それは社会を維持するコストとして容認されるべきです。


こうした構造を見落としたまま「命をかけて日本のために働く人たちはえらい!ありがとう!」と安全な自宅から礼賛するのは、厳しくいえば、愚鈍な悪だと思うんですよねぇ。


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