掛川に本社がある「リツアン」に遊びに行った際に聞いた面白い話。
超高級ブランドにも使われる「掛川コットン」。
静岡・掛川といえば「お茶」が有名な土地ですね。
掛川には他にも名品がありまして、それがコットン。昔から紡績が盛んな土地で、小さな事業者の方々がひしめくように布を作っていたそうで。
掛川で作られるコットンは、昔ながらの手法で作られているのが特徴。機械でザクザク作らないので、繊維の中に空気が入って「ふんわり」とした仕上がりになるそうで。職人の技術によって作られているわけですね。
その品質の高さは業界ではよく知られており、海外の超高級ブランドにも使われているそうな。
契約の関係でブランド名は表には出せないそうですが……あれです、グッチとかシャネルとかアルマーニとか、そういう感じのブランドで使われているみたいです。
一般にはほとんど売られていないのですが、一部のメーカーは独自に商品を開発し、ネットでも販売していたりします。「掛川コットン」でググると、まず「福田織物」さんのサイトが出てきますね。
驚異的な細さの糸で紡いだ「光透けるストール」がイケてます。極限に薄くて軽いストール!
価格は2万円ほど。プレゼントとかにいいでしょうね〜。妻にあげようかな……。
素晴らしい資源だと思う一方で、コットンを使った町おこしはまだ始まったばかり。知る人ぞ知るこだわりの逸品を手に入れたい方は、ぜひお試しあれ。