こんにちは。年間何冊読んでるかわからないくらい読書狂のイケダハヤトです。マンガ含めると、おそらく年間1,500冊くらい読んでいるはず。毎月10万円は本を買ってます。
さて、久しぶりにそんなぼくが選書をしてみました。あえてコンパクトに「3冊」の名著をピックアップ。
行動力を高めて、人生を前に進めたい。
最近なんだか行き詰まってる。
もっと違う世界に飛び込みたい。
でも、最近本は読めてない。
そんなふうに考えているあなたにうってつけの5冊、どうぞポチッとしてください。
諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない
耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。
自己啓発的な本では、これがベスト。これからの世の中をどのようにして生きるべきか、指針を与えてくれます。
名言だらけの一冊ですが、この一節は大好きです。
スタープレーヤーは、努力を努力と思わず、努力そのものが楽しいという星の下に生まれてきていることがほとんどだ。
才能があると思えているところからスタートしている努力と、自分にはまったく才能がないとしか思えないところからスタートしている努力は、苦しさがまったく違うのではないだろうか。
「好きなことを仕事にするのはやめたほうがいい」というアドバイスは時代遅れです。
自分が努力だと思わず続けていて、楽しめることこそ、仕事に結びつけていくべし。
ぼくはこの本を読んで「あぁ、自分はブログ書くのが好きだから、ブロガーになろう!」と決断することができました。
レビュー:為末大「諦める力 」:もっと早く読んでおきたかった…と思わせる一冊
悩みどころと逃げどころ
月間200万ページビューの社会派ブロガーちきりん氏と、世界一のプロゲーマー梅原大吾氏の異色人生対談。「梅原さんは学校が嫌いで、授業中は寝てばかりいたという。それなのに私の周りにいる、一流大学を出た誰よりも考える力が凄い。いったいどこで学んだの? 学校の役割って何なんだろう……」。そんな、ちきりん氏の疑問から始まったこの対談は、「いい人生の探し方」にまで発展しました。
「諦める力」とタイトルがなんとなく似ていますが、内容はもう一段先鋭化されている感じ。特に「教育」に関しての話は目からウロコがぼろんぼろん落ちます。
ちょっと長いですが、ご紹介。
ちきりん 正直言って学歴がないとどう見られるのか、体験してないので私にはわかりません。だから本当に悲惨なことになるから、とにかく大学までは行っとけとウメハラさんが言うなら、そうなのかなとも思います。
でも最近よく私が思うのは、学校って不利な人をより不利にする場所だなってことなんです。つまり、能力とか取り柄のない人ほど、学校に行くことで不利が大きくなる。
ウメハラ 不利な人がもっと不利になる?
ちきりん ええ。私の認識だと、今は生きていく力が強い人ほど学校に頼らない。ウメハラさんにしても、学歴を含め、経歴を何も開示せずに活動してる私にしても、その例でしょ。
それから親だって、教育熱心で経済力がある家ほど、公教育をあてにしなくなってる。で、インターナショナルスクールに行かせるとか、夏はアメリカで教育系のキャンプに参加させるとか、ネットで勉強させようとか。そういう動きが出てるのって、彼らが「日本の公教育にはたいした価値がない」と思い始めてるからなんです。
ところがその一方で、環境的に恵まれてない人ほど、「この状況から抜け出すには、とりあえず学校だけは行かなくちゃ」みたいになってて、経済状態が厳しくてもアルバイトをしたり借金をしてまで学校に行く。ところがその学校は、生きていくために必要な力をつけてくれるわけじゃない。だからますます生きる力の格差が拡がってしまう。
教育って本来は、環境に恵まれない人にリカバリーのチャンスを与えるための制度なのに、今はそれとは反対のことが起こってると感じるんです。だからウメハラさんみたいに「とりあえず学校に行って、大学までは出ておいたほうがいい」とは、私は全然思えない。
超面白いですよね。割りとバチバチと火花が飛ぶ対談なので、読んでてグイグイ引き込まれます。人生観をアップデートしてくれるコンパクトな名著、ぜひ。
レビュー:プロの役割は「新しい遊び方」を提案し、それを体で示していくこと。 : まだ東京で消耗してるの?
シンギュラリティは近い [エッセンス版]
2045年、これが私たちの衝撃の姿だ!
未来学者として技術的特異点の到来をいち早く予見し、人工知能(AI)の世界的権威として現在はGoogle社でAI開発の先頭に立つレイ・カーツワイル。彼が世界に衝撃を与えた名著『ポスト・ヒューマン誕生(電子書籍版・シンギュラリティは近い) 』(2007年小社刊)のエッセンスが一冊に! AIが人類の知性を上回り、私たちは生物の限界を超えてついにシンギュラリティへと到達する──。
もう一冊は未来予測本の金字塔。こちらは「エッセンス版」で、600ページを超える原著よりだいぶ読みやすくなってます。ハードな方が好きな方は原著版をおすすめ。
未来予測は高城剛、ミチオ・カク、ケヴィン・ケリーなどの著者も書いており、それぞれいい本なのですが、本書はそのなかでも「強烈にぶっ飛んだ」予測本となっています。なんというか、もはや宗教のレベルに達しています。レイ・カーツワイル尊師と呼びたい。
レイ・カーツワイルが描く未来を覗き込めば、自然と矮小な人生観を捨てる結果となります。なんせ「人間は不死になる」とか普通に書いてありますからね……w
もちろんまだまだあるけどね。
もっとも〜っと紹介したいのは山々ですが、まずは手にとって貰いたいので厳選しました。この3冊はガチで人生変える力がありますよ。
他のレビューとかも読んでみたい!という方は、以下のカテゴリーページをぜひ。最近はセール情報が中心で、面白い本が安くなっているときに更新しております。
関連カテゴリ:おすすめ本・セール情報 : まだ東京で消耗してるの?
漫画まとめもどうぞ。
ぼくの守備範囲はマンガなので、ココらへんもぜひ。「人生変えてくれるマンガ」もまとめたいですね〜。