そういえば、そんな文化がありましたね……(遠い目)。
「飲み会」という完全なる無駄。
日本のワークスタイルのクレイジーさは「飲み会」に象徴されていますよね。
仕事が終わったあとは自由なはずなのに、なぜか「飲み会」が強制的に入っていたときの絶望感よ……。
ぼくはマーケティング関係の会社にいたので、ちょいちょい予定表に「クライアントとの飲み会(接待)」が勝手に入ってましたね。人権侵害じゃ!
先日いただいた「小太り」さんの寄稿、衝撃的です。
広告業界はとにかく”飲み会”が好き。
来る日も来る日も”接待・接待”
関係性を作る手段の9割が”飲み会”
ぼくはテレビ局営業だったので
代理店の”テレビ担当”とひたすら飲み会をしていました。
多い時は週5で飲み会が入っていましたww
狂ってる!
強調しますが!飲み会なんか参加しなくても、仕事はできますよ!
実際、ぼくはほっとんど飲み会なんか参加しませんから。近所の人たちと飲むくらいですね……。
つーかね、飲み会が仕事の一部になってしまうような働き方は、そもそもおかしいんです。
コミュニケーションに飢えた上から目線のおっさんたちには、おとなしくキャバクラでも行ってもらいましょう。
ぼくらにはぼくらの人生があります。そこに付き合ってると、まさに、人生を消耗してしまいます。
その「飲み会」の時間とお金で、何ができるの?
明日の飲み会の2次会、前回みたいに部課長達の奢りと見るか、割り勘と見るか。
金欠だから無駄な金使いたくない。— yuta (@yuta_boc) 2016年11月11日
なんで、入社一年目で飲み会の幹事させられんばとかなあ
飲まんとに、無駄に高いし
はあ😩— 山口貴生 (@wAdIEvdJr0jZg3R) 2016年11月4日
特に若い人に聞きたい。
「あなたの毎月20〜30万円の給料のうち、飲み会にいくら使ってるの?」と。
これが「2〜3万」とかなら、かなり機会損失していると思った方がいいですね。
そのお金と時間とエネルギーで、いったい何ができることか!若いうちから自分で自分をダメにしてどうするんでしょ……。
毎月2.5万円。12ヶ月で30万。3年なら90万。会社が潰れたとしても、このくらい貯金があればいい独立資金になりますよ。
あなたの貴重な資金を、そこら辺の飲み屋に流しちゃっていいの?自分で経営している飲み屋にお金使うならまだわかりますが……。
こないだ、どうしても断り切れなくて久しぶりに #飲み会 に行った。相変わらず周りがやかましくて相手が何言ってんのかサッパリ分からず、ひたすら話を聞いているふりだけして目の前の大してうまくもない料理を食うだけの3時間(!)。やっぱり、飲み会って時間の無駄じゃね?
— チン☆テクラ (@akashi_keirin) 2016年11月12日
あと、何より「時間」がもったいないと思っちゃいますね〜。
飲み会って一回3〜4時間かかるんで、それを月に7〜8回やったら20〜30時間の浪費になるわけです。
年間にすると200〜300時間の無駄!そんな時間があるならブログでも書きましょうよ……いい副収入になりますよ。
もひとつ、地味にダメージが来るのが、健康面。
「二日酔いで翌日仕事ができない」のは論外だとして、飲み屋の不健康な食事が続くと、体調崩しません?
なんかリアルな話で申し訳ないですが、ぼくは飲み会の翌日、お腹の調子が悪くなります。腸内フローラ崩れまくり。質の悪い油がよくないんでしょうかねぇ……。
嫌な相手と飲むのは強烈なストレスになるということも、忘れてはいけません。ここで「飲み会 行きたくない」の検索結果をどうぞ。みんな苦労してるなぁ……。
飲み会が無駄であることは、ごく普通に仕事をしていれば気づきますよね。
気づいてないならちょっとヤバい。ぼくの近くには来ないでください。
無駄にしているお金と時間を、一度、計算してみてください。
その資源があればもっと面白いことができるんですよ!
「飲み会がない世界」はあるよ。
まぁ、飲み会というのは「文化」なので、その会社・業界にいるかぎり、なかなか脱することは難しいとも思います。
言ってみれば、「飲み会」なんてものは未開社会の野蛮な文化です。
みなさん、マウンティングって知ってます?
サル山のボスが「俺と仲良くしろ、俺は強いんだ」みたいにポジション取ろうとするあれ。あれが飲み会ですよ。
世の中には進んだ社会もたくさんあるんです。サル山から出ましょう。
おすすめの業種としては、まずは「イケてるスタートアップ(ベンチャー企業)」。うちのパートナーサイト「パラフト」に掲載されているような会社はおすすめですよ。
スピード感のあるITベンチャー企業は個人主義傾向が強いので、「は?飲み会?帰ってゲームしたいんですが」と言っても大丈夫です。そういう人けっこう知ってます。
あとは「副業OK」「在宅勤務OK」なんて条件を掲げている会社ですね。新しい働き方を許容するような職場は、くだらない飲み会文化とは無縁です。まとめ記事書いてるのでこちらもどうぞ。
関連記事:【2016年版】在宅勤務ができる企業に転職しよう!探し方と求人リスト。
究極的な方向は、独立して自分でビジネスをする、という道です。ぼくはこれ。会社に勤めていると、いろいろと折れざるを得ない瞬間もありますしね。
関連記事:フリーランスになって丸5年。あらためて感じる「独立のメリット」
というわけで、サル山から出て、人間らしく働きましょう。
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