アウトランダーPHEVに乗ってます

[口コミ] アウトランダーPHEV徹底レビュー。プリウスPHV、セレナe-powerとも比較。

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「アウトランダーPHEV」を購入して3年が経ちました。すでに5万キロほど運転しております。

国産車初の本格的なPHEV(PHV)であるこのクルマ、がっつりレビューしてみたいと思います!

あなたが次に買うクルマは、きっとPHEVですよ〜。

目次

 

アウトランダーPHEVって何?美味しいの?

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えぇ、美味しいんですよ。いろいろと。

おさらいとして「PHEV」というのは「プラグインハイブリッド電気自動車」という意味です。

意味がわからないので噛み砕くと「ガソリンでも電気でも動くクルマ」です。

「ハイブリッド車」との違いは、「電気のみで動ける距離が圧倒的に長い」という点になります。

アウトランダーPHEVの場合は、満充電で40〜50kmは「電気のみ」で走ることができます。これはプリウスのような「ハイブリッド車」では、まず不可能なことですね。

「電気のみで走れるから何なの?」という感じかもしれませんが、ぜんぜん走り心地が違うんです

スマホとガラケーくらい違いますよ、ほんと。

電気自動車は「スススーッ」と静かに動いてくれるので、これが気持ちいいんです。エンジン音はもちろんしません。これは気持ちいい…。後ろに座っている娘とも余裕で会話できます。慣れるとガソリン車がうるさくて仕方ない。

 

あとは、車内で電気が使えます

後述しますが、ぼくは車内に小型の冷蔵庫を積んでます。PHEVはそれ自体が巨大なバッテリー&発電機なので、家電製品が問題なく使えちゃうんですよ。

ぼくは山奥に住んでいるので、このクルマはある意味「非常電源」もかねてます。

エンジン発電も使うと、なんと10日分の電力をまかなってくれます。災害時には活躍しそうですねぇ。

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また、家でソーラー発電を行っている場合は、太陽光から給電することも可能です。

「V2H(Vehicle to Home)」システムを使うのが一般的だと思われますが、この人はDIYでやってますね!すげぇ。うちもやりたいなぁ。100Vの充電ケーブルがあればできそうだ……。

専用のコンセントを設置すれば、自宅で充電することもできます。

PHEVは「リーフ」のような純粋な電気自動車(EV)に比べると、電気のみで運転できる距離が短めになっています。リーフは公称値で228km、アウトランダーは60kmなので、だいぶ違いますよね。

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ここだけ聞くと「じゃあリーフの方がいいじゃん」と思ってしまいますが、電気自動車って「電欠(電池切れ)」が怖いんです。ガソリンのように短時間で補充もできませんし。

テスラ」「リーフ」のような純粋な電気自動車も魅力的ですが、やっぱりまだ充電スポットが少ないんですよ。長距離移動はどうしても不安ですね。

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充電器があったとしても、割と混み合ってるので、無駄に足止め食うこともあります。ガソリンのように短時間で補充もできませんし。

あと5年くらいすれば変わるんでしょうけど、しばらくは「電気のみ」は実用性の観点からいまいちです。ピュアEVは基本的に近距離用ではないかな、と。

で、そういったニーズに応えたのが「PHEV」です。前述の通り、PHEVはガソリンでも動きます。ガソリンと電気を満タンにしておけば、500kmは運転することができます。

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遠距離のドライブ時は、サービスエリアなどで急速充電してもいいですし、もちろんガソリンを給油してもいいのです。PHEVなら、ピュアな電気自動車にありがちな「電欠の不安」を抱くことがありません。

  • ガソリンの使用量を圧倒的に抑えられる。ランニングコストはガソリン車より安い。
  • 太陽光発電と組み合わせると、燃料代がタダになる 
  • エンジンをかけなくてもエアコン、テレビ、ラジオなどが使える。居住性抜群。
  • モーターで加速するので、運転がなめらか。一度慣れるとガソリン車は違和感あります。
  • ガソリン車に比べて静かに走ることができる。
  • 災害時にはクルマのバッテリーを使って家電製品を動かせる。
  • 車内にAC100Vのコンセントがある。

なんてあたりに魅力を感じる方は、電気自動車/PHEVがおすすめです。ぼくはクルマのなかで快適に仕事をしていますが、これは割とPHEVだからできることだと思います。エアコンかけられるのは嬉しいですね。

ほんと、クルマというか「部屋」です。

 

 

Hayato Ikedaさん(@ihayato)が投稿した写真

細かいところでは、長い坂道を下るとバッテリーに充電されていくのも、乗っていてかなり面白いですね。ぼくが山奥に住んでいるので、峠を下りると10kmくらい電気が蓄積されていて感動します。今までガソリンを消耗して山を下っていたのがバカらしくなります。

個人的な予想では、日本ではピュアな電気自動車よりもPHEVが先に普及すると考えています。「電欠の不安がない」という特徴は、日本人好みな気がします。
また、欧米では厳しい環境規制(「ZEV:Zero Emission Vehicle」)が採用されており、それもPHV/PHEVの普及に一役買っています。日本の動向がどうなるかわかりませんが、遅かれ早かれ、通常のハイブリッド車は時代遅れになっていくのでしょう。

電気自動車(EV)はまだ早計

本当は「リーフ」のような電気自動車にしちゃいたいんですが、選択肢が少ないのと、ぼくが住んでいる高知は充電ステーションがまだまだ少ないんですよ。5〜6年くらいのスパンで見ると、EVでははく、いわゆるプラグインハイブリッド(PHV/PHEV)が合理的だと踏んでいます。バッテリーもどんどんやすくなりますしね。

現在市場で手に入るPHVは「プリウスPHV」と「アウトランダーPHEV」。厳密にいえば他にもありますが、一般的にはこの2車種が選択肢だと思います。というわけで、比較してみました。

なぜこのクルマにしたの?比較対象の車種は?

他に検討した車種は、「プリウスPHV」です。

が!

ぼくが購入した2015年時点だと、プリウスPHVはかな〜り微妙だったんですよ。もっとも厳しいのは航続距離で、プリウスPHVは26.4km、アウトランダーPHEVは60.2kmと、2倍近い差があります。バッテリー容量が全然違うということですね。アウトランダーの半分くらいしか動かないんです。

加えて、アウトランダーPHEVは急速充電にも対応しています。プリウスPHVは現行モデルでは急速充電には対応していません(普通充電のみ)。2016年の秋に出るモデルでは航続距離が倍増するとのことですが、現行のプリウスPHVは、あくまで「基本的にはガソリン駆動のハイブリッド車」という感じが拭えません。

もうひとつわかりやすい違いは、4WDか2WDか。アウトランダーは4WDなので、悪路での走破性能が優れています。プリウスPHVは2WDなので、使い方が限定されるといえば限定されるのかも。ぼくは山道けっこう走るので、4WDに気持ちが傾きます。

その割に価格が高いので、前のモデルはよっぽどプリウスマニアじゃないかぎり、買う理由がなかったんです。

 プリウスをベースにしたPHVは誤算続きだ。トヨタが12年にプリウスPHVを市場投入した当初、世界販売目標は年間6万台だった。しかし、プリウスPHVの累計販売台数はこの3年間で、目標の3分の1以下となる約7万5000台にとどまる。

プリウスPHVが売れない…トヨタ、環境車戦略の失敗が決定的か 営業員すら販売避ける | ビジネスジャーナル

ボディサイズがだいぶ違う

うちの妻が気にするのがボディサイズ。高知は狭い道も多いので、なるべく小さい車体がよかったりします。この点で比較すると、

  • アウトランダーPHEV:全長4,655mm、全幅1,800mm、全高1,680mm
  • プリウスPHV:全長4,480mm、全幅1,745mm、全高1,490mm

と、アウトランダーは一回りプリウスより大きいです。ヴェルファイアのような大きめミニバンよりは小さいですが、大きいといえば大きいサイズですね。まぁ、このサイズの運転に慣れろということですかね。

お得感はアウトランダーPHEVに軍配

最後にざっくり、同じような条件でオンライン見積もりをやってみました。カーナビ、レーダークルーズコントロールなどのセーフティ機能、AC電源を追加しています。すると、こんな感じ。

  • アウトランダーPHEV(G Safety Package):税込4,113,460円
  • プリウスPHV(Gグレード):税込3,885,086円

プリウスは案外高い。これなら無印プリウスでいいなぁ、と思ってしまいますね。というわけで、お得感で見ると、アウトランダーPHEVに軍配があがる感じです。

 

 

ただし!2017年に発売された、プリウスPHVの「新型」は「大いにあり」です。

前のモデルに比べて大幅に性能がアップしているので、アウトランダーPHEVと対等な比較対象になっています

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「新型プリウスPHV」と「アウトランダーPHEV」のどちらがいいかは、かなり迷います……。
ポイントをいくつか抑えると、

  • 席数が違う。アウトランダーPHEVは5人乗り、プリウスPHVは4人乗り。
  • 価格は100万ほどプリウスが安い(アウトランダーは430万円、プリウスは330万円)。
  • プリウスPHVはソーラーパネルを搭載しており、勝手に充電してくれる。
  • ガソリン燃費は圧倒的にプリウスがいい。
  • アウトランダーはSUVで、プリウスはセダン。
  • 悪路の走破性はアウトランダーに軍配。
  • プリウスPHVは大画面ナビがいけてる。
  • プリウスPHVは車中泊は厳しそう。
  • 大きさがけっこう違う。アウトランダーPHEVはでかい。

こんなところですかね。

特に「4人乗りか、5人乗りか」という点は大きな違いですね。

ちなみにプリウスPHVの5人乗りモデル、いずれ出てくるみたいです。

あとの要素に関しては、正直「好みの問題」な気もします。プリウスのソーラー充電は男のロマンですが、1日6km分しか蓄電できないので、あくまでおまけですね。

ぼくは車中泊とか楽しみたい派なんで、アウトランダーPHEVにして後悔はありません。生活圏が基本的に「山道」なんで、四駆のSUVは相性もいいです。

予算が許すなら?海外のメーカーのPHVも選択肢になりますね。ほっとんど見かけませんが……。海外だとPHVは高級車扱いなんですよねぇ。i8たっけぇw

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ベンツの「C 350 e」も700万円以上……。

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Golf GTE」は割と手頃で、470万円から。うーん、ちょっと高いな。

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純粋なEVでも「レンジエクステンダー(ガソリンで補助的に航続距離をのばす仕組み)」を搭載しているクルマは、事実上PHVとして使えます。BMWの「i3」は基本的に電気自動車ですが、オプションをつけるとガソリンも使えるようになります。

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こっちもレンジエクステンダー付けると550万とかいっちゃいますが……。欧州車は高く感じちゃいますね。

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欧州の排ガス規制の関連もあり、PHEV/PHVのクルマはこれからバシバシ出てくると思われます

PHEVではないですが、「ガソリンで発電する電気自動車」という新ジャンルを開拓する日産の「e-power」には注目してます。

特に「セレナ」のe-powerモデルは、アウトランダーPHEVから乗り換えてもいいな〜と思える選択肢です。

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アウトランダーPHEVと比較したときのセレナの特徴は、

  • 自動運転「プロパイロット」付き(!)
  • 7人乗り
  • スライドドア
  • 外部充電はできない
  • エアコンを動かすときは、エンジンが動いてしまう(アウトランダーはエンジン切ってもエアコン稼働)
  • AC100Vコンセントがついてない

という感じ。

なんというか………惜しいんですよね〜。自動運転+7人乗りは魅力なんですが、もうちょい改善するまで待とうと思います。

2018年時点で、PHEVを買うなら「アウトランダー or プリウス、ちょっと微妙だしPHEVじゃないけどセレナもありかも?」という感じです。

 

高くない?ランニングコストは?

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気になるお値段。アウトランダーPHEVはどうかというと……まぁ、高いです。
ぼくが買った「G Navi Package」は新車で430万円。高級車とまでは言いませんが、それなりに値が張る部類ですよね。ストだけ見るなら、プリウスとかアクア、軽自動車がおすすめです。

「でも、ランニングコストは安いんでしょ?」と思うかもしれませんが、まぁ、それも大したことはないです。

ぼくは家で充電していないので、「ガソリン車よりちょっとコスト安いかな」という程度。「自宅で太陽光発電をしていて、近距離しか移動しない」なんて場合だと、ガソリン代は「ほぼゼロ」まで下がります。
(2016年9月追記:100Vの充電ケーブルを買ったので、ガソリン代はほとんどかからなくなりました。)
 

そんな感じで、このクルマのランニングコストは、使い方によって相当変わります

総じて言えるのは、このクルマは節約のために買うクルマではありませんw

他のPHVも同じですね。まだまだ「贅沢品」「嗜好品」ですよ。

「これでガソリン代がゼロになる!」みたいなモチベーションで買うと、航続距離の短さに辟易とする可能性あり。お財布に余裕がある人のためのクルマであることを、強調しておきましょう。

もちろん、将来的にはPHVは節約カーになると思いますけどね。10年後には、車両価格も下がっているはずですし。200万円前半のクルマが出てくるのは、そう遠くない未来なのではないかと思われます。車種に関しても、SUVのみならず、コンパクトカー、ワゴン車など幅広く展開されていくことでしょう。

実際的なハードルになりがちなのが「自宅に充電設備を設置できない」という点。専用電源なので、工事が必要なんですよ。

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我が家も賃貸なので、充電設備を設置することができませんでした。本当は設置した方が燃費いいんですけど、まぁ、PHEVは充電設備なくても使えるんで、今のところは急速充電だけで利用してます。こういう諦めができるのはPHEVのいいところですね。

「PHEV」は、ちょうど今の「ハイブリッドカー」と同じような未来になると見ています。プリウスが切り開いた「ハイブリッド」というジャンルは、今では価格も下がり、車種も増えましたよね。PHEVもそんな感じになるかと。

 

実燃費はどのくらい?

使い方によって相当変わってくる」という前提はありますが、ぼくが普段乗っている感じ、実燃費は20km/L前後に収まります。もちろん、電気を多く使うようにすれば、その分だけ燃費は改善します。

「アウトランダーPHEV」は燃費数字を表示できるんですが、使い方によっては「リッター99km」のような数値を弾き出すこともあります。これ、なんかいい気分になります。

ちなみに「みんカラ」の投稿によれば、23.75km/Lとのこと。乗り方によるんであんまり参考にならないのですが、普通のクルマより断然燃費がいいのは伝わるかと思います。

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余談ですが、このクルマ、電気中心で走ると「80km/L」みたいな表示になることがあるんです。「うへへ、今、めっちゃ燃費いい……」とニヤニヤできるのでおすすめです。

 

家に充電器置けないけど大丈夫?

購入時に気になるのが「家に充電器が置けない」場合にどうするか。

選択肢のひとつは「100Vケーブルを購入してどっかから引っ張ってくる」。うちは屋外コンセントに100Vケーブルをぶっ刺して充電しております
ただ、100Vケーブルは純正品が高いんですよ……5万円以上します。たかが充電ケーブルなのに……。中古品をずっと探していたのですが、ほとんど出品されないので諦めました。 

特にコストを気にしないなら「たまに最寄りの急速充電器で充電する」程度でも、十分にPHEVの走りを堪能できます。自宅で充電したほうが安いのは安いですが、充電器設置するコストもかかるわけで、案外どっちもどっちかなぁ、と。

ここら辺もまぁ、好みの問題です!うちは自宅充電のみにしています。ここ最近、急速充電器も混んできましたしね……。繰り返しですが、みなさん「節約のため」に乗っているわけでもないでしょうから。

まだまだ車種が少ない。2016年秋時点の選択肢

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PHEVは選択肢がまだまだ少ないのが現状。実際、以下の3車種くらいじゃないでしょうか。

で、どれも従来車種よりだいぶ割高です

機能やバッテリー容量、価格を考えると、このなかでは、アウトランダーが一番いいんじゃないかなぁ。
ただ、プリウスPHVは2016年のモデルチェンジでバッテリー容量が伸び、かなり使える感じになりました。今ならこちらも選択肢に入るでしょう。

PHEVとPHVの違いは、「PHEV」の方が電気自動車感が強い、という点にあります。プリウスPHVは、電気が残っていても割とすぐにエンジンが駆動するそうです。PHEVは基本的に、電気がなくなるまでは電気のみで航行します。

「レンジエクステンダー」付きのEVも選択肢に入るかも

また、「BMW i3」のような「レンジエクステンダー」が付いているクルマも、PHEVを検討している人にとっては選択肢になるかと思います。

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耳慣れない言葉ですが「レンジエクステンダー」は、要するに「電気がなくなったら、ガソリンで発電して電気を充電できますよ」という機能です。発電用のエンジンを積んでいる電気自動車ですね。PHEVほど航続距離は長くありませんが、こちらも「電欠の不安」を取り払ってくれます。

レンジ・エクステンダーは、走行距離を伸ばすための装置。バッテリーの電気が少なくなると、発電用エンジンを駆動。バッテリーに充電して走行し、一充電走行距離229kmの航続距離を最大300kmまで伸ばすことができます

Amazon.co.jp | BMW i3 レンジ・エクステンダー装備車 ローン (60回) 頭金 ソリッドカラー アラバニ・グレー | 車&バイク

BMW i3に見るように、レンジエクステンダーはあくまで補助機能なので、追加できる航続距離は70km程度のようです。アウトランダーPHEVは普通にガソリンだけで500km近く走れるので、この点はだいぶ違いがありますね。

今後、「大容量のレンジエクステンダー搭載車EV」が出てくると、「PHEV」との境目が薄くなっていきそうです。ざっくりカテゴライズすると、どちらも「基本的に電気で動くけど、電欠したときはガソリンも使えるクルマ」ですからね。

 

次期モデルはいつ?

2016年9月30日にこんな動画がアップされましたこの「GT-PHEV Concept」がアウトランダーの次期モデルに近いのでは?と思われます

んで、フルモデルチェンジされた次期モデルは、2020年に発表されると言われています。まだまだ詳細は不明ですが、予想できるあたりだと……。

  • バッテリー容量アップによる航続距離の増加(50km→100kmくらい)
  • 値段は据え置き
  • 自動運転機能の進化(ステアリング補助、自動駐車あたり)
  • ルーフにソーラーパネルを搭載(オプション)

なんて感じでしょうかね。

PHEVは変わらず高級路線だと思われるので、新車で400〜500万程度なのではないかと。

加えて「RVR」「デリカ」などもPHEVになるのでは……と思われます。SUVとPHEVは相性がいいと思うので、各社力を入れていく予感がします。

となると、2020年以降は、PHEVの選択肢がぐっと広がることになります

安いモデルだと200万円後半から買えるものも出てくるんじゃないかなぁ……。

今アウトランダーPHEVを買おうとしている方は、それも加味した上で購入することをおすすめします。

まぁ、買い時待ってるといつまでも買えないんですがw

 

ACC(クルコン)が神。

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機能的なレビューもしておきましょう。

アウトランダーPHEVには「ACC」という機能が付いています。通称「クルコン(クルーズコントロール)」。これはもう、本当に神がかっているので、ぜひともお使いください。

ものすごくざっくりいうと「速度を指定すると、勝手にアクセルとブレーキを調整してくれる機能」です。高速道路なんかで信じられないくらい活躍します。

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ただし、ハンドルは自分で握り、操作する必要があります。この点に関してもサポート機能がありまして、レーンをはみ出ると警告音を発する「LDW(車線逸脱警報システム)」を搭載しています。

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この機能、高速道路や自動車専用道路で大活躍します。一度使うと手放せなくなります。「アクセルを踏まないでいい」というのがここまで快適だとは…自動運転すばらしいですね。5年後くらいには、ハンドルを握る必要もなくなるんでしょうねぇ。

論より証拠。ぼくはこの機能をフル活用して、800kmを1日で走破しました。びっくりするほど疲れないんですよ!

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普通のクルマだと300kmくらい走るとヘロヘロになるじゃないですか。ACC付いているアウトランダーPHEVなら、そんなことはありません。
不思議なことに!眠くもならないんですよ。心に余裕が生まれるので、安全運転になるのもいいですね。

高知にも無謀な追い越しをする車がちらほらいますが、あれ、自分で運転するからイライラするんでしょうね。車が勝手に運転してくれるようになれば、人間がイライラすることもなくなりそうです。自動ブレーキ同様、標準搭載が望まれる機能です。すばらしい!

「マジで?」という感じだと思いますが、ACC(クルーズコントロール)使うと、1日800kmくらいなら運転できます。ぼくもびっくりしました。/ ACC(クルーズコントロール)でロングドライブ。高知ー東京、800km。1日でいける?https://t.co/iNpA5lH44x

— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月12日

ACCを搭載する車種は続々と増えています。アウトランダー以外の選択肢にする場合も、この機能が搭載されているモデルを買うことを強くおすすめします。帰省や出張などで、定期的に100km以上の運転をする人は「必須」と言っていい機能です。
最近はACCが一段進化して、ステアリングまで自動でやってくれるようにもなってきています(日産の「プロパイロット」)。次期アウトランダーには搭載されることでしょう!

 

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4WD、低重心で運転しやすい!

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今乗っているのはフィットなのですが、比較すると、山道は圧倒的にアウトランダーが運転しやすいです。「4WDとはいうけど、大して違わないでしょー」と思っていたのですが、すみません全然違いました!と一人で謝りました。

車幅・全長はフィットより1.5回りほど大きくなりますが、運転しやすさでいうと、アウトランダーに軍配をあげたい気分です。「狭すぎる山道」「切り返しが困難な砂利の細い坂道」も運転したのですが、アウトランダーはスムーズに乗り切ってくれました。

 

運転が優しくなる。

PHEVやEVに乗ると、荒い運転をしなくなります

なぜなら、燃費が悪くなるから。
いつもよりちょっと早めに走ると、電気がぐんぐん消費されて、嫌な気分になりますw

 

あとは、長い下り坂の運転もかなりマイルドになります

これは面白いんですが、ゆっくり下れば下るほど、電気が溜まっていくんですよ。ブレーキから電気エネルギーを回収してくれているわけですね。長い坂道で前のクルマがのんびり運転している、とても嬉しい気分になりますw

標高400mくらいの峠をゆっくり下ると、10km分くらいの電気が溜まっていたりします。これが実に気分がいいんですって。

運転もマイルドになって、ついでに電気まで溜まる!……なんてすばらしいのでしょう。PHEVに乗ると「みんな位置エネルギー無駄にしてるなぁ……」と感じるのも面白い変化ですね。

 

おすすめの追加装備。

アウトランダーPHEVが面白いのは、車内で電気が使えること。普通のクルマじゃ実現できないライフスタイルが、アウトランダーなら叶います。

具体的にいうと、冷蔵庫を搭載すると幸せになります。うちは「Peltism」という冷蔵庫を積んでます。

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容量は17L。荷室のサイズ的には、もうワンサイズ大きい35Lも置けます。迷ったのですが、うちは小さいモデルにしました。

クルマに冷蔵庫が積めると、旅行や帰省のときにはかどるんですよ。

今度の帰省でも、義父のために要冷蔵の高知の生酒を持参します。普通のクルマだと要冷蔵のお土産は持っていけませんが、冷蔵庫積んだアウトランダーなら大丈夫!

一泊二日で旅をしているときも、現地で鮮魚なんかを買うことができちゃいます。「家着くの明日の夕方だけど、クルマに冷蔵庫あるし、生のタコ買っちゃおう!」みたいな行動が取れる幸せ。なんど美味しいものを逃してきたことか……。

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車中泊はできるの?

男の夢、車中泊。やりたいですよね。

安心してください!アウトランダーPHEVは余裕で車中泊できちゃいます。ぼくは3回くらい寝ましたが、まったく問題ありませんでした。身長は165cmくらいです。

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ほぼフラットになるので、簡単なマットがあれば十分。おとな1人+こども1人なら、割と普通に眠れます。おとな2人は小柄でもきついかな……2段ベッド作ればいけそうです。

アウトランダーPHEVは、エンジンをかけなくても冷暖房が使えるんですよ(暖房はオプション)。蒸し暑い夏でも車中泊ができてしまう……というのは、割と夢があるかも。

安心のコンセント付き!

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今回はそういえば使わなかったのですが、車内にAC100Vのコンセントが付いています。つまり、ノートパソコンなどの家電を普通につなぐことができちゃうんです。

駆動用バッテリーの電力を取り出せる、AC100Vコンセント。どこでも自由に家庭用家電がそのまま使えます。最大出力1500Wなので、ホットプレートやドライヤーなどの消費電力の大きい家電製品でも安心です。

ぼくはこの車をモバイルオフィスにしようと思っているので、こいつは必須です。エンジンをかけなくても冷房が入るので、マジでオフィスになるんです。なお、暖房は基本的にエンジン必須で、電気のみにしたい場合はオプション料金が必要です。

 

中古・旧モデルがけっこう安い!

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実はですね……ガリバーあたりで中古車を探してみると、かなりお買いお得なんです

新モデルが出たので、旧モデルが安くなったようですね。今から買うなら中古車がおすすめです。

ちなみに、フロントフェイスが新しいモデルと、それ以前のモデルでは、スペック的な差はほとんどありません。乗り心地が多少違うくらいで、実用レベルでは大差ない……といっていいでしょう。

なので、中古で買う場合は「旧モデル」の方をおすすめします。圧倒的にコスパがいいです。

……うーん?あれ?だいぶ安くなってるな……新車で買って失敗した……?ぼくの屍を超えていってください……。

もひとつちなみに、新車で買う場合は「値引き」は基本的に対応していないそうです。ディーラーで「エコカー減税があるので、値引きはダメなんですよね〜」と言われちゃいました。ご参考まで。

 

すでにクルマを持っている方は、中古車の買取見積もりも試しておきましょう。「一括査定.com」あたりを使うと、ざっくり相場がわかるはず(さて以外者からの電話地獄になる可能性があるので、電話番号は適当に「000-0000-0000」などと入力しておいたほうがいいかもしれません)。

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オーナー目線の要望。

1年乗ってみた感じた「不満」や「改善要望」についても、書いていきましょう。

  • これはクルマ本体の話ではないのですが、急速充電が混雑していることが多い。高速のPA/SAでは、ガソリンでも走れるPHEVよりEVを優先してあげたいので、もっと台数増やしてほしい。
  • AC100Vのケーブルが妙に高い。販売戦略的には、工事が不要な100Vを推進する方がいいと思うけど……。
  • プリウスPHVのような、太陽光パネルオプションがあるとイケてる。
  • 純正ナビが信じられないほど使いにくすぎる!まさにゴミ!ソフトウェアの改善に加えて、プリウスPHVのような大画面モデルを期待。
  • 技術革新で、なんとか7人乗りモデルを!多少バッテリー容量減ってもいいので、オプション車種でぜひ。
  • クルーズコントロールに、ステアリング補助機能を追加してほしい。レッツ自動運転!
  • これもクルマの話じゃないですが「充電カード」を不要にしてほしい。スマホで認証とか、本体で認証とかできないのかな……。

なんてところでしょうかね。いろいろ書いてますが、満足度はかなり高いです。そもそも他に選択肢がないので、これを選ぶしかないというのもありますが……。あと5年は楽しく乗れそうです。

 

PHV市場の展望。

レビューからはやや逸れる話ですが、今後、ますますPHEV/PHVは増えていきます。

アウトランダーPHEVは、言ってみれば「初代iPhone」みたいなもので、まだまだ理解されにくい存在です。

たしかに便利なものではありますが、コストパフォーマンスはよろしくなく、「趣味の品」の域を出ません。新しいプリウスPHV(2016年モデル)も同じですね。

でも!

2020代前半には、PHVは十分「主流」な選択肢になっていることでしょう

特に、現時点で「ミニバン」車種のPHVが市場にないので、国内市場に関しては、ここが埋まったら一気に普及しそうですね。

「自宅の電気で充電したい」というモチベーションを考えると、ミニバンに乗るような「戸建のファミリー層」はターゲットになりそう。

彼らは節約マインドも高いでしょうから、食指が伸びるはず。

アルファードとかヴェルファイアとかフリードとか、PHVモデルが出るのではないか……と想像します。

個人的には「ハイエース」「キャラバン」あたりのPHVモデル(自動運転搭載)を待ち望んでおります。

もし出たら、アウトランダー売り払って乗り換えます。あと2025年には出るかなぁ……。

 

そうそう、一方では「水素カー(FCV)」なんてものもありますが、あれは正直ダメでしょう。

「自宅で、クリーンで安価なエネルギーを使って充電できる」という側面は、FCVは持ち得ません。

そもそも電気があるのに、なぜあえて水素を使う理由があるのか……利権なんですかね?

 

PHEVにせよ、EVにせよ、FCVにせよ、新しいテクノロジーなので、2018年時点では「まだ早い」と言わざるをえません。

特に情熱がない人は、あと3年は待ったほうがいいと思いますよ。その頃にはもっといい選択肢が出てきているはずなので。

ほら、「Appleカー」とかも来るらしいじゃないですか!Googleで画像検索すると、みなさん妄想してますねぇ。こんなクルマ乗りたくないけどw

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ぼくも2020年くらいに、アウトランダーから次のクルマに乗り換える予定です。

その頃にはもっといいクルマが出ているはず!

ちょうどスマホが出てきたときのような興奮が、これからのクルマにはありますね。

 

まとめ:「PHEV」は、まだ買い時ではない(2016年10月時点)

割とリアルな話ですが、正直なところ、PHEVはまだ買い時じゃないと思います。いや、買っておいてなんですが。

最大の理由は「価格の高さ」と「車種の少なさ」。ぼくは「アウトランダーPHEV」買っちゃいましたが、もし選択肢として「FREED」のような「7人乗りミニバンPHEV」があれば、そちらにしていたはずです。家族で乗るなら、やっぱりミニバンの方がいいですからねぇ。

「一刻も早くPHEVが欲しい」「アウトランダーPHEVは自分にぴったりで、割高でも許せる」という場合は、アウトランダーPHEVの購入をおすすめします。

関連記事:[口コミ] アウトランダーPHEV、徹底レビュー。プリウスPHVとどっちがいい?
 

プリウスがいいという場合は、2015年時点のモデルはハズレなので、2016年モデルにしましょう。

これから買う方は、上述した通り、「レンジエクステンダー付きのEV」も見ておくといいと思います。ピュアな電気自動車も、今後車種・価格が下がっていくと思われます。

 

繰り返しですが、まだPHEVは「趣味のクルマ」の域を出ません。実用性、経済性を強く求める方には、あんまりおすすめしません。あと3年もすれば「レーダークルーズコントロール」などの自動運転機能が普及してくると思われるので、もうちょっと待つのがベターですね。

三菱自動車はほんとウンコだと思うし、アウトランダーPHEVも燃費偽装しているらしいけど、とりあえずユーザーとしては大変気に入っています。イケダハヤト的には、今の日本車で、アウトランダーPHEVを超えるクルマはないと思ってます。

唯一、プリウスPHVの新モデルは気になりますね。ぼくは車中泊したいので、プリウスよりもアウトランダーにしたわけですが。

これらのクルマがすばらしいのは、今までのガソリン車とは「違う用途」で使えるんですよ。ぼくは現に、アウトランダーPHEVを「モバイルオフィス」にしています

集中して原稿やりたいときはいいですよ。もっちさんが書いてるように、キャンプや車中泊の幅も広がります。これで自動運転が普及すると、もっと用途が広がるんでしょうねぇ。

最近はスマホとかPCはもう面白くなくて、ずっとクルマの情報を追っかけています。多くの都民には、この面白さが伝わらないんだろうなぁ……。駐車場代だけで相当お金かかりますしね。

 

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