賛否両論?イケダハヤトが物申す

「田舎の子育て」は不便なのか。高知の限界集落で子育てしているぼくが語るよ。

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面白い記事を見つけたので考えてみます。

田舎で子育てしようとIターンしたら、のびのびしているのは老人だけだった」?

本日も絶景。#本山町 #吉野川

Hayato Ikedaさん(@ihayato)が投稿した写真 –

(わが町・高知県本山町)

移住するエリア(街中か、山奥か)や価値観によって変わってくる話なので、このブロガーがまちがっている!というつもりはありません。念のため。

こんな主張をなさっています。

驚きの頻度で回ってくる回覧板にも、挟まっているのは高齢者向けのイベント案内ばかりで、子育て世代向けの情報発信はありません。

児童館のような場所も、市内に一つだけだそうです。それは自転車や徒歩ではいけないような山の上にあり、バスは2時間に1本という鬼畜の所行。

こどもが、無料で思い切り遊べる場所、友達を作れる場所というのがほぼないんですね。

こどもが多くて、子育て世代向けのサービスが充実していた前住居とのギャップがあまりに大きく驚くばかりです。

ここにきてようやく、前住んでいた場所の、子育て環境の素晴らしさを痛感した訳です。甘かった。完全に甘かった。

田舎で子育てしようとIターンしたら、のびのびしているのは老人だけだった

ここからは、人口3,500人程度の「ど田舎」に家族(夫婦+3歳児+0歳児)で移住したぼくの意見です。

公園はないけど、そこらへんで遊べる。

定点観測。高知市内へ移動します。#高知 #本山町

Hayato Ikedaさん(@ihayato)が投稿した写真 –

たしかに公園はないですね。ぼくは山の上の集落に住んでるので、公園に行こうと思ったら、クルマが必須です。さらに、このブロガーの方が書いている通り、公園に遊具はほとんどありませんw

公園?あるよ。あるある。超ひろい。1キロ圏内に5つくらい。そのうち4つは更地。滑り台もブランコも、鉄棒も砂場もない。あるのはベンチだけ。

でも!田舎がいいのは、そこらへんで遊べばいいんですよ。我が家は山奥に住んでいるので、自然がそのまま遊び場になります。周囲に人がいないので、家のなかでドンチャン騒ぎもできますしね。

今は植え付けの時期なので、娘を連れてよく畑作業をしています。「帰ろうよ〜」と言われることも多いですが、花を摘んだりおにぎり食べたり、そこそこ楽しく遊んでますね。

おそらくこの方は、「地方都市」に住んでいるのではないかと。我が家も高知市内にいたときは、あんまり遊ぶ場所がなくて(特に雨の日)、「こりゃ、保育園に入れたほうがいいな」と感じていました。

というわけで、「公園の有無」「こどもの遊び場」の問題は、「地方都市に住むか、ど田舎に住むかで」かなり変わってきそうな話ですね。

子育て世帯が集まるエリアに移住する。

こどもが、無料で思い切り遊べる場所、友達を作れる場所というのがほぼないんですね。

ここら辺は、移住者が多いエリアだと話が違うんでしょう。

ぼくが住む高知・嶺北はファミリーで移住している方が多いので、保育園に通わずとも、割と普通に友だちができます。うちの娘も最近友だち増えてます。ぼくより友だち多いですよ、もはや。負けた!

なので、子連れで移住を考えている方は、「子連れ移住者」が多いエリアを選ぶことをおすすめします。移住者が多くても、単身者が中心だとコミュニティを作るのが難しそう。

社会勉強はできる。

もひとつ。

家庭以外に、こどもが社会勉強する場がないので、我が家は仕方なく保育園への申し込みをしました。もしかしたら同じ事を考える人が多いのか、保育園の倍率が意外と高い。出歩いても老人としかすれ違わない地方であっても、一概に保育園に入りやすいという訳ではないようです。

これもエリアと文化次第だと思っていて、ぼくが住むあたりは社会勉強の機会が豊富です。

みんなで調理。山から採れた山菜たちです。#本山町

Hayato Ikedaさん(@ihayato)が投稿した写真 –

うちはゲストが来ることも多いので、外部の人との交流はけっこう確保できてますね。

金谷の山口さんのお話聞いてます。高知の山奥にて!

Hayato Ikedaさん(@ihayato)が投稿した写真 –

こどもマルシェ」という小商いイベントもあります。うちの娘は「サラダ屋を開業したい」そうです。

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家内制手工業をする。

うちの妻が言っていて面白かったんですが、彼女は「せっかく田舎に来たし、こどもと一緒にできる仕事をつくっていきたい」という考えだそうです。

たしかに、昔はある意味での「児童労働」があったわけですよね。家庭内で。これの現代的なやり方、いわば「児童労働2.0」を模索する価値はあります。田舎には周囲にも自営業者が多いので、お互いの家を行き来して仕事を手伝う……とかもできそう。

田舎で子育てするメリットまとめ。

限界集落で子育てしてみてわかったメリットを、まとめておきます。

  • 周辺に人がいないのでのびのび育てられる。うちの娘、声でかいです。
  • 「子連れ移住者」の多いエリアなら、コミュニケーションには困らない。
  • ど田舎でも「社会勉強ができる場」が豊富な地域もある。
  • 自営業者が多いので、子どもに商売を教えやすい。

なんてところでしょうか。学校の勉強とか受験はネットでできる時代なので、田舎で育てるメリットはどんどん高まっていると思います。

強調したいのは「場所選び」ですね。地方なら、ど田舎ならどこでもいいわけじゃありません

ぼくは選びに選んだ末に、今の高知・嶺北を選びました。選んだからには、「ないものねだり」はできません。ないものは作ればいいのです

多くの人がそう考えている素敵な場所なので、一度遊びに来てくださいませ。

関連本

自著ですが。レビュー17件と好調です!

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