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「地方にいても、チャレンジングな仕事はできる」松江からフルタイムでリモートワークをしているMisoca日高さんの働き方

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(ライター:大崎真澄)

「リモートワーク」特にここ1年ほどで耳にすることが多くなってきた働き方です。

今のところはIT系の企業が中心ですが、クラウドソーシングのような仕組みだけでなく、正社員としてフルタイムでリモートワークをしている人達も徐々に増えてきています。

島根県の松江市でエンジニアとして働いている日高さんもその1人。松江にいながら、名古屋にオフィスを構えるスタートアップMisocaで正社員として仕事をしています。

数年間務めていた松江市内のシステム開発会社を辞めて、勢いのあるスタートアップで完全リモートの正社員として働かれている日高さんに、フルタイム×リモートワークのリアルを聞きました。

●日高克也(ひだかかつや)さん

島根県松江市在住。

松江市内のシステム開発会社を経て、名古屋市にあるMisocaにエンジニアとして入社。

現在は松江市内の自宅からリモートワークをしている。

●株式会社Misoca

愛知県名古屋市にオフィスを構えるベンチャー企業。

クラウド請求書管理サービス「Misoca」を運営している。今年の2月に弥生の子会社となるなど、急成長している注目のスタートアップ。

朝晩の通勤時間がないこと以外は、普通の働き方とそこまで変わらない

画像① matsue

——今日は宜しくお願い致します。今は松江にいらっしゃるんですよね?松江はもう長いんですか?

松江はもう19年目になります。生まれは関西なんですが、人生の半分以上は松江に住んでいます。

——ということは最近移住されたとかではなくて、以前から松江で働かれていたんですね。

はい。去年の10月にMisocaに入社したんですが、それまでは松江市内のシステム開発会社で働いていました。リモートワークを始めたのもMisocaに入ってからなので半年くらい前からですね。

——フルタイムでリモートワークをされていると、業務内容や1日の流れはどのような感じなのでしょうか?

業務内容は、Misocaの開発業務です。新しい機能の開発や、既にある機能の改善を開発チームの一員として行っています。

勤務時間が9時から18時となっているので、朝はだいたい8時くらいに起きてます。仕事は自宅でしているので、割とギリギリに起きる時もありますね(笑)

18時までは仕事をして、それ以降は基本的に家族と過ごす時間にしています。子どもがいるので子どもと遊んだり、家事を手伝ったり。

——割と普通の働き方に近いんですね。リモートと聞くとものすごい自由なイメージもあったので(笑)

そうなんですよ。勤務時間に関しては、朝と夜の通勤時間がなくなったこと以外は前職とそこまで大きくは変わりませんね。

コワーキングスペースやカフェなども利用してなくてひたすら自宅で作業をしているので、意外と地味かもしれません。(笑)

——ずっと自宅で作業されているんですね。

基本的にずっとGoogleハングアウトというビデオ通話サービスを起動していまして。こっちの様子もオフィスの様子も常に見れるような状態にしていることもあって、自宅が1番やりやすいというのはあります。

ハングアウトを繋いでいると、向こう側の会話も聞こえてくるのでオフィスの様子も掴めます。静かすぎると不安になったりもするので、ハングアウトを繋げる環境の方が仕事がしやすいんですよ。

——社内の方とのコミュニケーションはハングアウト中心ですか?

朝会やミーティングなどはハングアウトを使っていますが、細かいコミュニケーションはSlack*というビジネスチャットツールを使っています。

ちょっとした雑談なんかもSlackでしたりしますね。

(* Slack : 厳密には違いますが、ビジネス版のLINEのようなものをイメージして頂くとわかりやすいかと思います)

やってみて初めてわかった、リモートワークの難しさ

画像② misoca workspace

(日高さんの仕事場。右側のPCに写っているのが、ハングアウトでつないでいるMisocaオフィスの様子)

——昨年の10月からリモートワークをされているとのことですが、半年程やってみていかがでしょうか?

そうですね、思っていたよりは辛いですね(笑)

——おぉ、そうなんですね。ちょっと意外でした(笑)

まずは新しい環境へ適応するのに時間がかかるという一般的な転職の大変さがありました。人間関係の部分だったり、前職との違いの部分だったり。

例えば前職では受託開発がメインだったのが自社サービスの開発になりましたし、チームで1つのサービスを開発するというスタイルに変わったので。

それに加えて、リモートワークという働き方の難しさもあったので、特に最初は「こんなはずではなかった、もっとできると思っていた」と感じることが何度もありました。

—— なるほど。リモートワークという働き方の難しさというと、どんなことでしょう?

やっぱりコミュニケーションの部分が1番難しかったです。思っていた以上に面と向かってやりとりすることができない。普段以上に自分から主体的にやっていかないと、どんどん遅れてしまいます。

そもそも前職ではオフィスに出社していたので、コミュニケーションは直接口頭で行っていましたが、それがSlackというオンラインのチャットに変わって。

やってみると、伝えたいことを端的に、かつ迅速に文章にするのって難しいんですよね。メールとは違って、リアルタイムにチャットが進んでいくので、ゆっくり落ち着いて文章を書くというわけではないので。

自分の場合は、もともとコミュニケーションが得意ではないので本当に大変でした。チームメンバーとの雑談が大切なのはわかっているのですが、一方で相手の反応が直接見れなかったり、1対1のチャットではないためメンバー全員に内容を見られることを気にしすぎてしまって。

どうしても文章を書くのに時間を要したり、書いた文章をいちいち確認したりしていると、遅くなってしまって結局会話にならなかったこともありました。

—— スタートアップだと進んでいくスピードが早そうなので、余計に難しいかもしれませんね。

本当にそうだと思います。これはやりがいを感じる部分でもあるのですが、やっぱりスピード感が全然違うしスキルの高い人が集まっているので。

だからこそ今まで以上にコミュニケーションにしても、開発にしても上手くやらないといけないので必死ですね(笑)

そういう意味でも、「チームで開発をする際に求められる基本的な能力を、リモートの環境でも十分に発揮できること」がリモートワークで上手くやるための必要条件かなと最近考えています。

チーム開発の基本的な能力に関しては、適切で迅速なコミュニケーションができることと、主体的に作業を進められることが特に重要だと思っているので、それをオンライン環境でいかに発揮できるかですね。

松江にいながら、チャレンジングな仕事をやりたい

—— そもそもリモートワークを始めたきっかけというか、Misocaに入社した背景を伺えますか?

そうですね、チームでWebサービスの開発をやりたかったというのが1番です。

前職はプロジェクトごとにメンバーが毎回変わって、チームという感じはあまり強くなかったんですよね。加えて、クライアントのサービス開発をするのがメインでした。だから自社のサービスを作ってみたいという思いがずっとありました。

最初は松江市内でそういった仕事がないか探していたのですが、ここだ!というのは見つからなかった。そんな時に以前から知っていたMisocaののことを思い出して連絡をし、今に至ります。

—— Misocaのことは以前からご存知だったんですね。

とはいっても、代表の豊吉さん(Misoca代表取締役の豊吉氏)と面識があったくらいですが。

2010年から「Thinreports」というオープンソースソフトフェアの開発に携わっておりまして。

そのソフトフェアを豊吉さんがブログで紹介してくれたり、当時のMisocaの活用方法を公式ページに事例として紹介させてもらったりしたことをきっかけに、Facebookで繋がったんですね。それが2013年頃です。

そこから暫くは特にこれといった出来事はなかったのですが、去年の6月にMisocaへの転職を考えて連絡しました。

—— 松江から名古屋に引っ越そうということは考えなかったんですか?

それは考えませんでした。松江に自宅がありますし、家族もいるので。松江から出るということは選択肢になかったですね。

なのでリモートワークという働き方を通じて、自分のやりたいことが満たせたのは本当に嬉しかったです。

リモートワークの良いところ、しんどいところ

画像③ misoca office hangout

Misocaブログより、オフィスの様子。リモートワークの質を落とさないため、機材にこだわっている)

—— その流れでリモートワークの良いところや、しんどいところについて伺えますか?

良いところについては、1番は選択肢が広がること。地方にいても首都圏の会社で働くチャンスが得られることは良いですよね。地方だけだとどうしても選択肢は限られてくるので。

それ以外だと融通が効きやすいことでしょうか。例えば子どもの体調が悪い時は看病しながら仕事ができます。

後は環境を自分の好みによって変えられることですかね。マイクやイヤホンといった機器から、イスや机なども自分にあったものを使えます。部屋の温度とかもそうですね。

—— お子さんが体調が悪い時に看病しながら仕事ができるとありましたが、ご家族との過ごし方や関わり方については変化がありましたか?

Misocaが家族を大事にすることをモットーにしていたり、残業がなかったりするので会社固有の要因もあるのですが、それを抜きにしてもリモートワークをしたことで家族の生活が良くなったのは間違いないです。

上の子どもが小学生で学童保育に通っているのですが、18:00から延長になるためそれまでに迎えに行く必要があるんですね。前職では終業時刻が17:30だったのでかなりギリギリでしたし、共働きの妻にお願いすることも多かったんです。

ですが今は自宅で作業をしているので、17:00の集団下校で帰宅をさせることができるようになりました。結果として妻の負担も減りましたし、子どもの帰宅時に玄関で「おかえり」と声をかけられるので話をする時間も増えました。

特別行事などで学校が早く終わって学童保育がない時でも、子どもを通常の下校時間に帰宅させることができますし、改めて考えるとこれは結構大きなメリットだなと思っています。

—— それはすごく素敵ですね!反対にしんどいところはいかがですか?

健康面とかですかね。「1日100歩くらいしか歩いてない!」なんてことも普通にあります(笑)運動不足が深刻です。

それ以外だと家にいるので家事とか手伝わないといけなかったりもしますね。暇に見えるからなのかわからないんですが(笑)これはそこまでしんどくはないですけど。

後はさっきもお話したように、コミュニケーションの部分が1番かなと。

—— やはりコミュニケーションですか。

同じ空間に面と向かってすぐに相談できる人がいないというのは結構しんどいです。

オフィスのメンバーに相談するには、まずハングアウトやSlackを通じてその旨を伝えるためのアクションが必要になります。オフィスの様子は画面越しで見えていても、「今相談してもいいのかな」と少し気を使ってしまう部分はあるので。

加えて休憩時にコンビニに行きなかがら雑談をしたり、一緒にランチをしたりもないので、そこはちょっと寂しいですね。

—— 環境によってもだいぶ変わってくるかもしれませんね。Misocaはリモートワークに関しても積極的というか、理解があると聞きました。

そうですね、推進しているというか、否定的ではないです。

常にリモートなのは正社員では私だけなんですが、普段オフィスで働いているメンバーもリモートで作業していることはよくあります。家庭の事情だったり、気分だったり(笑)

—— 気分(笑)面白いですね。

気分というか、例えば天気がものすごい悪い日にわざわざ無理して出社するのではなく、自分がパフォーマンスを発揮できる環境で仕事をしようという感じです。

ツールなども使いながら、リモートワークで困らないというか、リモートワークをしている前提で全ての仕事が進んでいるので、その辺りはありがたいですね。

コミュニケーションが良くなると全体的にうまくいくようになる

—— 最後に、リモートワークをするにあたって大切にしていること、意識していることを伺えますか?

2つあって、1つはやっぱりコミュニケーションの部分。いかに自分から主張していけるかということは意識していますし、大切かなと思っています。

これはリモートワークに限った話ではないかもしれませんが、コミュニケーションがきちんととれるようになると、全体的にうまく回るんですよね。人間関係の部分も、1つ1つの業務においても。

リモートで作業していると「今話しかけていいかな?」とか気を使ってしまいがちなんですが、そこで気を使ってしまってはどんどん自分の存在感が薄れてしまうので。

ミーティングにおいても、雑談においてもなるべく積極的に発言したり絡むようにしています。自分は元々そういう性格ではないので、最初は苦労しました。

加えて、普段リモートワークをしているからこそ、オフラインでのコミュニケーションも大切ですね。頻繁には難してくても、数ヶ月に1回でもオフィスに行って直接話しをすることも必要だと思います。

—— なるほど。もう1つは何でしょうか?

自分でけじめをつけることですね。リモートワークって自由気ままに働くようなイメージが強いかもしれませんし、実際そういう人もいらっしゃるとは思うのですが、正社員でリモートとなるとそうもいかない部分もでてくるのかなと。

だからこそオンオフの切り替えなど、けじめをつけて自分を上手くコントロールできないと、仕事の成果がでなかったりストレスを貯めてしまいます。

例えば仕事の時は着替えるとか、仕事前にコーヒーを入れるとか、2階で仕事をするとか。何でもいいと思うんですが、自分の中でオンオフを切り替えるスイッチがあると良いと思います。

リモートワークは働き方の選択肢を広げてくれるので、その辺りを上手くやれる人であれば良い機会になるんじゃないかなと思います。

—— 日高さん、お忙しいところありがとうございました!

※リモートワークに関心がある方は、Misocaのブログで紹介されている以下の記事もおすすめです。是非チェックしてみてください!

Misocaのリモートワーク環境

リモートでもチームでワーク : Misocaチームを支えるGoogleハングアウト

(by 大崎真澄)

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