東京を捨てて高知へ!移住日記

「移住」は人生のリスクヘッジだ

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今日はイケハヤブログ塾メンバーで「ヒキコモリズム」著者の、井上裕樹さんの原稿を掲載いたします。草津温泉に移住した24歳ひきこもりの熱いメッセージをどうぞ。同時代の空気感がこもったいい原稿です。

移住したら、ネガティブな反応が集まった

移住をしていると、いろんなお声をいただきます。

  • 移住する意味がわからない
  • 東京の方がいいと、すぐにわかるさ
  • 移住先でも消耗するんだろうね
  • 都会から逃げるようなやつが、田舎で生活できるわけがない

などなど。割とネガティブキャンペーンまっさかりです。まあ、言わんとすることはわからんくもない。

ただ、ただですよ?ぼくはひとつの確信してる考えを持っているんです。これはある程度本質的な考えだと思うんですよね。

移住できない=その土地で死ぬということ

「移住できるけど、今のところ私はここが気に入っているので移住しない」という人は置いてといて、「私には移住なんてできない」っていうのは、やばくね?って思うんです。

生活ができないから…仕事があるから…家族がどーたらこーたら…などなど、まぁ、人それぞれ、いろんな理由があると思います。

たださ、じゃあなに?そこにずーっとい続けるの?って思うんですよ。

たとえば「東京以外では仕事ができないので、田舎にいったら生活できない」とします。

けどさ、そういう人はもし東京で震災があって東京に住めなくなったら、どうするんでしょう?生活できなくなりません?

もちろん東京でなくても、「一箇所から身動きできない」ってやばくないですか?その土地になんかあったらその土地とともに死ぬんですか?

特に都市部なんて災害時に超弱いじゃないですか。ちょっとした雪とかでテンパってるわけで。地下鉄も通って地盤は穴だらけ。城東地区なんて地盤ゆるゆるなんですよ。調べてみてください。

そんな中ドカンと地震きたらどうなるか?なんて想像するにたやすい。しかも東京に限っては都市機能どころか国家機能まで密集しています。そこで大災害があったら、まさに阿鼻叫喚。人が多いだけにすごい事態になるでしょうね。

そんな未来の可能性が色濃くって、でもそこから動けないってそんなリスクよくとれるなーって思うわけです。一時的な仕事の都合とかでそのリスクをとれるなんてぼくは逆に尊敬しちゃいます。

移住することは人生におけるリスクヘッジ

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移住は、人生における「リスクヘッジ」なんです

今いる土地に依存しないということは、逆に言えばいつでも手放せるってこと。「なんかやばそうだな…」と感じたらすぐに逃げることができるということ。

たとえばぼくは今「草津温泉」に住んでいますが、もし白根火山の警戒レベルが上がってきたらすぐにでも去ることができます。そこじゃないと生きていけないわけではないので。仕事だって、どうにかするでしょう。そもそもその覚悟をもって、草津温泉に来ました。

それくらい身軽であることは、「1年後どうなってるかわからない」今の時代、すごく有用なことだと思うわけです。

今あるものに縛られて移住できずにそこに依存するリスクと、身軽になるために今あるものを捨てるリスク。どっちのリスクの方が軽いか?と聞かれたらぼくは間違いなく後者と言います。

人も企業も移住に無関心すぎ

なんでしょうね、みんな移住に無関心すぎだと思うんです

個人が移住しないのもだけど、法人とか公共団体も。だってさ、未だ本社が東京だったり国の機関が東京に集中してるでしょ?これじゃなんかあった時あたふたしますよ。

なんでもっと分散しないの?

田舎には土地も物件もたくさん余ってますよ。オフィス借りるのなんて家賃は東京の半分以下でしょうね。ぶっちゃけ地方だったら人件費も下げられるでしょう。クラウドサービスを使えば、べつに地方だって本社として機能できるわけですよ。東京に自社ビル建てたりするよりはるかに効率的でしょう。

国家機関だって、無駄に霞ヶ関周辺に集めなくてもいいわけで。市ヶ谷とかさ。あんな密集地にいろいろ集めてまとめてポシャったらどうするの?ぶっちゃけ国会すら今はビデオ会議みたいにやれるわけでしょ。地方に分散した方がよくないですか?

有事の際に国家機関がポシャって、なんにも機能しなくなる…って可能性もあるわけでしょ。想像してないのかな…。

「一箇所に集まって仕事をする」とか「東京絶対主義」とか。いつまで昭和な考え方なの?

江戸時代じゃないんですよ今は。別に都は東京じゃなくってもいいわけです。高知に国会、防衛省が岡山、岩手に厚労省、でもいいんですよ。

しかもその方が人口だって東京に集中せず分散する。田舎に雇用も生まれる。活性化もする。日本全体が均等に活性化すると思うんですよね。空き家問題も解決します。田舎のお年寄りの孤立問題だってそう。

人も企業も移住しましょう。東京や都市部は観光に行くくらいがちょうどいいです。アメリカでいうラスベガスみたいな。歓楽地でいいと思います。今もほぼそんなもんでしょう。

田舎には田舎のリソースがあるので、それを活用しないってのは宝の持ち腐れですよね。経営者、お役人の皆さん、いかがですか?

移住ができないというシステム(思想)にメスを

要は多くの人が移住できない状態にあるのって、日本全体が一極化を「善」としてるからだと感じます。みんな一緒がいい、みたいな。小学生みたい。

会社もなにもかも一箇所に集中してるから、移住ができない。企業では強制移住させられることを異動もしくは左遷と呼ぶのでしょうか。そういう文化があるから、みんな東京や都市部にしがみつくわけです。そこにしかいられないわけです。ネガティブイメージがつくんです。

これは国民性なのかわかりませんが、日本人は腰が重たい。群れすぎ。さくさく動かない。多くの人が集まるところを良しとする傾向がある。右向け右の精神ですね。東京は六本木といえばITベンチャーの聖地とみられたりします。

でも別に六本木じゃなくってもITサービスは広げられるんですよ。それなのになぜかみんなそこを目指す。不思議ですよね。地名で社命は決まりません。もっとこだわるところ、あるはず。

そういう大きな力がある企業や国の機関が率先して地方へ分散していけば、勝手に個人も分散するでしょう。左遷やっほーい!ってなるくらい身軽でいいと思います。

あと個人の皆さん。そんだけ都市部にもろもろ一極化してるわけなんで、あなたが当たり前に使ってるサービスが田舎にはありません。つまりそんだけビジネスチャンスがあるんですよ。

田舎に仕事はないなんてのは嘘で、むしろチャンスの宝庫です。仕事の種はばらまかれていますよ。誰も摘みにこないけどね。だからその種摘みましょうよ。先にね。

しかも、移住してやっていけるようになったらあとはもうこっちのもんですよ。どこでもやっていけるようになります。海外移住なんかも全然いけるんじゃないですか。ぼく自身、3年以内に海外で生活できるようになることを目指してます。

そうすれば、もう日本じゃなきゃ生きていけないなんてこともなくなりますよね。

つまり日本になんかあったとしても一時脱出できるわけです。そういう選択ができる状態に身を置くということです。それくらい身軽になるということ。そうすれば人生の選択肢も広がるでしょ?

つまり、移住とは人生におけるリスクヘッジなんです。

なので、まず練習がてら地方のコンパクトシティに移住してみてはいかがですか?本当に視点が変わるのでオススメです。若くて独身だったら怖いもんなんかないでしょ。失うものも。

いつまでそこに依存してるの?

(by 井上裕樹

移住をリスクヘッジとして捉える。

これ、ちょっと新しい考え方ですよね。ぼくはこの切り口で言語化したことはありませんでした。リスクヘッジとしての移住、面白い考え方です。

「東京で震災が起きたらやばい」というのは完全に同意で、ぼくはむしろ、南海トラフが近い高知の方が「安全」だと考えています。震災の恐ろしさはよくわかっているわけで、リスクヘッジのために移住するというのは十分ありえる発想です。実際、原発事故の直後はそういう人も多かったです。

これから時代は厳しくなっていくわけで、「何かあったときに逃げ出せるかどうか」は超重要です。ぼくは高知県が好きですが、戦争が始まって戦火に巻き込まれるような状況に陥ったら、さすがに家族を連れて海外に逃げると思います。命あっての人生ですから。

「一箇所から身動きできない」ってやばくないですか?と井上さんは説きます。「うん、やばい」と思う人は、早めに行動を取ることをおすすめします。流動的に生きることが、生存率を高める秘訣なのです。

井上さんのブログはこちら→ヒキコモリズム

東京から高知県に移住したよ!

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