イケハヤ相談小屋

自己表現を始めることは、弱ったあなたにとって最高の「癒し」になります

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今日は自己表現の大切さについて。

イケハヤ相談小屋 : まだ東京で消耗してるの?

 

自己表現を始めましょう。

ブログ拝見しました。わたしは自分に合わない会社を無理に勤め続たあげくうつ病で退職し1年以上たつにも関わらず働けていません。

病気になったことを誰かに伝えるのも嫌で、人間関係をすべて絶っています。特に誇れる特技もなく、毎日が無駄に過ぎるばかりです。

イケダさんのようにパソコン一台で稼げるひとを尊敬します。こんな人間が再起を図るためにはどうしたらいいと思いますか?

大変な経験をなさりましたね…まだ療養は続くと思いますので、無理せずのんびり暮らしてください。

質問者さんにおすすめしたいのは、やっぱりブログです。正確にいうとブログじゃなくてもよくて、どういうかたちであれ「自己表現」を始めることをおすすめします。

「病気になったことを誰かに伝えるのも嫌」とありますが、それは「自分を知っている人に伝えるのが嫌」という前提ですよね。

けっこうエネルギーがいるんですが、まずはぜひ、匿名(ペンネーム)でブログを開設し、「病気になった経緯」について書いてみてください。

記事タイトルは、やや自虐的に「自分に合わない会社を無理に勤め続たあげく、うつ病で退職。1年以上ニート状態でもうどうしようもない件」とか。ぼくはそんな記事があったら超読みたいです。一度に書き上げる必要はなく、少しずつでいいので、言語化してみるといいと思います。

表現の方法は文章にかぎりません。絵画、詩、書道、彫刻、はては盆栽などなど、自分の気持ちを表現できれば、どんな方法でも構いません。ただ、文章はもっとも使い慣れている表現方法で、質問者さんの文章は美しいので、やっぱりまずは文章で表現することをおすすめします。

 

ぼく自身、ずっと自己表現を続けているわけですが、これは「癒し」になるんです。書いてみたら、きっとわかってもらえるはずです。

自分の体験に向き合い、それを言語化することで、腹の底から「納得」し、自分なりの「論理」ができあがっていきます。もやもやとした情念は晴れ、いい意味での「諦め」がインストールされていきます。

自分の思いや体験をブログ記事にしていくことは、それ自体がうつ病の療養効果があるとぼくは勝手に思っているくらいです。「再起したい」という思いをお持ちのようですから、騙されたと思って、ぜひ試してみてください。

 

そもそも、質問者さん、文章うまいと思いますよ。短い質問のなかに、コンパクトかつ丁寧に物事を伝える文章力を感じ取ることができます。文章読みまくっているぼくが言うんだから間違いありません。

ただ、自分のなかから文章を生み出していくのは、ある種の「戦い」であることも忘れてはいけません。今はエネルギーが少ない時期だとおもいますので、疲れたら休んでください。文章を書くというのは、肉体労働にも匹敵する一仕事なのです。

あと、読者からのネガティブな反応に悩んだら、ぼくにメールをください。笑い飛ばしてあげます。はてなあたりで開設するとどうしようもないコメンテイターが湧くので、livedoor Blogがいいかもですね。

 

というわけで、ブログを始めたら、こっそりぼくに教えてください。ask.fmに投稿していただいてもいいですし、メールをくださっても、ツイッターでmentionくれても大丈夫です。質問者さんの自己表現を、ぼくは読んでみたいのです。

 

質問はこちらから→イケダハヤト | ask.fm

過去の相談はこちらから→イケハヤ相談小屋

 

ブログ精神論が流行っているので考えてみた

はてな村民界隈で「ブログ精神論」が流行ってますね。

俺のブロガー精神論 – シロクマの屑籠

俺なりのブログ論……だと思うけど自信ない – 24時間残念営業

ブログのアクセス数の伸ばし方とか精神論とか – とある青二才の斜方前進

 

何のために書くのか?を定義が大切

ブログ精神論というふわっとしたテーマでまず考えたのは、ブログというのは、あらゆる活動と同じで「ゴールの設定が大切だ」ということ。

ブログというツールはさまざまなメリットを提供してくれます。主立ったところを挙げると、

・問題意識や専門性を発露させ、人脈をつくる
・自分のことばに落とすことで、頭の中を整理する
・自分の活動をログ化する
・文章能力、表現力を向上させる
・お金を稼ぐ

などなど。何を目的とするかは、その人の人生のフェーズ、ブログのフェーズ、価値観や仕事内容によって大きく変わってきます。

 

ぼくが2009年の夏にこのブログを立ち上げたときは、「問題意識や専門性を発露させ、人脈をつくる」という意味合いが強かったことを記憶しています。ブログで得た人脈がきっかけで、潰れかけの大企業から成長中のベンチャーに転職することができました(詳しくは新刊をぜひ)。

2012年の4月からは「お金を稼ぐ」が大きなゴールになりました。目下継続中でありまして、毎月20〜50万円程度の売上をコンスタントに稼ぐことができるようになりました。

最近強く意識しているのは「文章能力、表現力を向上させる」という点です。希望としては、ぼくは一生、文章表現を仕事にしていこうと考えています。プロの作家、プロのライターという仕事ですね(将来的には小説も書きたいと思っています)。まだまだ書く能力は低いので、こうして日々文章を書き、トレーニングをしているわけです。

 

というわけで、まず大切なことは、目的を明確にすることです。ブログを書こうとしている、書いているみなさんは、ぜひ一度目的を明確にすると良いと思います。

はじめはぼんやりとしか見えないかもしれませんが、半年ほどブログを書き続けていれば、その効果を実感し、適切なゴール設定ができるようになるでしょう。

 

自己表現の喜びを感じよう

加えて「精神論」的に語りたいのは、ブログは自己表現の喜びを提供してくれる、すばらしいツールだということです。

自己表現。これは日本人がとっても苦手なことだと思います。自分のことばを殺し、場の空気を読む。そういう態度とは正反対の、自分の身体に根ざした真実のことばを、ときには空気を読まずに、誰かを傷つけても、語ろうとすることです。

この小さな場において、ぼくらは開放されます。実名で発信すると角が立つようなら、ペンネームを使ってもよいでしょう。世の中について違和感を覚えること、これはおかしいと思うことを、積極的に発信しましょう。

 

ブログで情報を発信することで、これまで自分を苛んできた社会に復讐する、といってもいいかもしれません。

おびただしい人々が芸術家に憧れるのは、私の考えでは、好きなことができるということのほかに、まさに社会を軽蔑しながらその社会から尊敬されるという生き方を選べるからなんだ。社会に対する特権的な復讐が許されているということだね

社会を軽蔑しながら、社会から評価されるというクールな生き方 | ihayato.news

ぼくはほとんどそういうモチベーションで文章を書いていたりします。こういう復讐の場を持つことは、自分を成長させるうえで重要なことだとぼくは考えます。こうして発散しておかないと、日々の生活で鬱屈しちゃいますしね。

 

何を書いても殺されない時代に

歴史を振り返れば、言いたいことも言えずに死んでいった人、言いたいことを言ってしまったばかりに殺されてしまった人たちは、無数に存在しています。

ぼくらが生きるこの時代に、この国においては、幸い、そんなことはまず起こりません。

普通に生きて、普通に感じるままを発信するだけなら、命が奪われることはない。これは当たり前のことですが、実はすごいことだと、ぼくは思います。何を言ったって、命を奪われることはないんですよ。

じゃあ発信しましょうよ。いま生きているこの瞬間の思考を、世の中に投げ込んでみましょうよ。これはとても面白い生き方なんです。

 

多くの人がブログで自分の考えを発信するようになれば、世の中はその分だけよくなると、ぼくは思っています。世界に知見が共有され、自分のことばで物事を語る人は増えるでしょう。3分もあれば場は持てますから、ぜひみなさんも文章による自己表現にチャレンジしてみてください。

 

というわけで、こんなところでしょうか。書くことって本当にすばらしいと思うんですよね。ぼくはブログがきっかけでマジで人生変わりました。

 

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