賛否両論?イケダハヤトが物申す

「成長」の三段階理論と「マーケットの亡霊」について。「上手くなるのが嬉しい」状態になると、人はどんどん成長する。

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ちきりんさんがいいことを言ってます。

成長の3段階

ぼくが考えるに成長って概ね三段階で、ちきりんさんの言葉を借りると、

  1. 褒められて嬉しい
  2. 勝つのが嬉しい
  3. 上手くなるのが嬉しい

というフェーズをたどります。

まずは褒められることから

第一の問題は、「褒められて嬉しい」という体験は、想像以上に希少だ、ということです。「毒親」本などでよくある話ですが、「大人になるまで一度も親から褒められてこなかった」という人は、決して珍しくありません。
 

褒められるというのは根本で、仮に何かで「勝った」としても、その成果が他者から褒められることがなければ、成長意欲は湧き出ることがありません。

たとえば、「徒競走で1番になったよ!」と語る子どもに対して、親が「そんなのまだまだだ。お前は運がよかっただけ。自惚れるな」と抑圧したら、子どもは「走る」という能力を成長させるモチベーションが削がれますよね。そういうお話です。

一切褒められることがなく、能力を伸ばすことができる人は、たぶんいないんじゃないかと思います。かくいうぼくも、やっぱり子どもの頃に「文章うまいね」と褒められてきました。

長い長い第二フェーズ:競争が楽しい

褒められることによって「成長」が芽吹くと、次は競争することが楽しくなります。

勝つことが楽しいのはもちろん、負けることも、ときには楽しくなります。競争に参加することによって世界は開け、自分の可能性に対して、新たな光をあてることができるようになります。

競争を楽しめるようになると、人はほとんど自動的に成長します。ブログの世界でも「目指せ100万PV!」と掲げているうちは、勝手に成長していくものだったりします。

第三フェーズ:上手くなることが嬉しい

最後に訪れるのは、「上手くなることが嬉しい」というフェーズ。

ここに来ると、「競争」にはあまり興味がなくなります。相変わらず競争は楽しいものですが、そこにどっぷりと浸かるというよりは、「自分の道を極める」方向に視点が向かいます。

「上手くなることが嬉しい」と感じる彼・彼女は、かつての競争者・観客から「あいつは脱落した」と思われたとしても、気にすることはありません。既存のマーケットから離脱して、新たなマーケットを、結果的に作り出している、ともいえるでしょう。

もう少し言い換えると、彼・彼女は、自身の「変化」をポジティブに受け入れるようになっているのです。

競争を楽しんでいるうちは、直線的な「成長」は楽しめても、変化は楽しめません。彼・彼女にとって変化は恐ろしいもので、走ってきた道を「離脱」することを意味します。

皮肉なことに、変化を楽しめる人は、もっともよく成長します。逆にいうと、変化を恐れているうちは、二次関数的にググッと成長することはありません。「上手くなることが嬉しい」人は、そのことによく気付いています。変化することこそが、実はもっとも効率的な成長方法なのです。

矛盾した存在として、マーケットのなかを生きる

もう少し。ここからはマニアックな話なので、大部分の人には伝わらないと思います。すみません。

第三フェーズにある人は「マーケット(競争)から離脱しようと頑張ることで、かえってマーケットから受け入れられる」という、ちょっと矛盾した状態に陥ります。

この力学は非常にバランスが難しく、離脱しすぎるとマーケットから排除されますし、離脱の度合いが低いと、それはそれでマーケットから評価されません。

「マーケットを脱したい」と本気で願えども、マーケットに受け入れられてしまう。「マーケットに受け入れられよう」とすると、「ありきたりなもの」としてマーケットに排除される。

まるで亡霊のように、市場の評価はつきまとってきます。この亡霊を振り払うことは、この時代において、不可能なのでしょう。ぼくは諦めています。

その意味で、成長の第四段階があるとしたら、それは「亡霊のようにつきまとうマーケットと、鍔迫り合いをしながら戦うこと、それ自体を楽しめるようになる」というフェーズです。現代アーティストの方々は、この先端でバチバチやっているのではないかと想像します。

大切なのは「適度に矛盾すること」です。自分で自分を理解できるようになったら、そこで変化は止まり、成長も止まります。

人生のなかに不確実性を取り入れることが、結局のところ、マーケットで抜きんでるための手っ取り早い方法なのではないか、と日々考えております(だからぼくは、縁もゆかりもない高知県に、思いつきレベルで移住したわけです)。

東京から高知県に移住したよ!

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