賛否両論?イケダハヤトが物申す

「教育移住」という考え方:海外もいいけど、国内の田舎もいいですよ

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[FUTURE LEAGUEに寄稿した記事です。]

高知に移住してから頻繁に聞かれるのが「高知は教育レベルが低いけど、その点はどうするの?」というご質問。

むしろ地方の方がいいんじゃね?

その質問をする気持ちはわかりますが、正直、感覚的にかなりピンと来ません。むしろぼくは高知のような地方の方が、教育面で優れているとすら思っています。

大学進学は問題無し

そもそも、ここでいう「教育レベル」って何なんでしょう。やっぱり難関大学への進学率、とかなんでしょうか。きょうび、受験勉強なんてネットの無料講座で十分です。その気になればぼくが教えてもいいですし。

ついでにいうと、うちの娘はまだ2歳ですから、大学に進学する16年後には、大学に行かないことが普通になっていてもおかしくありません。まぁ、「大学進学」に関しては、うちの場合はとりあえず大きな問題はないと考えられます。

荒れている学校を選ばなければいい

「学校が荒れている」という話もあるかもしれません。が、高知に住んでみて、必ずしもそうではないことが分かってきました。

地域によっては高校生が純朴すぎて逆に社会に出るのが心配なレベルだったりします。移住者としては、いい学校がある地域を選べばいいだけなので、ここも大きな問題になりません。あまりにも環境が悪かったら、ごく普通に、別の学校・地域に移ればいいですしね。

イケてる公教育の選択肢が増える

教育コストで見ると、地方に軍配が上がります。何かと言えば、今後、地方において公教育の改革が進むと思われるからです。

その筆頭がぼくが住む高知市の「土佐山学舎(小中一貫校)」で、ここは小学校一年生から英語教育を実施し、タブレット、電子黒板なんかも導入しています。私学ではなく、公立の学校ですから多額の授業料が掛かることもありません。

さらにいえば、超少人数制です。土佐山地域は全体でも人口1000人以下の過疎地なので、結果的に少人数教育になるわけです。

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子どもが減っていく地方において、「土佐山学舎」と同様の「イケてる公教育」が増加していくと思われます。教育は移住促進にもつながりますし、選択肢はますます広がっていくことでしょう。

「地域のつながり」「自然のなかの暮らし」を学べる

ここはどう育てるかにもよりますが、地方では、東京ではなかなか得難い「地域のつながり」や「自然のなかの暮らし」を学ぶことができます。それもけっこう容易に。

これからは学力なんかよりも、人付き合いの能力だったり、野生環境でも生きていける能力が求められると思うんですよね。

たとえば、高知県は嶺北地域にお住いの中島さんご夫婦は、なんとコンポストトイレで生活しているとか(笹の家の暮らしと自分経済~中島子嶺麻さんと洋介さん~)。水洗ではなく、このまま堆肥として発酵させるという浄化方法です。震災で断水しようが、まったく気にせずウンコができるというのはちょっと衝撃。このスキル手に入れたい…。

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例を挙げていけばキリがないですが、地方では都会で得難い人的資本や知恵を手にいれることができるんです。高知で子供を育てていけば、彼らが育って大人になって都会の生活に触れたときに、きっと「あぁ、すごいことを学んだんだな」と振りかえってもらえると思うんですよね。

教育の選択肢作りに自ら関われる

さらにいうと、地方では自分たちで選択肢を作ることもやりやすいです。昨年訪れた福岡県糸島では、移住者が「自主保育」のかたちで子どもたちを育てていました。同じ問題意識を持った住民を集めて、小さくオリジナルな教育を提供する、という取り組みは今後増えていくと思われます。

ぼく自身も、高知で「土佐志民大学」という学びの場づくりを始めました。ここは受講に多額のお金が掛かる場ではなく、実費+αのボランタリーな学びの場にしていきたいと考えています。500円出せば地元のプロから学びが得られる、という場があると素敵だなぁ、と思って始めました。

東京で「教育貧乏」やるより、移住したら?

東京って何をするにもお金がかかりますが、その筆頭は「教育」でしょう。教育貧乏とはよく言ったもので、ぼくの知人にも保育料・習い事代などで毎月20万円近く掛かっている、なんて人がいました。

田舎はもろもろのコストが低いですから、教育費や住宅ローンのためにヒイヒイ言いながら働くくらいなら、いっそ地方に移住してコンパクトな生活をしてみるのがいいと思います。高知なんかだとご飯もめちゃくちゃ美味しいというオマケも付きますし。

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