高知に来てから二度目のエガニ。初めて食べて感動してリピートしちゃいました。
高知が誇る高級食材
エガニ。別名をノコギリガザミと呼びます。あんまり県外では食べられることがないレアな食材で、1kgの個体で5,000円くらいする、けっこうな高級品だったりします。
また食べたいなぁ…と思い続けて半年。行きつけの「鮮魚山もと」さんで売っていたので、買っちゃいました。まさにこの一匹ですね。
【店頭一匹居ます】 今日の出荷対応終了しました。店頭に一番小さいサイズが一匹。 卵タップリのメスです。お試しに丁度のサイズ。2000円 pic.twitter.com/6aCEU6mE8h
— 土佐の魚屋(鮮魚山もと) (@tosa_sakanaya) 2015, 1月 14
というわけで我が家にきました。山もとさんのアドバイスにより、冷蔵庫に数時間ほど入れて弱らせています。さすがにかなり弱ってましたが、まだ微妙に息がありました。
軽く塩を振って15分ほど蒸します。まだ生きてる甲殻類を調理するのって、ちょっと罪悪感ありますよね…。命をいただきます。
真っ赤に蒸されました!カニの匂いが立ち込めます。
ものすごい迫力があります。
さぁ、食べます。殻はかなり固く、ハサミやハンマーでぶち壊しながら食べる仕様です。
この身がまた絶品なのです。タラバガニよりも「プリプリ」と引き締まっていて、それでいて味が超濃厚。えぐ味や臭みはまったくありません。すばらしい…。
腕の肉を食べたところで開封。
味噌が…。
うますぎる…。
卵(内子)がたっぷり…。
ふぅ…。
妻も無言で内子をほじくってます…。
…。
二人で一匹にも関わらず、内子がたっぷりすぎてクラクラしてきました…ま、まだ入ってる…。
味の解説を忘れていましたが、濃厚でいてまったく癖がなく、カニ味噌は本来苦手であるはずのぼくも気がついたら完食しているレベルです。見ての通り、内子も満足感がすごいです。
しかしまぁ、何をどうすると、ここまで人間の舌に合うように進化できるのか、生命の神秘を感じる味です。身・内臓・卵、すべて激ウマとかおかしいでしょ…。
そんなわけで、これはぜひ一度召し上がっていただきたい食材です。珍しい食材なので、ふらっと高知旅行に来ても遭遇は難しいと思われます。市内の料理店でもエガニを常時出しているところは見たことがありません。
そんななかでも「鮮魚 山もと」は不定期ながらも通販対応しているので、グルメな方はこちらをチェックしてみるのをおすすめします。予約者向けの案内文を読むと、いかに珍しいかがわかりますね。いやはや、貴重な一匹を手に入れることができてよかった。
御予約については どうしても都合が悪くなった場合には キャンセルもお聞きしていますが お待ち頂いている方が多い商品です。 不確実・冷やかしの御予約はお止め下さい。 このカニは 当店だけが独占する事はできません。一度仕入ができれば 他の業者に回してある程度順番に仕入待ちしていますので 何卒 御協力下さい。
妻のひとこと
エガニはええカニじゃあ。
ダジャレがきました。
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