これすごいマンガですね…。
圧巻のうんちく
警視庁城西警察署刑事課に転属してきた立花刑事。風采のあがらないオヤジだが、実は本庁に籍を置いたこともあるエリートで、食についての知識は群を抜く。通称「めしばな」と呼ばれる変わりダネだ。捜査や取調べに得意の知識と情報を生かして事件の真相に迫る。第１巻では、カレーカツ丼、牛丼、袋入りラーメン、コロッケカレー、フライドチキン、立ち食いそば、餃子に関するウンチクが全面展開されます！ 痛快B級グルメ漫画！
グルメ漫画は数あれど、このマンガほど徹底的に「うんちく」を突き詰めたものはないと思います。海原雄山もクッキングパパも真っ青。
韓国のインスタントラーメンを30種類近く食べた
主人公は刑事・タチバナ。この人はとことんグルメを極める傾向がありまして、なんと韓国のインスタントラーメンを30種類近く食べたそうな。
彼が食べまくったなかで最も印象的だったのは「カムジャ麺」だそうで。
「シコシコ……かつトロトロ……」。食べてみたいですねぇ。
焼きそばを徹底的に食べ比べる
スーパーに焼きそばの麺売ってるじゃないですか。あれも徹底的に食べ比べて、ひとりでブラインドテストまでやっています。すごいなこの人。
牛丼の歴史に異様に詳しい
B級グルメの歴史に異様に詳しく、牛丼についても圧倒的な知見を披露します。「養老乃滝」が牛丼売って、公取委にまで事情聴取されていたとは…。
海外のカップ焼きそばを徹底的に食べる
カップ焼きそばに対する情熱もヤバい。世界中のカップ焼きそばを食べているんですよこの人。カップ焼きそばは世界的にローカライズされて食べられているそうで。
のり弁の魚フライにはしょうゆかソースかを徹底的に調べる
このパートは圧巻。のり弁当の魚フライにソースをつけるか、しょうゆをつけるかを徹底的にリサーチして、境界線まで導き出してます。何してるんだほんと…。
コーヒー炭酸飲料の歴史に異常に詳しい
どんだけニッチなんだ！と笑いますが、コーヒー炭酸飲料の歴史にも異常に詳しいんです。現れては消えていくジャンルなんですね。
短編的なのでサクッと読めます
グルメ系漫画のフォーマットに従うように、基本的に一話完結、長くても4〜5話で完結というコンパクトな仕上がりです。電車の中なんかで読むとニヤニヤが止まらず、それでいてスッキリと切り上げることができるので、ぜひお手持ちの端末にダウンロードしておくべき作品でございます。
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