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「数十秒の思いつきが、命を救うかもしれない」:OVA代表・JIRO氏が語る「自殺対策コンテスト」への想い

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これはすばらしいコンテスト企画。ビッグイシュー・オンラインでも取材させていただいたOVAが主催しています。

自殺対策コンテスト!

 

自殺対策のアイデアを出して、豪華賞品をゲットしよう

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自殺対策コンテスト!」はOVAが主催するアイデアコンペ。自殺対策強化月間に合わせて運営されています。

末木先生の推薦文がすばらしいので転載いたします。

これまでの自殺に関する啓発は、 「自殺対策月間です」というCMを流したり、グッズを配ってみたり、 啓発をされる側が「受け身」のままでいられるようなものが主流でした。

こうした受け身の姿勢では、いつまでたっても自殺は 我々が解決すべき「社会全体の問題」にならないように思います。

「自殺対策コンテスト!」は単純に啓発をするというだけではなく、 こちらから自殺者の心理状況などについての情報提供をした上で、 自殺を防ぐ方法を「主体的」に考えてもらうという点で、 これまでの受け身の啓発活動 (ちらしを配る/もらうだけ、相談しよう、と言われるだけ)、 とは一線を画しています。

ちょっとふざけた印象を受ける人もいるのではないかと思いますが、 受け身の啓発ではなく、多くの人の主体性を引き出すような 啓発活動につながるのではないかと考えています。

皆様の積極的な参加を期待しております。

ユニークなアイデアを提案した人にはiPad Air、ディズニー1デーパスポート、Kindle PAperwhite、Amazonギフト券などが当たります。

 

「教える」のではなく「問いかける」

主催団体であるOVAのJIROさんにお話を伺うことができました。彼のやっているネット広告を使った自殺対策「夜回り2.0」についても、ぜひ合わせてご覧ください(インターネットで自殺を予防する:若手ソーシャルワーカーによる新たな取り組み(1/2))。

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イケダ:そもそもなぜこのコンテストを実施したのでしょうか?

JIRO:3月は「自殺対策強化月間」なので、もともとOVAとしても何か企画をやりたい、と考えていました。具体的に何をやっていくか。すでに様々な啓発活動が実施されていますが、OVAの場合はリソースが少ないので、やはりリアルというよりは、ウェブでできることに絞られてきます。

一般的な啓発は「自殺は深刻な問題です、知ってください」と伝えますが、実際には多くの方が素通りしていると考えています。グッズを配る、CMをつくるというアプローチにも意味はありますが、もう一歩、進めることはできないかと…。

イケダ:同意します。自殺対策に限りませんが、その啓発予算があれば、もっと効率的なことができそうなものだよなぁ、としばしば思います。

JIRO:で、私たちの場合は実際に「アイデア」を考えてもらうことにしました。私たちから情報を提供しつつ、自殺の現状に対して、私たちはどういった取り組みをすれば命を守れるんだろうか、という問題提起をしています。「教える」のではなく「問いかける」ことで、主体性を引き出そうというのが狙いですね。

イケダ:自殺対策の専門家「ではない」、素人のアイデアにも価値があるという考え方が背後にあるんですよね。

 

数十秒の思いつきが、命を救うかもしれない

JIRO:私自身、OVAで「夜回り2.0」をやっていますが、私はそもそも自殺予防のプロではありません。「ネット広告で自殺予防できるんじゃないか」と、たまたま思いついて、活動を始めました。本当に、あれは1分、数十秒の思いつきでした。

イケダ:で、先日はWHOの会合で発表するほど、注目も浴びていると(【動画】夜回り2.0がWHO(世界保健機構)主催のイベントで発表された瞬間を動画で。 | 壁と卵)。

JIRO:はい。色々な人の経験や知を合わせたときに、それらを組み合わせれば、もしかしたら今まで出てこなかったような手法が出てくるかもしれない、と期待しています。

イケダ:どのくらいのアイデアが集まっているのでしょうか?

JIRO:一週間経ってないですけど、約250件のアイデアが集まっています。ちなみにソーシャルメディアのシェア数でいうと、Yahoo!さんが同日にリリースした自殺啓発ウェブサイトより多くなっています(「自殺対策コンテスト!」反応まとめ (2014年自殺対策強化月間))。

今回の企画の予算は私のポケットマネーで、企画立案も文章の執筆も、スタッフのアドバイスを貰いつつ、ほぼ私が一人でやっています。サイト制作は外注しているので、実働としては実質2名体制ですね。キャンペーンの予算は30万程度ですが、この金額でこれだけの啓発ができるというのはウェブの強みだと感じていますね。

イケダ:え、あの豪華賞品は自腹なんですか…!確かに、30万円でリーチできることを考えるとコストパフォーマンスは安いでしょうね。

 

テクノロジーを使って、何ができるんだろう

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というわけで、「自殺対策コンテスト!」、ぜひアイデアを投稿してみてください。アプリやウェブを使って何ができるかを考えるのが面白そうですね。ぼくもいくつかアイデアを投稿してみます。豪華賞品当たるといいな。

自殺対策コンテスト!

 

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