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「生涯に一作であれば、誰でもいい曲がつくれる」。久石譲の名言まとめ。

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2016年9月現在、カドカワの大規模Kindleセールで55%オフになっている久石譲氏の単著。

あんまり読まれていない気がしますが、これクリエイター必読なんですよ。参考までに、ビビッときた名言をまとめておきます。セールは10/7まで続いているのでお早めにぜひ。

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創造力と仕事について

・創造力で大きな仕事をしていく人たちは予定調和を嫌う。だから、こちらも、毎回が真剣勝負である。そのために、ありとあらゆる感覚を総動員させ、自分を限界まで追い込んでいく。普通に考える範疇を超えるものが、そういう中で生まれてくる。

・芸術家になるのは難しいことではない。内容を別にすれば、世間的には自分が決めればいいだけのことだ。誰からも認めてもらえなくても、己さえ納得していればいいのだから話は早い。「私は芸術家です」と規定したら、その瞬間からその人は芸術家である。

・「作曲家として最もプライオリティを置いていることは何ですか?」と問われたら、僕は迷わず「とにかく曲を書きつづけること」と答える。

・生涯に一作であれば、誰でもいい曲がつくれる。(中略)だが、仕事は”点”ではなく”線”だ。集中して物事を考え、創作する作業を、次へまた次へとコンスタントに続けられるかどうか。(中略)優れたプロとは、継続して自分の表現をしていける人のことである。さらにいえば、プロとして一流か二流かの差も、力量を維持継続していけるか否かにかかっている。

・指揮者が他の人に変わったらできない、つねに同じだけの集中力を保つことができない、となると、やはり二流止まりである。

確実にたくさんの曲を作りつづけていくには、気分の波に流されてはいけない、という意識が僕には強くある。

僕の場合、作曲の作業に入っているときは生活も一定のペースを保ち、できるだけ規則的に坦々と過ごすように心がけている。

・頑張ろうとすれば、夕食抜きでぶっ通しでもできる。朝までやることもできる。しかし、それをやってしまうと過度な負荷をかけることで、翌日の効率が確実に落ちる。マラソンランナーと一緒で、長距離を走り抜くにはペースを崩さないことだ。

・「美しいメロディーに泣かされました」「感動しました」などといっていただくことがある。大変光栄だが、それは僕がつくった音楽の結果としてついてくるにすぎない。だから曲を書く際に、人を感動させようとか、美しいメロディーを書いてやろう、と考えているわけではない。聴く人がどう受け止めるかは、聴く人の自由だろう。

・作曲には、論理的な思考と感覚的なひらめきを要する。論理的思考の基になるものが、自分の中にある知識や体験などの集積だ。何を学び、何を体験して自分の血肉としてきたかが、論理性の根本にある。感性の95パーセントくらいは、実はこれなのではないだろうか。

・つまり、その論理性に基づいて思考していけば、あるレベルに達するものは「いつでもできるはずだということになる。気分が乗った乗らないという次元に関係なく、きちんと仕事をしたらしたなりの成果を上げられる。

・だが、問題はそれさえあればものづくりができる、作曲ができるということではないところだ。肝心な要素は、残りの5パーセントの中にある。それが作り手のセンス。感覚的ひらめきである。

第一印象というのは、つくり手として「いいものをつくってやろう」という思いから生じる余計な観念にまだ支配されていないから、感じたままが最も素直に表れている。それがいいのだと思う。ゲーテの言葉にもある。「感覚は欺かない。判断が欺くのだ」と。

・『となりのトトロ』の<さんぽ>のサビのメロディーが思い浮かんだのは、風呂場の湯船の中だった。

・ものをつくるというのは、そういう多様な面を併せ持った自分を総動員させながらも、本人が意識しているものを剥ぎ取ったところに妙味が出るものなのではないだろうか。そのためには、その時々の自分の限界まで行ききることが必要で、その行ききった先に、何か新しく魅力的なものが待っている。

・最近いろんな人と話していて思うのは、結局いかに多くのものを観て、聴いて、読んでいるかが大切だということだ。創造力の源である感性、その土台になっているのは自分の中の知識や経験の蓄積だ。そのストックを、絶対量を増やしていくことが、自分のキャパシティを広げることにつながる。

宮崎駿さんは流行りの映画をあまり観に行かないらしいが、5分観れば、だいたいどういう映画か把握できるという。その監督の才能のほどもわかるという。

恥ずかしさというのは、自分をよく見せたいと思う心の裏返しだ。自分をさらけだすことを恐れているということでもある。頭の中にそんな自意識があったのでは、本当に人を楽しませたり喜ばせたりするものをつくることはできないだろう。

・初対面の人と会う。第一印象は「この人軽そう。ペラペラよく喋るし、なんだかあまり信用できそうな感じがしない……」だったとする。しかし、しばらく付き合っているうちに、「いや、そうでもないかな」(中略)と感じるようになる。(中略)大抵の人は、ここでその人の本質を見た気になってしまう。だが、しかしである。もっと長く付き合って、その人が土壇場に追い込まれたときを見てみたらいい。必ず、最初の印象に戻る。「なんだ、いざとなったらやっぱり軽かった」といったことになるケースが多い。僕はこれを「サンドイッチ理論」と呼んでいる。

・たまたまタイミングよく自分のもとに飛び込んできて、自分の琴線に触れた要素なのに、それを大事にして活かすことができない人は、おそらくどんなものに出会っても、ぞんざいに受け流してしまうだろう。それは感じ取れない人である。

自分の置かれている環境を整備しないと、レベルというものはいとも簡単に下がっていく。

・僕はこれまで何作も宮崎さんの映画音楽をつくらせてもらっているが、一度でもつまらない仕事をしたら、次に僕に声がかからないことは知っている。いつもそういう切羽詰まった気持ちで引き受けている。毎回が真剣勝負。

ドビュッシーはあんなにきれいな曲を書いているのに、性格的には金にうるさかったとある本で読んだ。ある日、奥さんが薬を飲んで自殺未遂をする。家に帰ってそれを見つけたドビュッシーが最初にとった行動は、倒れている妻の財布の中身を調べた、という逸話が残っている。

・僕の本名は藤沢守だが、この男の人格と作曲家・久石譲のつくってきた作品とは基本的には別物であると考える。

・作家が構築してきた一連の作品世界もまた法人と同じく、一つの人格だ。僕は映画監督と接するとき、その人の個人的人格とふれあうわけではなくて、作品によって築き上げられて来た世界観を尊重しようとする。

・音を出すことで何を伝えたいのか。音楽をやることで表現しなければならないのは、そこだ。

人に聴いてもらう音楽として非常に重要なのは、まず自分が一番目の聴衆として喜べること。自分が感動できるものを提出していかないと、周りの人、ひいては観客に響いていかない。そのために、絶えず自分が興奮するものに向かっていくことになる。

・僕はこんな提案をしたい。祝日を全廃する。その代わり、土日はきっちり休む。さらに、一人ひとりに年間のうちに半月から一月くらいの長期休暇を取る権利を与える。それに違反した会社は、税金倍増の罰則に処す。まとまった長期休暇が取れるようにするほうが絶対に効率がいい。

・生涯、創造者でありたい。時代の風に合うものを作ることは難しくなっても、”創造の泉”を自分の内に持っていれば、書きたいものを書き続けられる。

うーん、名言が多すぎる!一流のアスリートの本を読んでいるかのような、ストイックな世界を感じることができました。何かものをつくっている人は、絶対に読んでおくべき作品ですね。

創造力の源はこれまで蓄積してきた経験にある、というのはシンプルですが突き刺さる一言ですね。ぼくも文筆家というアーティストの端くれなので、やはり色々な体験をしておくべきだと痛感させられました。 
セール期間が終わると値上げするので、今のうちにぜひぜひ。 

関連記事:久石譲に学ぶ「感性」を磨く方法

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