フリーランスでうろうろしていると、キャリアに悩んでいる会社員の方のお話をしばしば伺います。



「会社が変わらないんだよね…」



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特に僕のような若手世代からよく聞くのは「会社(職場)が変わらない」というお話。問題意識を持って、それなりに「変える」努力をしているのですが、徒労感を抱いて意気消沈している、という人は少なくないと思います。

かくいう僕自身も、大企業時代はまさにこのタイプで、ソーシャルメディアの導入を熱く語っても、情報セキュリティ部門の壁を壊すことができずゲンナリしていました。




本気変えるほどの熱意を持てるか?



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photo credit: mendhak via photo pin cc

マッチョな人は「もっと頑張れば熱意が伝わって変わるよ」とアドバイスするのかもしれません。

が、「社内が変わらない」と嘆いている時点で、「もっと頑張れ」は、ほとんどの場合ナンセンスなアドバイスです。

問題は「そうそう変わる気がしない上に、"もっと頑張って"まで会社を変えたいと思えない」という点です。努力の問題というより、会社に対する忠誠心の問題になってくるわけです。

振り返ると僕自身も、会社の合併が決まっていたこともあり、IT部門の壁にぶち当たったとき「(どうせ合併するし)これ以上頑るのもバカみたいだな」と思い、企画を通すのを諦めました。会社の状況が違っており、僕も会社に強い愛を持てていたら、努力の仕方も変わったかもしれません。




環境を変える



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photo credit: Jason A. Samfield via photo pin cc

僕の場合は、会社を変えるのが難しかったので、環境を変えました。自分のやりたいことができる環境を求めて、ベンチャー企業に転職することにしたのです。

これは大正解で、大企業時代に抱えていたフラストレーションはどこへやら、本当にエキサイティングな仕事生活を過ごすことができました。

「苦難」から逃げた僕を「成長の機会を逃した」と批判する人もいるかもしれませんが、僕はまったくそう思いません。あのまま残っていたら、腐って終わっていたでしょう。今のように、自由に働くこともできていないと思います。僕は「会社を変える」ではなく「環境を変える」ことによって救われた人間です。




なので、僕は「会社が変わらないんだよね…」と嘆く同世代の方に対しては、「転職するとか部署移動を申請するとか、いっそ環境を変えてみれば?」というアドバイスをしています。

くだらない悩みで自分を腐らせるのはもったいないです。すくすくと芽を出せる環境は、外の世界にあるかもしれません。




皆さんは「社内を変える」「環境を変える」どちらの選択肢を取ってきましたか?ぜひ実体験を共有して頂けると、悩める若者の参考になると思います。




僕の好きなキャリア本。中古で1円なのでぜひ。



こちらもおすすめ。代替不可能な人材になることの重要性を説いています。