冷静な視点でソーシャルメディアマーケティングを捉えている、smashmediaの河野さんにコメントを頂きました(「ソーシャルメディアマーケティングのトリセツ」はとても良い資料です)。個人的に悩んでいた部分にスパッと回答していただけたので、改めて共有したいと思います。


ソーシャルメディアを用いたキャンペーンは、しばしば、そこでコミュニケーションを楽しんでいる人たちに嫌悪感を与えてしまうことがあり、そのこともしっかり考慮しないといけないんじゃないかなぁ、と考えていました。しかもそれが大々的に「成功事例」として語られることもあり、ちょっと危険かな、とも思った次第です。

短期的な成果を出せても、中長期的にファンを失うことになってしまっては、長い目で見ると結局損になる場合もあるでしょう。ソーシャルメディアというツールは、中長期的なファンを獲得することに向いていると考えます。その意味では、短期的なキャンペーンを行う場合にも「キャンペーン終了後にどれだけファンを獲得できたか」という点にこそ、注目する必要があると思います。

そんな風に思っていると、スパッと言葉を頂けました。




本来は「ファンになってくれた人数-アンチになった人数=成果」とすべきなんでしょうけど、テレアポや駅前のサンプリングの現状を見る限り、「数撃ちゃ当たる」ではずれた弾については見ないようにしてるんでしょうね。ぼくにはまったく理解できませんが。
隅の方で寂しそうにしている人を忘れない コメント欄



考えを固めるヒントを頂けました。特にソーシャルメディア上では「アンチ」の声は強く伝播するものですし、その意味でもキャンペーンが「アンチ」を生み出しさないかどうかは、よく考慮した方が良さそうです。




Capoteさんが示唆に富む記事を紹介されています。



ソーシャルメディアマーケティングでは、退屈なことをするのが重要


ソーシャルメディアやデジタルマーケティングは、短期的なキャンペーンやちょっとした瞬間的なもの、偽善的な誓いや公言ではなく、より深く、より確立されたマーケティングの真実に基づいて行われたときに初めて(組織的にも)成功するのです。

使い道を限定するつもりはありませんが、ソーシャルメディアは基本的には中長期的で地道なファン作りに向いており、そこにソーシャルメディアを使う価値があると思います(しつこいですが、それ以外の使い道もありますし、排除するつもりはありません)。




ソーシャルメディアを何のために使うのか、自戒を込めて、考え続けたいテーマです。