いつの間にか、昨年の4月にフリーになってから一年が経っていました。

おかげさまでビジネスも比較的順調なので、今年もしばらくはフリーランスを続けようと思っています。メディア力を付け、より素敵な活動や才能に貢献できるようになりたいところです。




独立して一年、振りかえってみて、苦労したこと、良かったことをまとめてみました。何かの参考になれば幸いです。




自分が何をしたいのかを問われた



僕の場合はフリーランスになり、「自分はいったい何をやりたいのか」という問いに対する答えを強く求められました。

会社にいた時分は、常に目の前に仕事があったので、こうした問いに時間を掛けて向き合うことはありませんでした。




それが必ずしも悪ではありませんが、少し間違えるとフリーランスは、ただの「下請け業者」になってしまうと思います。

「解決したい課題」を発見し、お金とのバランスを見ながら、自分なりの事業を作っていく「創職」ができるか否かが、フリーランスの一つの分かれ道なのではないでしょうか。

僕の場合は、自分に問い続けた結果「世の中に眠っている素晴らしいコンテンツを伝えたい」という想いが強いことが分かったので、それを軸にしてマーケティング支援やライター活動を行うことを決めました。




来月の収入が分からない不安



月給(サラリー)という制度は素晴らしいなぁ、と改めて感じました…。フリーランスになると、当たり前なんですが、来月の収入が全く分からないのです。

100万円近く売上げが立つ月もあれば、10万円も売上げられない月もありました。この波のコントロールはなかなか難しいです。

僕の場合は夫婦共働きだったことや、これまで働いた貯金がある程度あったことで、「来月の収入が分からない」不安をある程度払拭することができました。

「来月の収入が分からない」ことは、想像以上の心理的ストレスをもたらすので、フリーランスになる、または起業しようと思っている方は、この不安に対する覚悟を持っておくと良いと思います。




働く時間と場所の自由



フリーランスになってもっとも良かったことは、働く時間と場所が自由になったことです。これは革命的な変化と言ってもいいくらい、大きなインパクトがありました。

毎朝満員電車に乗ることも無くなりました。自分の気分に合わせて、仕事の場所を選ぶことができるようになりました。妻の体調が悪いときなどは、家で仕事しながら看病ができるようになりました。家で昼ご飯を作れるので、食費が抑えられるようになりました。

そして何より、仕事をするのが楽しくなりました。これは場所と時間の自由を手にしたことが大きかったように思います。


「働く時間と場所の自由」のもたらすインパクトは軽視されていると思います。もっとこの自由を多くの人が享受できるようになれば、楽しく仕事ができる人は増えていくはずです。






「お金になりにくい仕事」に取り組める



会社員として働いていると「お金になりにくい仕事」に取り組む時間は限られます。「お金になりにくい仕事」は、本業の時間では「儲からないからやめろ」と言われ、土日や平日の朝・夜を使って個人的に取り組むしか道はなくなります。


僕の場合は、会社を辞めてまで自分がやりたいことが、NPO・スタートアップ支援やブログ執筆という「お金になりにくい仕事」でした。
これらは短期的にはお金になりにくくても、長期的には「家族一つ」養えるくらいのスモールビジネスには成長しうる領域です。

「お金になりにくい仕事」をやるためには、それ以外の部分でしっかりお金を稼ぐ必要があります。この微妙なさじ加減は本当に難しいですが、意義や楽しさを感じることができる「お金になりにくい仕事」に本気で取り組めるのは、フリーランスの利点の一つだと思います(会社でそういう仕事ができている人は、とても恵まれていると思います)。




振り返ると1年目は大企業、2年目はベンチャー、3年目はフリーランス、という珍奇なキャリアを歩んでいます。

今年はNPOテントセンの方に注力していきたいので、4年目は「NPOの共同代表」を名乗っていこうかな、と思っています。5年目は株式会社作るかも?知れません笑

フォーカスすべきは世の中の変化をどれだけ加速できるか、だと思っています。僕が使える支援魔法である、マーケティング支援と執筆活動を通して、世の中に貢献していこうと思います。仲間を増やし、自分も魔力を強化していきます。フリーランスはちょっとRPGみたいで楽しいですよ。




学生さんのOB訪問はいつでも受け付けています。フリーランスの立場の話などお聞きしたい、ということであればお気軽にご連絡ください(nubonba@gmail.com)。





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