http://retty.me/




ポジショニングが違うので優劣比較は難しいのですが、すっかり僕はレストラン探しにRettyを使うようになってしまったので、改めてまとめてみました。ヘビーユーザー宣言していますが、個人的に今年一番ヒットしているウェブサービスです。




1. タイムラインが流れるため「なんとなく」チェックしてしまう



食べログはタイムラインを持たないため、「レストランに対する需要が強く顕在化した瞬間」に使われるサービスとなっています。

一方Rettyはタイムラインを持つため、「レストランに対する需要が顕在化していない瞬間」でも「なんとなく」閲覧されるサービスです。

僕個人的な話だと、滞在時間で見たら圧倒的にRettyが食べログを上回ってます。いいね!やコメントなどのコミュニケーションの発生数も桁違いです(食べログは本当に「見る」だけ)。Googleは能動的な探し物をする時に使うサイトであり、フェイスブックは常時なんとなくアクセスしてしまうサイトである、という対比に似ています。




2. 評価方法が「人」フォーカス



食べログ式のレビューサイトが抱える問題として、大数の法則が働き、平均点が徐々に3周辺に近づいていく、という課題があるように思います。

Rettyの評価方法は完全に「人」にフォーカスしたものであり、大数の法則は働きにくい仕組みになっています(Rettyには「平均点」という概念がない)。

Rettyは「あの人がお勧めするなら間違いない」という発見を提供してくれます。個人的には「多人数による評価(食べログ式)」よりも「知っている誰かの評価(Retty)」の方がレストランを探す際に効率的であるように感じます。




3. 店舗発行クーポンの可能性



Rettyが地道に蓄積している「行きたい」というデータは、相当に価値があるでしょう。店舗側は、自分のレストランに対して好意を持っているユーザーに、特別なコミュニケーション(クーポン発行、メッセージ)を行うことができるからです。

特に期待したいのはクーポンの発行。「行きたいお店からクーポンが貰える」という機能は、Grouponを始めとする既存のクーポンサイトとは一線を画すものだと思います。

現状Rettyではクーポン機能はありませんが、グルメ系サービスとクーポンの相性の良さは明白ですから、早晩実装されるのではないかなぁ、と思ってます。





と、ちょっと対立軸なタイトルを付けてしまいましたが、食べログとRettyは完全な競合というよりは、当面は住み分けられていくようにも思います。1.でも書きましたが、利用動機的にGoogleとフェイスブックの競争に似ているかも。




そんなRettyですが、近日中に待望のiPhoneアプリをリリースするそうです。かなり完成度高い感じなので、ますますヘビーユーザーとなってしまいそうです。