UZABASEの「SPEEDA」から試験的にコンテンツ提供をいただき、記事化をするという取り組みを始めてみます。SPEEDAは専門的な市場分析ツールで、日本中の金融のプロや経営者に使われています。本ブログで、良質なコンテンツを一部ご紹介していきます。

第一弾は「葬式」ビジネスについての業界動向。いやー、知らない世界です。これ、ウェブでできることあるんじゃないかな…。



約10年で売上高は2倍に



スクリーンショット 2013 08 05 20 54 51

葬儀業の売上高は、2001年には2,700億円でしたが、2011年時点で5,400億円にまで成長しているとのこと。ちょうど10年で2倍になっていますね。市場規模は約6,000億円。

また、1葬儀あたりの単価も減少しているそうです。以下、SPEEDAより解説を引用。

1葬儀あたりの単価が減少している背景には、死亡年齢の上昇による老々葬儀の増加により、少人数での葬儀や家族葬、直葬(火葬のみの葬儀)が増えていることがある。

従来の葬儀費用が高すぎたという見方もあり、今後も葬儀単価は減少を続けると見られるが、死亡者数は2050年以降まで上昇を続けるとの推計(国立社会保障・人口問題研究所)もあり、葬儀市場規模自体は拡大すると予想されている。


2050年まで死亡者数は増えつづけるって、何だかすごい話ですね…。





トップシェアでも2%



市場としては伸びることが期待される一方、独特の市場構造であることにも注意する必要があります。なんと業界トップでも市場シェアは2%。

葬儀は、宗教や地元の権力者が絡むなど地域性の強い業務であるため、地元基盤の中小企業が占める割合が多い業界。トップシェアの燦ホールディングス(傘下に公益社、葬仙、タルイ、デフィ、エクセル・スタッフ・サービス)ですらシェア2%に満たず、続く平安レイサービス、ティアなどを含めても約3%のシェアである。





大資本の参入も始まっているとのこと。ベンチャー企業がドンピシャで新規参入するのはかなり難しそうな印象です。

 近年では、異業種大手企業の参入が本格化してきている。イオンは2009年9月から、400社の葬儀社と提携して葬儀サービス提供を開始した。 必要品の一括仕入れによって費用を少なくとも40%引き下げることを目指すとし、3年以内に本市場の10%を握り、年間で最大11万件を受注したいとしている。





ちょうど先日、とある葬儀に立ち会ったのですが、何だかまだまだ不便な部分があるように感じました。

幸いその機会はないのですが、喪主をやってみると、きっとさらに課題が見つかるんでしょうね。たとえば葬式の式場レビューサイトのようなものは、今後求められてきそうです。予算感はもちろん、どこに頼めばいいのかまったくわからん…。




SPEEDA」にはこうした専門的な情報がわかりやすいインターフェイスで蓄積・更新されています。業務の中で業界分析、企業分析を行う方(証券アナリスト、経営企画、ライターなど)はぜひトライアル利用してみることをおすすめします。月額は12万円と安くないですが、業務によってはその価値は大ありです。

参考までに、導入状況を。大手銀行トップ5社って、いわゆるメガバンクのすべてに入っているということですかね…。

スクリーンショット 2013 08 01 11 33 27






SPEEDA