あまり知られていないですが、メディア運営の極意のひとつに「ヤフトピ関連記事を狙う」というテクニックがあります。





数千PVのアクセスをもたらす「ヤフトピ関連記事」



Yahoo!トピックスとは、月間約70億PVを稼ぐYahoo!のトップページにセレクトされるニュースを指します。

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各ニュースをクリックすると、「トピックス」のページに移動します。

トピックスページはこんな感じ。本ニュースがいちばん上に太字で掲載されており、その下部に、ニュースの理解を促す「関連記事」が表示されます。ここが狙い目なのです。

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関連記事に掲載されると、ページビュー数でいうと500〜10,000程度のアクセスが、数時間のうちに流れ込みます。同時アクセスで300を超えることも普通にあります。脆弱なサーバーだと落ちますね。

うちは年間で15回程度、ヤフトピ関連記事の特需を頂いております。個人ブログとしてはけっこういい成績なんじゃないかと思います。


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ちなみに、ヤフトピ関連記事にセレクトされた日は、晩酌が金麦ではなくエビスになります。どうでもいいか。




ヤフトピ関連記事の狙い方



では、どのようにしてヤフトピ関連記事を狙えばいいのでしょう。論より証拠、実際にヤフトピ関連記事に選ばれた記事をリストアップしてみました。





一件200万円は高いのか?養子縁組の費用について調べてみる
Facebookのいいね!を売る業者
[有料メルマガ] 津田マガ読者数は8,000〜9,000人、ホリエモンは1.5万人
「NPOで働く」3つのメリット
「クローン」サービスを展開する謎の企業「Rocket Internet」とは




1. 資料価値の高さ



まず一つ言えるのは、資料価値の高さ。他のサイトでは掲載されていない、マニアックなデータや事実を扱った記事は関連記事に入りやすいです。

[有料メルマガ] 津田マガ読者数は8,000〜9,000人、ホリエモンは1.5万人」という記事は、そのわかりやすい例でしょう。NAVERまとめの「全文書き起こし」を編集した記事ですが、この切り口で情報をまとめているメディアは、このブログ以外に存在しないはずです。

「クローン」サービスを展開する謎の企業「Rocket Internet」とは」という記事も、比較的資料価値が高い内容となっています。今はぼちぼちロケットインターネットについての記事も増えてきましたが、この記事が取り上げられた当時は、ぼくのブログが唯一の解説だったはずです。

というわけで、まずは「価値ある資料」を作りましょう。具体的には、マニアックなデータや考察、事例の解説などが、ヤフトピ関連記事に取り上げられやすいコンテンツとなります。




2. 意見の独自性



個人ブログレベルだと、概ね資料価値が認められることが大半ですが、「意見の独自性」が歓迎されることもあります。

上のリストだと「「NPOで働く」3つのメリット」という記事がそれに当たるでしょうか。これは資料というよりは、あくまでぼくの個人的な意見ですが、ヤフトピ関連記事にセレクトされました。

ただ、経験的に言って、意見の独自性によってセレクトされることは、そう多くありません。これを「狙って」いくのはなかなか難しいでしょう。参考程度にとどめておいてください。




3. 「Yahoo!ニュース個人」のオーサーになる





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最後は誰にでもできる話ではないのですが、「Yahoo!ニュース個人」の執筆権限を付与されると、関連記事の掲載ハードルはガクッと下がります。

Yahoo!ニュースの運営側も、できるだけ外部サイトに流すのではなく、Yahoo!サイト内にトラフィックを回流させたいという狙いがあるのでしょう。データを開示してはいけないらしいのでお見せできないのですが、個人ブログに比べると、「関連記事」のヒット率は格段に良いです。

「Yahoo!ニュース個人」の著者は、編集部がセレクトするかたちとなっています。オーサーは着々と増やしているようなので、独自性の高いコンテンツを実直に発信しつづけていけば、そのうち彼らから声が掛かるかも…。

参考までに、つい先日、親しくさせていただいているCSRコンサルタントの安藤さんがオーサーに抜擢されていました。安藤さんはCSR業界では有名人ですが、(失礼ながら)一般には有名な方というわけではありません。こういう専門的な著者が歓迎される空気感がありますね。


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というわけで、中小規模のブログにできることとしては「1.資料価値の高さ」を打ち出していくことに尽きると思います。それが重なっていくと、「『Yahoo!ニュース個人』のオーサーになる」という選択肢も出てくるかと思います




最後に余談。データを公開してはいけないのが残念きわまりないですが、「Yahoo!ニュース個人」はかなり美味しい媒体です。月によっては、「Yahoo!ニュース個人」が、このブログの月間アクセス数を上回ることもあったりします。もっとうまく活用していきたいところ…。




このテーマに関心があるなら、こちらは必読!ウェブマーケティングやる人間なら抑えておきたい一冊です。



合わせてこちらも。「「ネットニュース」「テレビ」「ヤフー・トピック」の威を借る」という項がある通り、ヤフトピについての言及もある、実践的なマーケティング本です。