ややマニアックな話ですが、感慨深いので書いておきます。

カトゆー家断絶ニュース更新終了に対しての反応 まとめ - Togetter




「個人ニュースサイト」時代の終わり



今から12、3年前の2000年、「個人ニュースサイト」というジャンルのウェブサイトが一世を風靡した時期がありました。

かくいうぼくも「NuBoNBa」という個人ニュースサイトを運営しており、自慢じゃないですが、このジャンルでは相当先駆的な立ち位置を取っていました。月間PVは50万くらいあったはず。懐かしのReadMe!でも10〜30位に入っていました。

当時はまだブログ(CMS)もない時代ですから、HTMLファイルを手書きし、FFFTPでその都度アップデートしていました。ホームページビルダー使ってた人も多かったと思われます。サイト数自体が少なかったので、今よりも格段に読んでもらいやすかったですね。




「個人ニュースサイト」が台頭した背景には、「気軽に楽しめるニュースサイトがない」という問題があったのでしょう。つまり、あの当時はニュースサイトといえば大手の「Yahoo!ニュース」くらいなもので、ネットやサブカルが好きなユーザーが「なんぞこれwww」と楽しめる情報が、一カ所に集まっていなかったのです。

個人ニュースサイトは、大手のニュースサイトと違い、アニメやゲーム、マンガやネット文化(主にFlash作品)といった情報を主に扱います。隔世の感がありますが、2000年代当初は、こういう立ち位置のサイトがほとんどありませんでした。

一世を風靡した個人ニュースサイトですが、情報源が多様化したこと、ブログやツイッターといった新しい情報発信ツールが普及したことによって、少しずつ衰退の道をたどっていきます。当時の有名サイトのなかで未だに更新をつづけているのは、もう5〜6サイト程度なのでは。




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(更新を続ける個人ニュースサイト大手「か〜ずSP」)




で、大手サイトのひとつであった「カトゆー家断絶」が、突然の更新停止を宣言しました。ついにカトゆー家まで…。

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とはいえ、個人ニュースサイトは未だに強いトラフィック誘因力をもっており、たった一行取り上げられるだけで、数千PVを流し込んでくれる存在でもあります(アクセスアップのために抑えておきたい「個人ニュースサイト」という導線)。

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コアな読者は残っていると思われるので、まだしばらくは灯火は消えることはないでしょう。ニーズは間違いなくあるので、ここからうまくアプリ化なんかして、スマホ対応に成功すると、もう一度火が燃え盛るかも…?




データがあるわけではないですが、肌感覚としては、2chまとめサイトに読者を取られている印象があります。個人ニュースサイトも、いってみれば「まとめ」ですからね。2chまとめはエンターテイメント性が高く、閲覧性も良いですから、やっぱり読者は流れてしまうのでしょう。




昔はこういう作品を観て、大笑いしていたんですよねぇ。なんと懐かしい…。